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学校での次亜塩素酸の消毒は効果ない?

毎日新聞でこのような記事が17日に公開された

記事には 経済産業省からの勧告として 次亜塩素酸の消毒液は効果がないとして 教育現場では混乱が起きている。
また、アルコールに対して拒否反応を示す人もいるため 学校は薬剤の使用に関してとてもシビアになっていることが考えられる。

アルコールではなく次亜塩素酸を使う理由

アルコールを飲むと顔や体がまだらに赤くなる人がいます。
この症状はアルコールアレルギーと呼ばれ、息苦しさや喉のつまり、かゆみ、蕁麻疹などを伴う場合もあります。このような症状が出た場合
一概には言えませんがアルコールアレルギーと呼ばれる場合があります。
学校の生徒にもこのアルコールアレルギーの生徒がいる可能性を考慮して次亜塩素酸なのです

次亜塩素酸って何?

「次亜塩素酸」
塩素のオキソ酸の1つで、塩素の酸化数は+1である。組成式では HClO と表されるが、水素原子と塩素原子が酸素原子に結合した構造 H-O-Cl を持つ。不安定な物質であり、水溶液中で徐々に分解する。次亜塩素酸および次亜塩素酸の塩類は酸化剤、漂白剤、外用殺菌剤、消毒剤として利用される。

次亜塩素酸水は作るプロセスから「電解水」と呼ばれることもあり、こちらの名称の方が一般的かもしれませんね。この次亜塩素酸水、じつはカット野菜の洗浄や医療機器の消毒、農薬などとしても使われており、意外と身近な存在なんです。最近では公共交通機関や観光施設などの空間消毒にも使われることが増えています。厚生労働省においても次亜塩素酸水は食品添加物の認可を受けており、その安全性はしっかりと保証されています。無色の液体で見た目には水と変わらず、わずかに塩素のにおいが感じられるくらい。同じ消毒液であるアルコールなどと比較すると手荒れなどを引き起こしにくく、人体への影響も少ないのが特徴です。

次亜塩素酸の使いすぎも要注意

良く学校や職場に 次亜塩素酸の水溶液が入っている加湿器や空気清浄機を目にしますが、いくら抗菌作用があるからっと言って教室中に巻いていいわけではありません。粘膜に多量に付着すると炎症を起こします。
良くあるパターンとして、次亜塩素酸の水溶液を使って床をきれいにした後
空気清浄機にも次亜塩素酸をセットするパターンです。
次亜塩素酸は気化して人体に入ります。床からも空気清浄機からも
そうすると 目がショボショボしてきたり喉の痛みなどが発生します。
その場合、次亜塩素酸が巻かれていない屋外や別室で休憩しましょう!

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