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「全国最中図鑑」39 青森りんごもなか(青森県むつ市)

日本における西洋りんごは、明治4(1871)年に日本に導入され、青森県へは明治8(1875)年春、当時の内務省勧業寮(1874年に設置された殖産興業を推進する省庁)から3本の苗木が配布され、県庁の構内に栽植されたのが始まり。
その後、同年秋および翌9年春と計3回に渡って数百本の配布を受け、研究心に富んだ農家に試植された。その中から明治27(1894)年に京都博覧会で受賞者が出たことから。青森りんごの評価が高まった。
現在は、津軽地方に世界有数の生産団地が形成され、青森は全国のりんご生産量の約60%を占める日本一のりんご王国となっている。
「青森りんごもなか」は、青森県産のりんごを、甘さを抑えた自家製白あんに練り込み、りんごの形をした可愛らしい最中。ほど良い酸味のあるりんご
最中(赤)とはちみつ入り最中(黄)の二種類がある。

甘美堂
むつ市上川町5-50


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日本を代表する和菓子の一つである「最中」。香ばしいパリパリの皮とともに餡を頬張れば、口の中にふわっと広がる品のよい甘さ。なんとも幸せな気分になるお菓子です。編集スタッフが取材の途中で出会った最中のなかで、ユニークで忘れることのできないご当地最中を紹介していきます。


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