もじくる

愛猫ねねちゃんがどうやら猫がかかることはあまりないらしい非再生性免疫介在性貧血(NRI…

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愛猫ねねちゃんがどうやら猫がかかることはあまりないらしい非再生性免疫介在性貧血(NRIMA)と診断されました。 珍しすぎて情報がまったくないので、将来同じ病気になるかもしれない猫さんとその飼い主さまのために、診断までの経緯と治療の経過を記します。

最近の記事

8月4日(水) 検査後色々大変でした

今朝は元気に目覚め、いつぶりでしょうか、ゴロゴロと喉を鳴らしながら興奮気味に“おきろぉ〜”と飼い主の顔をガブガブし、その後ベランダでの二度寝を楽しんだねねちゃんですが、内視鏡検査から帰ってきた2日の夜は何かと大変でした。 18時頃に帰宅し、すぐにごはんを探してキョロキョロしていましたがまだ絶飲食中のため我慢してもらい、この時点では“食欲がありそうだな”と思っていました。 前日はカリカリを10粒ぐらい(とおやつ)しか食べておらず、この日は朝から絶食していました。 そして1

    • 8月2日(月) 内視鏡しました

      金曜日の夜に歯磨きをしていて、急に“これかもしれない”と思い立ちました。 デンタルフロスです。 ねねちゃんがヒモを食べるということがねねちゃんの性格上どうしても考えられなかったのですが(家に飲み込むようなヒモもない)、私の使っているデンタルフロスにはミントの匂いがついていて、ねねちゃんはミントが好きなのです。 使い終わったデンタルフロスはキッチンの上のゴミ箱(蓋なし)に捨てているのですが、それを夜中に取った可能性がゼロではないと思い立ちました。 ちなみにねねちゃんがキ

      • 7月29日(木) 異物なのか?

        28日夜は比較的普段通りに過ごしごはんも食べていたが、29日の朝からはぐったりとして暗がりに入ろうとするなど体調が悪そうにしていた。 11時に病院に行き採血。 採血後は普段ならすぐに家に連れて帰るのだが、念のため腹部エコーをすることとなった。 結果、不思議なことにあれだけ高かったSAAやCPKが正常値に戻っていた。 たった1日で30を超えたSAAが正常値になるなんて。 しかし腹部エコーの結果、十二指腸にひも状のものが見え、やはり異物の可能性があると

        • 7月28日(水) とりあえず無事です

          原因がわからずいまだ血液検査の結果はひどい状態なのでこの後どうなるかわかりませんが、とりあえず無事です。 26日17時ごろ、ちゅーるを飲ませた後大量に嘔吐しました。 しばらく様子を見ていましたが、その後2度に渡ってさらに嘔吐しました。 その時点で19時頃。 私は仕事中だっため家族に近所の病院に連れて行ってもらうように頼みました。 採血・レントゲン・超音波検査の結果、通常5500~19500あるべき白血球数が180、血糖値が36まで下がっていました。

        8月4日(水) 検査後色々大変でした

          7月26日(月) 急変しました

          25日に元気に誕生日を迎えたばかりで信じられませんが、26日夕方急変しました。 日中は機嫌良さそうに過ごしていましたが、夕方から激しく嘔吐し、急遽近所の開業医に連れて行ったところ白血球がないに等しいところまで下がっており、このままでは朝まで持たないと24時間の救急病院に入院、今日大学病院が開くのを待って主治医に連絡して転院予定です。 昨日お誕生日のお祝いをいただいま皆さま、ありがとうございます。 ねねちゃんの命があることを祝ってくれている方がたくさんいるよ、とねねちゃん

          7月26日(月) 急変しました

          7月25日(日) 2歳です!!

          ねねちゃんがとうとう2歳になりました! 7月末生まれ、ということしかわかっていないので、ねねちゃんの誕生日は便宜上7月25日に制定しています。 『まだ2歳』『たった2歳』と思われますよね。 でも、1歳の誕生日を迎えることが絶望的で、その後も満身創痍の戦いを続けてきたねねちゃんにとって、この日を迎えられたことは大いなる勝利です。 あれほど遊び好きだったねねちゃんが病気になってからはほとんどの時間を寝て過ごしていますが、少ない活動時間の中でも日々成長し新しい経験を重ねてい

          7月25日(日) 2歳です!!

          7月9日(金) 受診:発病から1年

          前回の受診でステロイドを減らしてから4週間、はじめのうちはハラハラしながら様子を見守っていましたが、良好な状態を維持して過ごすことができました。 この半年で1番調子が良かったように思います。 長らくごはんの量が減って食べに行っても表面を舐めるだけでカリカリという音が聞こえない状態が続いてレメロンを飲ませてみたりしていましたが、この4週間はガツガツとはいかないものの、まぁこれだけ食べていれば合格というライン(必要量の半分程度)をクリアしていました。 検査の結果ヘマトクリッ

          7月9日(金) 受診:発病から1年

          6月11日(金)受診: 色々と今後を考える時期

          4週間ぶりの受診。 研修医の予診にて、この4週間体調・食欲に変化がないことを伝える。 研修医: おしっことかうんちの状態は変わりませんか? 飼い主: お水をあんまりのまなくて、そのせいでおしっこの量が少ないんですよね。 研修医: 病気になる前に比べると飲む量が減っていますか? 飼い主: そんなことはないんですが…。 おちびの頃は1日20回以上おしっこしてたのですが、今は1日3~4回しかしなくて。 研修医: 普通ですね(キリッ☆) まぁそうなんですけどー。 ちょっとしか飲ま

          6月11日(金)受診: 色々と今後を考える時期

          5月14日(金)良くもなく悪くもなく

          受診日前回・前々回の受診に引き続き2日ぐらい食べたと思ったら3日ぐらい食べず…といった状態を繰り返し、それに応じて体調も変動。 そして不思議なことに受診の2日ぐらい前から好調になる。 でも、“上がり調子なのかも。ここからどんどん調子良くなっていくのかも!” とはもう思いません。同じ手には乗りませんよ。 これまで数値の変化に一喜一憂してきたが、無事春を迎えて闘病生活も10か月に突入したことでこのところ私の心情にも少し変化が起きている。 “これまでねねちゃんは十分に頑張った

          5月14日(金)良くもなく悪くもなく

          4月23日(金) ちょっと腑に落ちないけど、まぁひと安心

          前回の受診時同様、1日に必要なカロリーの3割程度しか食べない日が続いていた。 カリカリの前に行くものの、そのまま食べずにそっぽを向いてしまったり、食べても1粒2粒だったり。。。 日を追うごとにプレミアムフードを食べる量が減って、シーバだけを選んで食べるようになり、仕方なくプレミアムフードの比率を減らしていき、とうとうほぼゼロに。 その結果、食べる量が足りていない、かつ、良質なたんぱく質が得られていないために痩せて骨ばった感じになり、自慢の毛並みがバサバサになってしまった。

          4月23日(金) ちょっと腑に落ちないけど、まぁひと安心

          4月2日(金)受診日: 桜咲く

          前回の受診日当日から食べる量がガクンと減っていた。 日に何度かごはんの前に行くものの、2粒ほど食べてもういいや…という状態が続く。 ちょうどその日からフードが新しくなった(商品は同じもの)ので、密かに改悪されて、ねねさまのお口に合わなくなったのか、体調が悪いのか…。 ごはんを食べない以外に、寝る時間も長くはなっていたものの、起きている短い時間に関しては表情も良く動きも悪くない。 うーん、何が起きているんだろうと思いつつ様子を見ていたが、受診の2~3日前から食べる量が増えだ

          4月2日(金)受診日: 桜咲く

          右眼に三日月、左眼に満月を宿す女

          1月25日にホルネル症候群を発症したねねちゃん。 “3か月ぐらいで良くなることもあります”とは言われたものの、命にかかわる問題でもないし特殊体質なねねちゃんのこと、あまり改善は期待していなかった。 だが、前回の受診日(3月12日)頃から改善を見せ始め、ここ数日は特に改善が顕著になってきている。 アウトローねねちゃんにも見慣れてさほど違和感を感じなくなってきてはいたが、これならダブルフルムーンを取り戻す日も遠くないかも。 ということで、今後万が一、皆さんの愛猫がホルネル症候

          右眼に三日月、左眼に満月を宿す女

          3月12日(金)運命の受診日

          前回ヘマトクリットが下がったことでシクロスポリンを再開したが、免疫抑制剤の効果が表れるまでには2週間かかる。 前回の受診から2週間、シクロスポリンが効き始めていたとしても前回のヘマトクリットからは下がっている可能性が高く、効かない可能性も十分にある。 効果が出なかった場合には前回シクロスポリン中止後の2週間でヘマトクリットが40%から32%まで8ポイント下がっていたので、同じ速度で下がると仮定すると24%ぐらいまで下がることになり、その後も効かずに下がり続けるかもしれないこと

          3月12日(金)運命の受診日

          2月26日(金) 大丈夫だと思ったのに…

          受診日 シクロスポリンを中止して以降、調子のいい日が続いていた。 遊ぼうよ、と遊び方指定で誘ってくることも多く、天気のいい日にはベランダでの日向ぼっこを楽しみ、心なしか毛艶も良くなったようだった。 ”やはりシクロスポリンは効いていなかったんだ。早く切ってあげれば良かった。しばらくこのままの内容で薬を続けて状態が維持できているようであればステロイド減量の仕方について先生に相談しよう”と思っていた。 とはいえ検査は毎回とても緊張する。 絶対に大丈夫だと思っていても万が一というこ

          2月26日(金) 大丈夫だと思ったのに…

          ねねちゃん連れの避難について考えた

          地震怖かった… ねねちゃんと私は今、築69年の家で暮らしている。水回り等はきれいにリノベーションされているものの、窓は木枠にペラベラの硝子がはめられた昔ながらのもの。しかも窓が多く、廊下だけで16枚。そのため、揺れると1枚1枚の硝子がガタガタと鳴り響き、躯体も頑丈かどうか甚だ疑問。 “10年前の震災時の揺れに耐えたのだから”と思う一方、そこから10年が経過している訳だからその分劣化も進んでいるはず。“うーん、倒壊するかも…” 一方のねねちゃんはのんびりしたもので、しばらく

          ねねちゃん連れの避難について考えた

          2月12日(金) 久々の一歩前進

          受診日 目の状態は変わらずだけど活動性は良好で、発病以来”遊んでー”とおもちゃを持っては来るがひとりで遊ぶことがなくなっていたのが、最近はひとりでもサッカーをして遊んでいることがあり、貧血の方は悪化している様子がなく安心して見ていた。 採血の結果、ヘマトクリット40.3%で前回ステロイドの影響で上がっていた中性脂肪の値も正常化しており、全体的に良好な結果だった。(体重も4.2kgとまた増えてしまった…) ”ねねちゃんに関してはステロイドの副作用がまったく出ていません。状態

          2月12日(金) 久々の一歩前進