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エいきょうを シっかりと カんがえル

「引っ越しで出た不用品を売って、そのお金でお昼ごはんを食べよう!」

遡ること3日前、我が家でそんな企画が持ち上がりました。

もちろん、売れなければお昼ごはんは食べられません…。


そして、不用品がこちら。

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長い間着ていない、懐かしい洋服ばかりです。

家の近くのリサイクルショップに持っていくことにしました。


カフェでの優雅なランチを夢見て、祈るように待つこと10分(隣は妹です)。

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結果は!

夫1000円

私400円

優雅なランチの夢は砕け散りました。


思い出の洋服たちは、本日のお昼ごはんに変わりました。

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夫は900円の豚骨カレー、私は400円のチーズホットドッグ。

美味しそうにカレーを食べる夫を恨めしそうに見ていたら、はんぶんこずつにしてくれました。


引っ越しの度に感じるのは、「物を大切にしたい」ということ。

現代では、安い値段で様々なものを購入することができます。

安価で質の良さそうなものが売っていると、つい財布の紐が緩んでしまうことがあります。


でも、なぜ安いのでしょうか?技術の進歩でしょうか?

それも一つの要因にはなっているでしょう。

一方で、もしかしたら発展途上国で、ものすごく低い賃金で働いている人がいるのかもしれません。

子どもたちが学校に行けずに労働を強いられているかもしれません。

大量生産・大量消費・大量廃棄により地球が傷を負っているかもしれません。


「誰が、どこで、どうやって、どのように作った製品か」を意識しながら買い物をすることが重要なのです。


皆さんは、「エシカル消費」という言葉を聞いたことがありますか?

「世のため、人のため、地球のためになる買物の仕方」のことです。

「フェアトレードやオーガニックコットン、持続可能な森林認証や漁業の認証ラベルを目印に購入すること」と考えれば、分かりやすいのではないでしょうか。


私たちの消費行動は人や環境や社会、さらには未来にまでも影響を与えています。

そのことを、一人ひとりが自覚しながら生活することで、企業の生産の在り方を変え、社会を変えていくことができます。


エシカルとは「エいきょうを シっかりと カんがえル」ことだそうです。

すべてのモノをエシカルに切り替えることは難しいですが、スーパーで食材を選ぶときに地産地消を意識するなど、できる範囲で取り組んでいかなければなりませんね。





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