自分につながる
こんにちは、森本です。
現在は東京から福岡までの飛行機の中。時間もあるので、iPhoneのメモ帳を使って少し書いておきたいと思います。
東京には一泊二日で行ってきました。教育関係者向けの研修の最終回。ずっとオンラインだったんですが、最後はみんなで集まりましょうというやつです。
ちなみに受けていた研修はこちら。
「組織改革」がテーマ。自分にとっては本当に有意義な内容でした。
もの凄く内容をざっくり説明すると「徹底的に自分に向き合う」ことです。研修の中で使われていた「自分につながる」という表現のほうがしっくりくるので、ここからはその表現で。
「組織改革」なのに「自分につながる」ってイマイチ繋がらなかったんですが、ようやく理解出来始めている自分が居ます。
今、感じていることを記録に残しておきたいと思います。自分の整理も兼ねて、、、
「自分につながる」とは
半年間、研修のたびに「自分」について向き合ってきました。
気づけば研修の時だけでなく、日常的にも自分にベクトルを向け続けるようになっています。
自分に起きている感情について自覚し、認め、時には自分を許す作業の連続です。
気づいたのは自分にはこれまで自覚してこなかった感情やニーズがたくさんあったのだということ。
恐れや不安といった感情から生まれるネガティブな面に無自覚のうちに蓋をし、見ないようにしていました。
きっと誰しもが持っているのだと思います。
自分の嫌な面や弱い部分を自分で認識し受け止めるにはそれなりの傷みを伴います。そりゃ避けて通りたいですよね。
しかし、この無自覚な「自分」が、人に向き合う外向きのエネルギーとして無意識に出てきてしまいます。時にはマイナスの形で。
だからこそ、「組織」に向き合う前に、子どもたちに向き合う前に、まずは「自分」なのです。
「自分につながる」ことで知れた自分がたくさんあります。
教育者として、子どもたちに関わる以上、自分のことを深く深く知っていくことは最初の一歩目であるとすら思います。
「子どもたちに対峙し、学びを届けようとしているオマエはそもそもどうなんだ?」
と、もう一人の自分が叫んでいます。自分の在り方、生き方の探究ですね。
教育者としての前に一人の人間として。
「自分につながる」ための勘所
ここまで書いてきて、なんだか「こいつ頭がおかしくなったんじゃないか」と思われてるんじゃないかと心配になってきました。
うまく伝わってないんじゃないかなぁ。
どうしても感覚的なので言語化が難しいんですよね。
アウトドアが好きな方は焚き火とかするじゃないですか。あの時間って炎を見ながらひたすらゆっくり流れる時間を楽しみますよね。
あの瞬間に起こっている感覚に近いのかな。強いて言えば。
「自分につながる」とは、自分の内面に意識を向けるので、時間に急かされるような状態やあまりにも日常が近くにありすぎると難しいように思います。
そう感じるようになってから、自分にとって心地よいと感じれる瞬間を意図的に作るようにし始めました。
これは人によって違うと思うんですが、僕の場合は時間がゆっくり流れると感じれる瞬間を作るということでした。
僕の場合、身近に自然を感じれる瞬間があるのは最高の環境でした。田舎、万歳。
庭で焚き火もできる。家庭菜園で土を触り野菜の成長を日々観察できる。釣りもいいですね。
時間を忘れてゆっくり思考ができる環境を作ることが大事だなと思います。
人間はつくづく環境に支配される生き物ですよね。環境が変われば頭を巡る思考の流れが変わります。
どんな状況を作れたら「自分につながる」状態を作りやすくなるのかを知っておけると良さそうです。
なんだかとりとめもなく書いてしまいました。特にいいオチもつけられなさそうなのでそろそろ終わりにしたいと思います。
最後に一つだけ。
今日、一緒に研修を受けてきたメンバーが、口々に自分のことを話しながら、そう気づかせてくれた他者への感謝を話していました。
自分とつながり、自分の弱さを受け入れられると人は人に優しくなるんだなぁと思いました。
お互いにリスペクトし、理解しようとする優しい世界でした。
そんな世界が僕は好きです。
僕も少しは人に優しくなれたかな。
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