記事一覧
タロット 15:悪魔(The DEVIL)悪魔は悪者か?~”常識”を超えた先の願いを叶える異端者の物語
本日のカードの解釈は悪魔。
悪魔も塔や死神と並んで嫌なカードですよね。
このカードが出たら身構えてしまう方も多いかもしれません。
塔の記事はこちら(塔も良い意味あります、の記事)
ですが、悪魔もそんな悪悪しい意味だけではありませんよ!
悪魔は「常識を越える欲望に対して抗えない力を持つ=叶えてしまう」みたいな意味や力を持っています。
常識って、誰の・なんの常識でしょうね??
その常識って正
タロット19:太陽(The SUN) 高貴な太陽の輝きは「約束された祝福」
星、月と続いて惑星3カード、最後の太陽です。
太陽は暖かさと光を与え、地球上の全てを平等に照らし続けます。
結論、太陽の役割はその誕生の時から変わらず、タロットカードの太陽の解釈もあまり変わりません。
太陽のカードは、後から追加されたカードだと言われています。
そして太陽のカードはイラストは時代や地域によって変わってきました。
折角なので、太陽のカードの変遷も見ていきませんか?
19:The
タロット18:月(The MOON) それは忠犬のアドバイスか、狼の囁きか?惑わせられる月夜の物語
星に続いて本日は18:月 The MOON。
月は星や太陽のカードと同じように、後に加えられたと言われるカードです。
と言うことで、割と絵柄が自由というか、絵柄の採用における解釈は時代や流派によって異なります。
というかマルセイユ版〜RWSあたりからは伝統的なタロットの月のカードはバッサリと切られています。
こういうのを見ると「タロットの意味はそのデッキに準じる」と思ってしまいます。
です
タロット17:星(The STAR) 星からの贈り物は”エルピス”という名の預言書
塔に続くカード、17:星 The Star のお話です。
17:星のカードは「希望のカード」とも言われてたりしますね。
ただ、ウェイト版を作ったウェイトさんも、星のカードを「単なる希望」として安っぽく読まれることは否定しています。
クライアントさんからも「星と太陽の違いって何ですか?意味が近いですよね?どっちが良いんですか?」と聞かれることがあります。
確かに「希望」を中心とした解釈だと、確
タロット 1:魔術師(The MAGICIAN) 大道芸人から出世階段し「魔術師」という大役を掴んだ、可能性のカタマリの男の物語
本日は大アルカナの1番目、魔術師(Magician)について。
黄金の夜明け団によって神秘的な性格と役割を与えられた男、「取るに足らないようなつまらない大道芸人」が「可能性無限大の若い魔術師」となるまでの出世階段のストーリーをご紹介します。
先ずは、魔術師の一般的な意味を知らべてみるwikiの説明だと割と平凡な言葉が並びますね…(意外)。
私(主に事業系や仕事系のタロット占いを行うもの)が読
タロット 16:塔(The TOWER)には本当に悪い意味しかないのか?~”神の家”を出る2人の物語
タロットの16番目、「塔(タワー)」どんなイメージがありますか?
クライアントさんとの占いでタワーが出た際に、クライアントさんから「がーん。タロットの塔って、一番悪い最凶カードなんですよね?」と言われたことがあります。
え?
そうなんですか???
違いますよー!!
良くない意味の場合もありますが、そうとも言いきれませんよ!
転職とか異動でもよく出ますよ。
しかも別に転職・異動先が悪いって意味
たぶん世界で最もポピュラーなタロットデッキ:ライダー・ウェイト・タロット _ 独断と偏見でタロットデッキを紹介
Rider Waite Tarot
独断と偏見でタロットデッキの紹介。
初回はこれを書いておかずしては通れないだろうと思われる、ライダーウェイトタロットをご紹介します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ライダー・ウェイト・タロット Rider-Waite Tarot
作者: Arthur E. Waite, Pamela Colman-Smith
初版:1909年
タイプ