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門前の小僧、習わぬ政経を語る。

「政治に興味があります。」

「世の中には課題が沢山ある。その解決の為に働きたい!」

 中学生頃からそういう気持ちが芽生え、周りの人にもそういってきました。

 しかし、そういう気持ちはあるものの、土台となる基礎的な知識がまだまだ足りなかったなと、感じるきっかけがありました。僕は昨年一年間、大学受験を目指して浪人生をしていました。浪人生活の中で、初めて受験科目としての政経を勉強し、自分が知っているつもりになっているだけで知らなかったことが山のようにあることを実感しました。よく考えれば当たり前のことなのですが・・・・。

 僕は身近に政治家と法律家がいる環境で生まれ育ちました。政治や法律、社会の様々な問題になにとなく触れながら育ち、その中で政治や社会の様々な問題に関心を持つようになりました。

 習わぬ経を覚えた「門前の小僧」のように、触れているうちに政治を、世の中の問題を語ることを覚えたのです。

 1年間、基本的にはあくまで大学に合格する為に勉強したわけですが、それだけではなくて、特に政経においては、自分の興味を刺激し、知っていたことを少し深いところまで理解し、頭に入れ、更に知らなかったことにも触れて新たな刺激を得る、そんな勉強ができたと思います。

 何もしなかったら少しづつ忘れてなくなっていくであろうこの知識をとどめておきたい、加えて、政治についてわかりやすい解説を提供する場を作りたい、そんな気持ちからこのアカウントを作りました。

 「政治についてのわかりやすい解説は既に沢山ある。」そんな声も聞こえてきそうです。確かにそうなのですが、世の中の傾向として、「わかりやすい」ことが「簡単にすること」さらに言えば「短くコンパクトにまとめること」と直結してしまっているように感じ、物足りないな、と思う事があります。

 政治や経済は、とても複雑で深いもので、とにかく短くコンパクトにすれば事が済むという話ではありません。勿論、入り口としてそうしたコンテンツが必要であることには異論があるわけではありません。

 このアカウントでは、そうした入り口から入ってきた方に、一緒にもう少し奥に入っていってほしいな、という気持ちで、決して簡潔にはせずに、ただし冗長にもならないように、という難しいラインを攻めていきたいと思っています。

 もちろん、僕は専門家ではないです。先生でもないです。でも、政治と身近なところで育ち、政治を語る事を覚えた「門前の小僧」として、他の人が門から中に入るのを微力ながらサポートできたらな、と思います。

 受験科目としての政経を基盤として、あまりに細かい重箱の隅をつつくような知識は削りつつ、順繰りに記事を書いていきたいと思っています。

 加えて、知った上で、自分で語るのには、ある程度頭に入れる必要があります。そこで、Googleフォームを利用して、最後に小クイズもつけようと思っています。ぜひ、やってみてください!

 政経選択の受験生の方も、予備校や教科書を使って勉強する事が第一ですが、補助的な題材として使ってくれたら嬉しいです。

                 門前の小僧 松浦 薫

※ 他のアカウントでも記事を書いています。

高校3年生までやっていた活動のアカウント

個人的な意見も含めて書いているアカウント

 



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