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自由詩

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今まで書いた詩を雑にまとめています。
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2022年10月の記事一覧

「better day」

うつら目覚めたら、まだ眠い 時計は日曜午前七時 迷わず目蓋が抱きしめあつて また本日も朝は…

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「明白」

 命はいつか失はれる。そんなことは知り尽くしてゐたはずなのに、心はいつまで経つても霽れな…

4

「悲しみに風あれ」

降りはじめた雪の一抹が 君の長い睫毛にかかれば 解けて流れてやがては 君の涙となるだらう …

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「そぞろ、憧憬」

朝日に目が覚め僕は気づいた まうひとりになつてしまつた 涙のやうな軒先の垂水は 凍つて時が…

4

「歩く」

ただに急ぎし道の彼方に なにかを置いてきてしまつた。 背中に君がゐると思つて ふりかへれば…

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「色ない日々」

澄み渡る蒼天井 色づく稜線さへ 僕の見る目に死んでゐた 六月の灰 アスファルトをたたく雨音…

4

「つゆやどり」

いままさに雨が降ったんだ 君の前では涙など 見せたことはなかったよね 昼下がりの窓辺で 淀んだ空の匂いを感じて 君が僕の代わりに泣いてくれたんだと思った そう思うことにしたんだ 雨に打たれ 花が散って また春がひとつ終わった 夏を前にこの雨が来たんだ 春の名残りを洗って洗って ひどいくらいの花流し 綺麗になった思い出は 空っぽになったんだ 今日まさに雨が降ったんだ 君なんて居なきゃ良かった 足許にからみつく花を 踏むも掬うもできなかった 徒然と煙草くわえて軒下で 雨止みを

「皆んないつかは」

愛するものが死んだ時には、 自殺しなけあなりません。 しかし同んなじ自殺をしたんじあ それ…

5

「朝陽に微睡む」

ふと見るけふの朝陽は、本当に温かかつた。 窓辺にゐる私の身体を優しく包み込むそれは、 まう…

8

「同じものなど」

またもや違ふ秋が来る 変はり始める山の彩り 指先から伝ふ風の冷たさ 思ひ出されるあの日々と …

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「雨降る晴れに」

亡くしてから君のゐない日はない 青空に雨の降り続くやうに ふと君のことが思ひ出される 僕だ…

3

「空へ」

あの空と同じ色の布を纏って 誰もいない屋上に立てば 僕は空になれるだろうか もしもここから…

5

「亡き君へ」

君の手の温もり余は知らぬ 知らぬまま、君逝きぬ 形なき文字と電波の世界のうちで 余と君は繋…

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