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【人生を豊かにする】大切な人を見つける3つの法則

初めてのnote投稿です。
直近の失恋体験を元に、人生において本当に大切にすべき人の見分け方について自分なりに考察してみました。

本文を通して、周りにいる人、これから出会う人の中から、大切な人を見つけ出す、あなたなりの”アンテナ”を手に入れてみてほしいです。是非、最後までお付き合いください。

本当に大切な人の定義

結論、これって人それぞれだと思います。
家族や恋人を思い浮かべる人もいれば、身近な親友や職場の同僚など、考える立場によっても違うかもしれません。では、そこに共通している要素は何でしょうか。今は大切でなくても、将来大切な存在になっていく、自分のそばにいてほしい相手になっていく、そんな人が周囲にいたり、もしくは明日会うかもしれません。そういう要素を持ち合わせた奇跡の相手に、少しでも早く気づいて大切にできたらという気持ちをこめて、この記事を書いています。

私の考える定義は以下3点です。

  1. 時間を割いてくれていること

  2. 言葉に慎重で忠実であること

  3. イレギュラーな事象が起きたときに、主語を相手として考えられること

私は過去に2度、当時大好きだった恋人を自分の軽はずみな「別れよう」という言葉で失ったことがあります。私にとっては駆け引きに近い意味合いを持ち、当時の状況に何か変化を求めてぶつけたセリフでした。繰り返し同じ過ちをするなんて、本当に情けないですよね。こんなことが二度無いように、一つ一つ言語化していきたいと思います。

1. 時間をさいてくれていること

”時間”について考えたとき、
私はひとつの結論にたどり着きました。
それは、とても希少価値が高いということです。

ちょっと抽象的なので、少し深堀りしてみます。
この記事を見てくれている方はきっと、ご自身の仕事や家事、それから趣味や学習、子育て中の方なら育児など、毎日忙しくされてる方が多いのではないのでしょうか。こんな風に私たちは、無意識に時間の使い道を、”意思決定”して消化しています。SNSを見たり、TVや映画をみたり、そんな時間も人によっては必要で、大切な時間の使い方だと思います。また、仮に1日のうち6時間以上は睡眠(思考停止状態)、さらに、実際に何かに取り組む時間と、前後の時間(準備や移動時間など)を引き算すると、すぐに1日が終わります。そう考えていくと、1日24時間という限られた時間がとても貴重に思えませんか。この大前提を、過去の自分は認識できていませんでした。

このことは、自分事であると同時に、相手にも同じことが当てはまると思います。つまり、限られた時間の中で、自分以外の他者に時間を割くことって、とても大きな判断だと思うんです。

ちょっと大げさですが、
今の私はこれくらい大ごとに感じています。

ちなみにこれは、どんな相手でも当てはまります。
忙しい中で私に教える時間をつくってくれる職場の上司、週末の休暇に食事の約束をしてくれる友人も。無償の愛情を注いでくれる両親であっても、私はそう思うことがあります。

関係性ができている相手に対して、
”もっと自分に時間を使ってほしい”と感じる時ってありますよね。
そんな時は、相手の必須業務(仕事、育児などの避けられない行動)に加え、趣味趣向とその時間配分について今一度考えてみると良いかもしれません。業務時間が大半で、残り少ない時間を、自分を守るための使い方をしているかもしれません。それが、ゲームであっても、動画鑑賞であっても、相手にとっては必要な時間になります。時間の使い方の優先度は人それぞれあって、それを無理に強要するのは、貴重な時間を奪うことになります。

なので、
少し主語を相手に移して考えてみてください。
貴重な時間を私に割く工夫をしてくれていることに気づけたり、逆に私の大切な時間をいい加減に扱っていることが分かったり、そこにはいろいろな発見があり、自分の時間の使い方の再検討にも繋がると思います。

2.言葉に慎重で忠実であること

言葉が持つ魔力を、
皆さんはどのくらい認識しているでしょうか。
私は2度目の失恋で、ようやく言葉が持つ強くて大きな力を知りました。もともと私は言語化することに苦手意識があり、そういった分野の本を読んで「理解した」、と勘違いしていました。実際の経験を通じて得る”理解”は本当に違います。今後同じ過ちを繰り返さないよう、言葉に対する自分の考え方をここにまとめておこうと思います。

言葉が考えを作り、考えが現実を作り、そして現実が人生になる
「金持ち父さん投資ガイド[入門編]」ロバート・キヨサキ

という好きな文があります。
これは以前ベストセラーとなった著書「金持ち父さん 貧乏父さん」(ロバート・キヨサキ)の金持ち父さんのセリフです。私はこれを、自分のノートにメモし、日常的に意識したいことの1つとしてカテゴライズしていました。
しかし、現実では大切な相手に自分勝手で軽率な言葉を掛けては苦しめていました。結果、駆け引きの意味合いで放った「別れよう」という言葉が、まさに現実を作りました。

このように言葉は、誰の制限もなく自分次第でサクサク発信ができます。なのに、人を動かし、現実を作り、人生を変えていく力があります。

この体験があったからこそ、
自分が発信する言葉には慎重に忠実になりたいと思いました。そして同様に、言葉を大切に扱っている人との接点をもちたいと考えるようになりました。自分ができないことをできる、そんな理想の人を見つけるには、まず自分が言葉と向き合ってそれを実行していく必要があると感じています。同時に、相手の言葉に耳を傾けて対話をしていくと、さらに理解を深めることができると考えています。

また、今回の体験でもう一つだけ、
気づいたことがあります。

以前読んだ「言語化力」(三浦崇宏)という本の中で、下記のような文がありました。

言語化の訓練を積んでいくと、瞬時に答えを導き出せる運動神経のような「直観」が身につく。…直観というのはこれまでの人生で経験してきた様々な価値判断の集積であり、脳を総動員させて最速で出た結論。…その「直観」という脳の判断に言語を追いつかせる必要がある。周りに説明するために言語を後付けしていく作業が必要なのだ。
「言語化力」 三浦崇宏

私はこの文の、「直観」という言葉を選んでいる点にとても惹かれました。

「直感」と「直観」の違いについて、皆さんはご存じでしょうか。「直感」とは、感覚的に物事を感じ取る勘に近い発想、一方で「直観」とは、論理的に説明ができる発想のことだと言われています(Wikiより)。
どちらも過去の経験から生まれるものですが、ここで著者の三浦崇宏さんは、「直観」という言葉を選んでいます。つまり、あとから説明ができる状態を示しています。

私がパートナーに「別れよう」と告げたとき、本心ではそれが現実になるとは思ってもいませんでした。なので、もちろん後から説明もできません。矛盾してしまうからです。
つまり、当時の私は、自分のエゴからくる「直感」で発信してしまったことに気づきました。本書で述べられているように、「直観」はこれまでの人生の様々な価値判断の集積になります。その一つ一つを、本能的な「直感」で判断していては、自分の考えに再現性が持てません。だから、2度も同じ過ちを犯してしまったのだと考えています。

皆さんの周囲にいる人たちの中に、
言葉を大切に扱ってる人はいますか。
実際には言語化されていなくても、その人のパーソナリティの一部として、普段から美しい言葉を使っていたり、よく考えて気持ちや考えを伝えてくれていたり、、そんな人が周りにいたとしたら、その方はとても素敵だと思います。その人が最愛の相手であれば、もちろん大切にするべきです。

私は過去の失敗体験を通じて言葉の魔力を学びましたが、この魔力はポジティブな方向へも人生を変えてくれると信じています。自分以外の誰かへ発信するとき、なりたい現実から逆算して言葉を選び、それに忠実になることが今の私の次のステップです。

3.イレギュラーな事象が起きたときに、主語を相手として考えられること

最後になります。
ここまで長く書いてしまいましたが、
3つめはとてもシンプルです。

自分と他者との間で何かネガティブな事象が発生したときに、相手の立場にたって思いやりを持てるか、ということです。
これは、特に自分(私)に非がある場合を指します。どんな小さい事象でも構いません。上司と部下なら「仕事でミスをして一緒に謝る」場合とか、家族なら「風邪を引いて移してしまった」場合でも当てはまります。私に非があるにも関わらず、相手は私を主語にして物事を考えてくれているとしたら、まずそれに気が付くことが大事だと思います。なぜなら、当たり前のことではないからです。
それに加えて、前項でお伝えした時間や言葉の扱い方含めて、誠意をもって私も相手を大切にしてくべきだと考えます。その相手が最愛の人であれば、それは本当に幸せなことです。

長くなりましたが、
以上が私なりの本当に大切な人の定義になります。

いかがでしたでしょうか。
ここまで読んで下さった方の中には、共感いただけた方もいれば、そうでない方もいらっしゃるかと思います。

皆さんの大切な人の定義はなんでしょうか?
本文をきっかけに、今一度考えてみるのも良いと思います。そして該当する相手へのご自身の態度を、思い出してみてください。そこには、人生を豊かにするヒントがあるはずです。

  • その人は、私に時間を割いてくれている

  • その人は、言葉に慎重で忠実である

  • その人は、イレギュラーな事象が起きたときに、私の立場になって考えてくれている

私は今後、上記に当てはまる人を周囲で見つけた際には、相手がだれであれ敬意をもって接していきたいと思います。彼(彼女)らから学び、感じたことを言語化して豊かな人生を送りたいです。

また最愛の人と巡り合えることを信じて。

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