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#3「置き物」にならない。 新人ならではの意見を発信 新人ならではの目線を生かせば、 チームに貢献し、存在価値を発揮できる”社会人1年目の働き方”

■「置き物」になっていませんか?

たとえば、所属している部署での会議や打ち合わせの場。あなたは隅っこでひっそりと「置き物」になってしまっていませんか?「新人の自分が口をはさむべきではない」と遠慮して、ひたすら聞き役にまわっていませんか?それだと、あなたの存在価値はなくなってしまいます。

いちばん『ユーザー目線』に近い

私も最初のころは「置き物」でした。今の私にできるのは上司や先輩の会話を聞いて学ぶことだけ、と思っていました。でも、当時の上司からこう言われたのです。
「おまえはこのメンバーの中で唯一のシロウトなんだ。いちばん『ユーザー目線』に近いんだから、その視点で思ったことをどんどん発信してくれ

今のうちだからこそ言える新鮮な意見・提案

社会人経験を積んでいくと、ビジネス社会の常識とか業界のルールなどが染みついていきます。その点、新人には、会社の利害にとらわれない、「欲しいものは欲しい。いらないものはいらない」という一消費者の感覚が残っています。それを生かさない手はありません。

新人の今のうちだからこそ言える新鮮な意見、提案があるのです。それを発信することで、チームに貢献することができるのです。

生意気?そこは言い方次第

「意見を言ったら生意気だと思われないかな?」という不安もあるかもしれません。そこは言い方次第。「私が思うには、それは○○ということではないかと思うのですがいかがでしょうか」「私は○○という部分に疑問を感じたのですが、どう解釈すればいいでしょうか」といったように、新人らしく謙虚な姿勢も見せつつ、でも堂々と意見を発信していきましょう。

もりちからのメッセージ


『後悔しない社会人1年目の働き方』
仕事場でのルール、「社会」のオキテ、気配りの作法、モチベーションの保ち方、挫折した時の復活の仕方などについて、自身の経験や後輩指導の経験はもとより、企業トップ・人事担当の視点も持つ森本千賀子ならではの考え方・アイデアを伝授します。


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