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『裸の聖書』11. 未来を担保に過去をコントロールする -2

こんにちは、もんぱちです❣
情報戦争につき、必要な情報をできる限りお届けするため『裸の聖書』を翻訳して拡散しています。

『ユニバーサル・インカム』聞いたことあります?
自由の一部を譲渡し国に『管理』されることで収入が保証されるあれです。
支配の目的に応じて農場で飼われる『家畜集団』、まるで『畜産』です。
人類を商品とみなし、支配者のために富を生み出すことが可能な臣民。
このような特殊な概念をわたしたち人類に対して持つ少数のエリートたち。
それと聖書が、どう関係があるのでしょうか?

前回の記事はこちら↓↓↓

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未来を担保に過去をコントロールする -2

ルーモアと大いなるリセット?
マウロ・ビグリーノ自身、このような非常に短期間のうちにわたしたちの目の前に現れつつあるいくつかの革新について、偏見のない心で考えるよう勧めている。
例えば、いわゆる『ユニバーサル・インカム』である。
「ヴィガノもまた、わたしたちの自由の一部を譲渡することと引き換えに、ある種の『ユニバーサル・サラリー』を実現する可能性について言及している。」
ビグリーノは、この種の最初のプロジェクトが始まったアンゲラ・メルケル率いるドイツにも言及している:120人が3年間、仕事をしないことを条件に、月給1200ユーロを支給される。「この実験は、国家によって管理される人々が、どの程度の満足感を得られるかを検証するためのものである。いくつかの自由を放棄する覚悟さえあれば、ある種の収入が保証される。これはまったく目新しいものではない。これはカナダですでに試みられ、その後フィンランドで、そして現在はドイツですでに特定の目的に向けて開始されている実験だ。」
ビグリーノが主張するのは、このような少数が多数を支配するという、彼らがわたしたちに対する非常に特殊な概念を持っていることを示唆しており、『支配者の目的に応じ、農場で飼われている形状も大きさも異なる一種の群れ、家畜、匿名の集団とみなす』という特殊な人類に対する概念である。したがって、我々はこのように管理され、動物としてみなされることになる。

まるで畜産のようだ。しかし、これら全てがビグリーノの10年にわたる研究の主題とどう絡むとういうのだろうか?
それは簡単なことだ:「聖書において、人類を『造った』エロヒムは、わたしたちを多かれ少なかれ、特別に進化した動物種(技術的には、そうである)、つまり、様々な複雑な命令を理解し、実行することができる程度に理解する能力が与えられ、特に彼らによって種が完成されるほど、必要に応じて利用できる動物種であると考えていたのだ。」
『製造された』人類?
この仮説を唱えているのはビグリーノだけではない。1996年、羊のドリーの元となる胚がクローン化されたとき、ラビたちはまったく驚かなかった。
遺伝子クローン?エルサレム大学の医療倫理学教授エガエル・サフラン氏によると、この言葉はすでに聖書の中に存在している。「アダムとイブがどのようにして誕生したかを見てみるといい。」
すると、聖書的な畜産技術?そうであれば、グレート・リセットの名の下で今日行われていると仮定される『大規模な操作』とどのような関係があるのだろうか?
ビグリーノ:「わたしは単に、人類を個人の集団として理解し、自分たちの好きなように統治する権利があると考える、ある特定の精神(自分たちが高尚であると考える、あるいは本当にそうなのかもしれない)、このような概念を人類に対して持つ種を見つけ出すことに興味があるだけだ。率直に言えば、これはわたしたち人類に対する非常に低い評価を意味する。つまり、わたしたちは商品であり、所有物であり、適切に指示されれば、単に彼らのために富を生み出すことが可能な臣民なのだ。」
例によって、ビグリーノは聖書に直接語らせることを好む。
申命記第15章。
ヤハウェは選ばれた民に言っている:『汝は多くの国の上に君臨するが、彼らは汝の上に君臨してはならない。』
この箇所ですでに、『エリートという概念が導入』されている、つまり人類の中に支配的な立場の者が組み込まれている、と学者は指摘する。
「ルーモアと同様に、わたしはこれらの事実が正しいかどうかについては判断しない。わたしはただ、ありのままの物語を伝え、その内容を誰でも利用できるようにしたいだけだ。そうすれば、人々は自分なりの結論に達するだろう。」 とビグリーノは明確に述べる。
このような人間の管理を達成するには、「わたしたち人間は単なる商品、つまり使われる道具とみなされなければならない。」と学者は付け加える。
では、この概念の根源は何なのか?
「聖書には、人口調査について頻繁に言及されている。全知全能でないヤハウェは、その数を確認するために人口調査を実施する必要があった。そして何よりも、ヤハウェは征服戦争の遂行のために当てにできる実行可能な男子がどれだけいるか知る必要があった。」
出エジプト記はこの点に関して極めて明確である。
第30章に次のような指示が記されている:『あなたがイスラエルの子らの数を数えるとき、彼らはそれぞれ自分の魂の償いとして主にささげなければならない。あなたが彼らを数えるとき、彼らのうちに疫病が起らないためである。』
「『ボス』はこう言っているのだ;数えたら即座に支払いをしろ;さもなくば災いがお前たちを襲うだろう。」
ビグリーノは微笑む。
「個人に対する所有権の概念が何であるか理解しているか?」
それぞれに値段があった。
「数えられた者は半シェケルを支払わなければならない、」これは銀10グラムに相当する。「この半シェケルはヤハウェへの供え物となる。」
20歳以上の者には、貧富の区別なく強制的に課税される:「富める者も多く出してはならず、貧しい者もそれより少なく出してはならない。」
ビグリーノはこの点を強調する。「理解しがたい概念だ:わたしはあなたを仲間として数えよう、そしてわたしに対し支払いをする、なぜならあなたの命はわたしのものだからだ。あなたは支払いをすることで罪を贖われる、そしてわたし―霊的で、超越的で、全知全能の神とされるわたし―はあなたの銀でわたし自身を豊かにする。」
実にわかりやすいではないか?
「これらは、過去の種が現代のわたしたちの生活にどれほど深く根を下ろしているか理解するのを可能にし、そして少なくとも仮説上、近い将来起こることや、彼らが何を考えているのかを、わたしたちが予見するのに役立てることができる。」
したがって、この迫り来るグレート・リセットの結果として、ディストピア的な結末を迎えることに怯える人がいたとしても、わたしたちは憤慨してはならない。今までになかったことではない。旧約聖書にそのまま垣間見ることができる『原始畜産的』概念と、確かに、それほど異質なものではない。



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未来を担保に過去をコントロールする -3 へ続く
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