こまちかぐや

こんにちは、初めまして。この度「かぐや」改め「こまちかぐや」に改名します。 恥ずかしな…

こまちかぐや

こんにちは、初めまして。この度「かぐや」改め「こまちかぐや」に改名します。 恥ずかしながら、すでに「かぐや」さんがいらっしゃったことに、最近気が付きました。 発想力が乏しく、暫くコレでお願いしたいと思います。 「かぐや」でフォローしていただいた皆様、ご迷惑おかけいたしました。

記事一覧

  「シザーハンズ」に思うこと

先日のこと。 とある情報番組で「今日10月10日は”手の日”です」と言っていた。  (スイマセン、正確には”手と手の日”でした。) 50を過ぎた私には10月10日と言えば 長…

4

  ただのひと言

私は親から一度も誕生日を祝ってもらったことがない。 小学生のとき 初めて招待された誕生会。 プレゼントを渡すことすら知らなかった。 そのことを あなたに話したら「そ…

こまちかぐや
1か月前
32

   はなとゆめ

8月も終わりかけの先日、 偶然花火の映像を観た。 『花火』のはじまりは〈のろし〉といわれている。 古代中国で火薬が発明され中東に渡り、 その後 中世のイタリアで色付…

こまちかぐや
1か月前
25

     フォースのゆくえ

『最後の1ミリを決めるのは自分』 何かで 読んだか聞いたかは忘れてしまった この 最後の1ミリが善か悪か、前進か後退か、 勇気なのかプライドなのかは 人それぞれ立場…

こまちかぐや
2か月前
24

     東京タワー

今年 現地日時 7月26日 フランス、パリでは100年振りに夏季五輪が開催された。 各国選手団は船でセーヌ川の流れに乗り エッフェル塔へと集った。 パリのシンボルといえば…

こまちかぐや
2か月前
41

  いま、そこにだけ降る雨

梅雨だと言うのに、全く雨が降らない。 … と思いきや、いきなりザバーと降り出した。 雨は嫌われものだが私は好きだ。 雨音は耳に優しい。 夜、 雨音を聴きながら眠りにつ…

こまちかぐや
3か月前
37

    お国柄

37歳の時、仕事を辞めて語学留学をした。 「その齢で・・・」 と、言われた時 「え、私って齢なの?・・・」と思った。 37歳を齢と思うか否かは人それぞれだが、それまで、…

こまちかぐや
3か月前
35

腐ってどうする

あれは昨年のことだったろうか、それともさらに前だったろうか・・・ ふと立ち寄った図書館で『今月のコレ』的なタイトルのついた棚に陳列されていた一冊の本。 正確な本の…

こまちかぐや
4か月前
69

いつか、きっと・・・

もうかなり昔のことになる。 美容院で差し出された雑誌の中にこんな記事があった。 ー『アウト・オブ・デプス』という英語の表現がある。自分が今、直面していることが、明…

こまちかぐや
4か月前
39

はじめまして

初めまして、この度noteデビューさせていただきました〈かぐや〉と申します。 50代にして大学生(通信制)を謳歌しております。 Xやインスタというのは苦手です。が、何か…

こまちかぐや
4か月前
44
  「シザーハンズ」に思うこと

  「シザーハンズ」に思うこと

先日のこと。
とある情報番組で「今日10月10日は”手の日”です」と言っていた。
 (スイマセン、正確には”手と手の日”でした。)
50を過ぎた私には10月10日と言えば
長らく「体育の日」だったのだが…。
いつから、そんな日になっていたのだろう
しかも
「なぜ手なのだろう」と、不思議に思った。
だが
両手を広げて前に出してみれば・・・確かに「10」だ。
そういうことなのか、と自分なりに納得してお

もっとみる
  ただのひと言

  ただのひと言

私は親から一度も誕生日を祝ってもらったことがない。
小学生のとき
初めて招待された誕生会。
プレゼントを渡すことすら知らなかった。
そのことを
あなたに話したら「そうだよ」と、
当り前のように返された。
「手ぶらだったのは自分だけだった」
と言ったら
「おめでとうって言うだけでいいでしょ」
と、あなたは言ったよね。
でも、
私には一度も言ったことがなかったよ。

ただのひと言、
そう、たった一度だ

もっとみる
   はなとゆめ

   はなとゆめ

8月も終わりかけの先日、
偶然花火の映像を観た。

『花火』のはじまりは〈のろし〉といわれている。

古代中国で火薬が発明され中東に渡り、
その後
中世のイタリアで色付きの花火が開発されたそうだ。
もちろん
当時は珍しいだけでなく、非常に高価なものであり
一部の特権階級の人が催しごとで使うものであった。

そんな花火が日本で初めて催されたのは江戸時代に入ってからだそうだ。

当時、大飢饉によって亡

もっとみる
     フォースのゆくえ

     フォースのゆくえ


『最後の1ミリを決めるのは自分』

何かで
読んだか聞いたかは忘れてしまった

この
最後の1ミリが善か悪か、前進か後退か、
勇気なのかプライドなのかは
人それぞれ立場によっても変わるだろう

その
最後の1ミリを、

私は道理でありたいと思っている

その時々の立ち位置で
右にも左にも変わり得るものではなく

どこの
どのような立場であっても変わらない
「人としての道理」でありたいと思うのだ

もっとみる
     東京タワー

     東京タワー

今年
現地日時 7月26日
フランス、パリでは100年振りに夏季五輪が開催された。
各国選手団は船でセーヌ川の流れに乗り
エッフェル塔へと集った。

パリのシンボルといえば、私にはエッフェル塔だ。
他にもシンボル的存在は沢山あるが、
お土産のキーホルダーに手が伸びるのは、やはりエッフェル塔なのだ。

そして
いま私が住んでいる東京には世界屈指のタワーがある。
パリのシンボルがエッフェル塔ならば

もっとみる
  いま、そこにだけ降る雨

  いま、そこにだけ降る雨

梅雨だと言うのに、全く雨が降らない。

と思いきや、いきなりザバーと降り出した。
雨は嫌われものだが私は好きだ。
雨音は耳に優しい。
夜、
雨音を聴きながら眠りにつくのが何とも心地よいと感じるのである。
何より
空から降り注ぐ水の糸は、見ていると
何か懐かしさのようなものを
私に感じさせているように思えて仕方がないのである。

『雨には忘れられた何ものかが含まれている』
という話を読んだことが

もっとみる
    お国柄

    お国柄

37歳の時、仕事を辞めて語学留学をした。
「その齢で・・・」
と、言われた時
「え、私って齢なの?・・・」と思った。
37歳を齢と思うか否かは人それぞれだが、それまで、何をするにも自分のことを"齢"と思ったことが
恥ずかしながら一度もなかった。

渡英し1カ月が過ぎたころだった。・・・事件が起きたのは。
その日はテストがあった。朝早く目覚めた私は、そのまま早めに家を出て、市内の図書館に向かった。な

もっとみる
腐ってどうする

腐ってどうする

あれは昨年のことだったろうか、それともさらに前だったろうか・・・
ふと立ち寄った図書館で『今月のコレ』的なタイトルのついた棚に陳列されていた一冊の本。
正確な本のタイトルは忘れてしまったが、その題材となった事件なら良く覚えている。
『秋葉原無差別殺傷事件』
二〇〇八年に都内で起きたこの事件の被告には、のちに死刑判決が下される。
その判決が下されたという報道を、私は仙台市内のホテルで知った。
もう、

もっとみる
いつか、きっと・・・

いつか、きっと・・・

もうかなり昔のことになる。
美容院で差し出された雑誌の中にこんな記事があった。
ー『アウト・オブ・デプス』という英語の表現がある。自分が今、直面していることが、明らかに手に負えない、経験が足りない、体力が持たない、実力を超えているー
など、そういう状況をいうのだそうだ。そのような状況において、人は自分の存在がいかに小さいかを悟らされるのだ、と。そういう状況は社会の場ではいくらでもある。
「できれば

もっとみる

はじめまして

初めまして、この度noteデビューさせていただきました〈かぐや〉と申します。
50代にして大学生(通信制)を謳歌しております。
Xやインスタというのは苦手です。が、何か自分でも発信してみたくなり、文字だけなら自分でも出来そうだと思い
勝手に気のままにエッセイや詩を載せていこうと思います。
ふ~んこんな考えの人もいるんだぁ…程度に眺めて頂けるとありがたいです。緩く長く続けられるよう頑張ります。