「"豊かさ"とは何か」という問いから考えたこと
こんばんは、森本です。
先日、仕事からの帰り際に同僚から「あなたにとっての"豊かさ"って何って聞かれたらどう答える?」とたずねられました。
この問いは面白いなぁと思い、これは自分の言葉で言語化しておく価値があるなと思って、ハイボール片手にパソコンに向かっています。
今回は「"豊かさ"って何?」という問いから得られた着想をもとにその本質を僕なりの考えでまとめてみたいと思います。
結論
いきなり結論です。
僕なりの「"豊かさ"って何?」の問いの本質は、自分につながることだと思います。
詳しくはこちら。
前回書いたブログとも、かなりリンクするなと思ったのでまた続きを書きたいなと思いました。
10人いれば、十通りの「豊かさ」の定義があり、捉え方があるはずです。これは食べるものに困らず、モノが溢れた現代だからこそです。自分の命の危険を感じることがないし、物質的に足りないと感じることが減っています。
だからこそ、「あなたにとっての”豊かさ”」とはという問いが成立するし、「自分につながる」ことで、自分はこれが豊かだと感じるんだと言えることが物凄く大事だなと思うわけです。
他者との比較で自分をとらえてしまう罠
自分にとっての「豊かさ」を考えるときに邪魔になるのが、他者と比較して自分をとらえてしまうという思考だと思っています。
いわゆる隣の芝生が青く見えるというヤツです。
ー SNSで発信をしている他の人がまぶしく見える
ー 頑張っている身近な人と勝手に比べて劣等感を感じてしまう
ー 自分には価値がないと思い込んでしまう
このあたりは、他者とつながりすぎてしまっている時代の弊害なような気がしてなりません。
こんなことを書いている私も、例えば今書いているnoteのフォロワーが増えたりしたら嬉しい気持ちになることがあります。分かりやすい数字に反応してしまっているなと自覚しています。
これが行き過ぎると完全に自分を失ってしまう可能性があるなと時々怖くなることがあります。
他者との比較ではなく、自分はどう在りたいのかを大事にしないといけないなぁと感じます。
豊かだなと感じる瞬間は近くにある
「豊かさとは何か」という問いから、自分にとって豊かだなと感じる瞬間を具体的に考えてみました。
自分の場合は、かなり日常に立脚したものばかりで、かなり近いところにあるなという感じがしました。
いくつか紹介すると、、、
例えば、朝すごく天気がいいときに庭のデッキでコーヒーを飲んでいるだけですごく豊かだなと感じたりします。
ゆっくり時間が流れて、今この瞬間の空気感を独占できている気持ちになります。
他には、庭で家庭菜園をしているんですが、育てている野菜が大きくなったのを眺めているだけで豊かだなと感じたりします。
自分なりに試行錯誤して、うまくいったりいかなかったりするんですが、その過程を楽しんでいたりします。
他には、一人でのんびり釣りをしている時も豊かな時間だなと思いますし、家族4人で「楽しいな」と感じる瞬間を過ごせているときも豊かだなと感じますね。
ちょっと違う観点でいうと、友だちや仲間と新しいことに挑戦したりしている瞬間も豊かだなと感じたりします。文化祭のノリというか、みんなで目標に向かってあれこれやっているのが昔から好きなんだと思います。
、、、みたいに、豊かだなと感じる瞬間はほとんどが日常的に周りで起きていることばかりだったりします。
ただ、その瞬間をどうとらえるかは、その人の感性みたいなものだと思っていて、「自分とつながる」ことで自分がどんなことに対して、どんな感情が起こるかを知ることが「豊かさ」を見つける一歩目なんじゃないかと思っています。
最後に
そろそろまとめに入ります。
残念ながら日本は世界の中でどんどん力を失なっていて、おそらくこの流れは止まらないでしょう。
教育に関わる人間の端くれとして、自分が関わる子どもたちの未来や我が子の未来は幸せであってほしいと思います。
「こうすればお金持ちになれる」とか「こうすれば成功できる」みたいな道を選ぶのも一つの選択ですが、残念ながらほとんどの人は凡人であり、社会を動かすほどの影響力を持つことはできません。厳しい現実です。
だからといって卑屈になるんじゃなくて、「俺はこれが好きだなぁ」とか「私はこの瞬間がたまらないんだなぁ」みたいに感じれる生き方もむちゃくちゃ価値があると個人的には思っています。
少なくとも今の自分は自分の人生を自分で選んで歩めている感覚を持てているし、「悪くないじゃん」と思えています。
ー あなたにとっての「豊さ」って何ですか?
こんな風に聞かれたら、あなたはどう答えますか?
今度一緒に飲みながら教えてください。
ーーーーーーーーーおしらせーーーーーーーーー
コーチングセッションを受付してます。
教育や子育てを通じて、今をより良くして楽しみませんか?
気に入っていただけたらサポートをよろしくお願いします😊 心の中で「ありがとう」と全力でお伝えさせていただきます!!