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【日本全国写真紀行】 7 神奈川県小田原市

取材で訪れた、日本全国津々浦々の心にしみる風景を紹介します。ページの都合上、書籍では使用できなかった写真も掲載。
日本の原風景に出会う旅をお楽しみいただけます。


神奈川県小田原市

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北条氏百年の栄華を支えた城下町

 船渡しではなく、人足の手による“徒歩(かち)渡し”の難所として知られた酒匂(さかわ)川。その川を渡り、さらに半里ほど歩いたあたりが小田原宿の入口である。
 小田原といえば戦国大名北条氏のお膝元。初代北条早雲が1495年に入城してから、秀吉の小田原攻めによって1590年に落城されるまで、五代約百年の間、城下町として繁栄した。江戸時代になってからは西の備えの要として幕府の出城となった。
 箱根越えを目前に控え、旅支度や体調を万全にするために旅人のほとんどがこの宿で一泊。旅籠の数も百軒近くを数え、品川、浜松、岡崎、宮と並ぶ東海道屈指の規模を誇る宿だったといわれる。

『ノスタルジック・ジャパン 東海道五十三次 写真紀行』産業編集センター/刊より一部抜粋


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