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読書日記

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読書記録をまとめました。
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2022年10月の記事一覧

【読書感想】『ノーベル文学賞にもっとも近い作家たち』を読んで

青月社編 青月社 2014年出版  面白そうな本だな、と出版された時から思っていたんだが、機…

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【読書感想】ジャーナリズムのゆくえー森達也 望月衣塑子『ジャーナリズムの役割は空…

森達也 望月衣塑子 集英社新書 2021年出版  クレヨンハウスのゲスト講演に森達也さんの名…

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【読書感想】自己セラピーとしての占い―鏡リュウジ著『タロットの秘密』を読んで

鏡リュウジ著 講談社現代新書 2017年出版  占いというものを全く信じてなかったのが、絶望…

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【読書感想】ファッションはカルチャーであるー栗野宏文著『モード後の世界』を読んで

栗野宏文著 扶桑社 2020年出版  図書館の棚に刺さっていたから読んでみた。割と最近出版さ…

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【読書感想】同世代のリアルー松田青子著『男の子になりたかった女の子になりたかった…

松田青子著 中央公論新社 2021年出版  出版されている松田青子の本を全部読んでみようと思…

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【読書感想】「わからない」の肯定ー橋本治著『「わからない」という方法』を読んで

橋本治著 集英社新書 2001年出版  図書館で本棚みていたら、出会った。最近気が付いたのだ…

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【読書感想】子ども時代の再構築ー河合隼雄著『泣き虫ハァちゃん』を読んで

河合隼雄著 新潮社 2007年出版  母が一番好きな本と、この本のことを言っていたので読んでみた。  最近、母が身辺整理していて、実家の本がどんどん捨てられていくので、見かねて、今のうち、母が読んだ本で興味のある本は、とっておこうと思っている。  自伝的な小説だけど、あとがきは河合さんの奥様が執筆していて、限りなく本人近いといっていた。  ハアちゃんが小学四年生のころの小学校や兄弟や家の様子が描かれている。彼の家族の会話や、兄弟と川に水遊びしに行ったこととか、当時の思

【読書感想】思春期の娘ー伊藤比呂美著『伊藤ふきげん製作所』を読んで

伊藤比呂美著 新潮文庫 2004年出版  娘が13歳の頃のことが書かれた古い伊藤比呂美のエッ…

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【読書感想】村上春樹の好ましさー『女のいない男たち』を読んで

村上春樹著 文春文庫 2016年出版  「ドライブ・マイ・カー」という映画を観たので、村上春…

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【読書感想】黒人の歴史をたどる―ヤア・ジャシ著『奇跡の大地』を読んで

ヤア・ジャシ著 峯村利哉訳 集英社 2018年出版  黒人の歴史を何世代にも渡ってさかのぼっ…

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【読書感想】小説における現代性ー松田青子著『おばちゃんたちのいるところ』を読んで

松田青子著 中公文庫 2019年出版  松田青子さんの小説が好きで、これはぜひ読まねばと思っ…

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【読書感想】自治体について思うことー岡田憲治著『政治学者、PTA会長になる』を読ん…

 岡田憲治著 毎日新聞出版 2022年出版  今住んでる団地に引っ越してきて15年くらいたつが…

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