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【読書記録】サクッとわかるビジネス教養 マーケティング/阿久津聡

はじめに

図書館で借りました。イラストで説明されていて分かりやすい!

4月からマーケティングの部署に所属することになり、関連する書籍をたくさん読んでいます。

図書館で分かりやすそうな本があったので借りてみました。

以前から、この『サクッとわかる』シリーズが好きで、たくさん読んできました。

分かりやすくて、タイトル通り、概要を大まかに知るにはピッタリ。

ポイント

  • マーケティングが目指すのは『三方よし』

  • 売り手目線の『4P』、買い手目線の『4C』

  • マーケティングは時代とともに変化し、近年は顧客体験価値(UX)を高める"マーケティング5.0"と呼ばれている

本のこと

「マーケティング」とはいったいなんでしょうか。
商品の広告戦略のことでしょうか、それともどこにどんな商品が売れるかという分析のことでしょうか。
実際の「マーケティング」は、ひとことでまとめられないほど多岐にわたる内容が存在しており、構造的な理解が必要です。

また、「マーケティングとは何か」を考えることは、「企業とは何か」「商売とは何か」を考えることだといえます。

商売(ビジネス)とはつまり、自分が提供できる価値をもとに、求めるリターンを得ることにほかなりません。その際、自分の都合ばかりを押し付けるのではなく、相手がほしいものを用意し、両者の納得がいく形で交換が成立すれば、お互いに得をする「WinWin」の関係を築くことができます。

本書は、独自のビジュアル解説が中心になっており、文字中心のテキストを読むのは億劫だけれど、
「マーケティング」のことについて、もっと手軽にについて知りたい。それも上辺だけの理解ではなく、きちんと会話・説明ができるようになりたい! という方にぴったりの一冊です。

著者について
阿久津聡(あくつ・さとし)
一橋大学大学院経営管理研究科教授。
一橋大学商学部卒。同大学大学院商学研究科修士課程修了(商学修士)。フルブライト奨学生としてカリフォルニア大学バークレー校ハース経営大学院に留学し、経営工学修士と経営学博士を取得。 一橋大学商学部専任講師、一橋大学大学院国際企業戦略研究科准教授などを経て、現職。日本マーケティング学会副会長。
社外取締役や外部アドバイザー、研修講師として、これまでに多くの企業のマーケティングやブランディングを支援。現在、企業ブランドが象徴する経営理念によって従業員を動機づけ、健康増進までを目指す経営のあり方について研究している。

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B5%E3%82%AF%E3%83%83%E3%81%A8%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8B-%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E6%95%99%E9%A4%8A-%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0-%E9%98%BF%E4%B9%85%E6%B4%A5-%E8%81%A1/dp/4405120218

感想

マーケティングはWinWinを目指すもの」という言葉がしっくりきました。

「どうしたら買ってもらえるだろう?」

「他の会社はどうやってるんだろう?」

そう考えて仕組みをつくることがマーケティング。

自分たちのやりたいことだけを考えるのでなく、世のため、人のためになる仕事をしたいと、改めて気が引き締まりました。


ありがとうございます。

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