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【日本全国写真紀行】21 茨城県常陸太田市

取材で訪れた、日本全国津々浦々の心にしみる風景を紹介します。ページの都合上、書籍では使用できなかった写真も掲載。日本の原風景に出会う旅をお楽しみいただけます。


茨城県常陸太田市


七つの坂と路地を楽しむぶらり歩きの街

茨城県北部にある常陸太田市に、鯨の形状をした丘がある。かつて、この地を支配した戦国大名佐竹氏はこの丘に町をつくり、太田城の城下町をつくりあげていった。
その後、江戸時代に佐竹氏が秋田へ国替えになると、城は廃城となり、当然のことながら城下町も廃れていくかと思われた。ところが、その町は水戸と福島の棚倉たなぐらを結ぶ棚倉街道がとおり、さらに水戸や那珂湊なかみなとへ送る物資の集積地だったため、商家が林立する商家街に生まれ変わっていった。それが鯨ヶ丘である。

※『ふるさと再発見の旅 関東』産業編集センター/刊より一部抜粋



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茨城県常陸太田市をはじめ、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川、東京に残る懐かしい風景が多数掲載されている書籍『ふるさと再発見の旅 関東』は2022年4月15日(金)発売、ご購入はお近くの書店、もしくはこちらから


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