【悲運の戦国大名🌺筒井氏の深い謎⑥】切腹した定次の末裔との出会い🌟これまでのまとめ
私がnoteを始めてから3か月。最近読み始めた方のために、これまでの経緯を簡単にまとめてみます。
(新しいアイコンを6種類作ったので、適当に挟んでいきますね)
▼これまでの経緯
「応仁の乱が大事や」という言葉を残して、父が亡くなったのは4年前のこと。その3か月後、曽祖父がつくった家系図が、奇妙な経緯で私のもとに届きました。
家系図は江戸時代から始まっていましたが、どうやら曽祖父は、うちの先祖は大和の戦国大名・筒井順慶と考えていた様子。それを証明したいという曽祖父の切なる願いに胸を打たれ、私はルーツ探しを引き継ぐことにしたのです。
そこで私は、京都の山間部にある母の生まれ故郷を訪ねて、郷土資料館で先祖が展示されているのを見たり、親戚に土葬の墓地に連れて行かれたり、国家の弾圧を受けて破壊された曽祖父の夢の跡地に立つなど、ドラマチックな体験をすることになりました。
これが、前回までのお話です。
そうそう。全部読んだ方はいるかな?
▼とりあえず、ネットで検索する
しかし、日本史の知識も、先祖探しのノウハウもない私が、どうやって戦国時代の先祖について調査すればいいのか。家系図を手に入れたあと、私は途方に暮れました。
確かに、私の山形の先祖(齋藤氏)も戦国時代生まれですが、そちらはすでに学者が調査して証明してくれていたので、悩むことはありません。でも、こちらはまるで雲をつかむような話で、家系図以外に手掛かりがないのです。
また、田村さんが教えてくれた戸籍による調査方法では、江戸時代の終わりから明治時代の初めまでの情報しかわかりません。
一体どうすればいいの??
こんなときに、現代人がまずやること。それはもちろん、インターネットで検索することです。ええ、間違いありません(断言)。
私もあれこれ検索してみましたが、出てくるのは「戸籍の取り方」や「墓石から戒名を読み取る方法」「家系図の作り方」などで、私が知りたい「ご先祖様が戦国大名だと証明する方法」は、どこにも見当たりませんでした(そりゃそうか😆)。
▼切腹した定次の末裔との出会い
検索を始めて数日後、私は、筒井定次の末裔らしき人のサイトを見つけました。定次は順慶の養子で、1615年、徳川家康により長男とともに切腹させられています。
おお、なんだかすごい人のサイトを見つけたかも……!!
私はワクワクしました。
その人は広島在住の清山さん(ペンネーム)で、母方の一族に、定次の二男(春次または春俊)の子孫であるという伝承と家系譜があるそうです。
ただ、直接の証拠がないため、清山さんはそれを見つけようと長年、調査を続けているとのことでした。
なんだか私と似たような立場だなぁ……(親近感)。
もしかしたら世の中には、親や祖父母から受け継いだ伝承をもとに先祖を探す人がたくさんいるのかもしれない。そんな気がしました。
清山さんは私に、ルーツ探しのノウハウや参考になりそうな書籍について親切に教えてくれたうえ、こう言いました。
自分につながるご先祖様調査は、奥が深いので、はまると大変面白く、病みつきになります。
ぜひ、自分探しのご先祖様調査を楽しんでいただきたいと思います。
微力ではありますが、応援させて頂きます。
ルーツ探しの先輩から贈られた言葉に、私はなんだか一筋の希望🌟が見えてきたような気がしました。
▼筒井氏の同族会があった
清山さんと何度かやりとりするうちに、筒井氏の同族会というものがあることを教えてもらいました。
同族会!
この言葉から、キラキラした世界をイメージするのは私だけでしょうか?
「由緒正しい家系の子孫」と証明された人たちだけが入れる、特別な世界。
ステレオタイプかもしれませんが、その時の私は、同族会にそんなイメージを抱いていたのです。
きっと徳川家康や織田信長など、有名な戦国大名の子孫の方々も同族会を結成して、偉大なご先祖について語り合い、崇敬する活動を行っているに違いありません。想像すると、ワクワクしますね!
同族会、いいなあ。私も入りたい!!
その後、私は清山さんを通じて、筒井氏の同族会に所属しているという筒井X氏と知り合いました。
X氏は関東在住で、60代後半。筒井氏の歴史や伝承に非常に詳しいそうです。いつも仕事で忙しいのか、メールのやりとりが難しいことがあるようですが、清山さんは一度だけ、東京出張の際にX氏と会ったことがあると言っていました。
私も、ぜひX氏に会って、ルーツ探しのアドバイスをいただきたい。
私は清山さんに、X氏と会わせてもらうように頼みました。すると、清山さんは年明けにまた東京に出張する予定があり、それにあわせて3人で会うことになったのです。
(続く)
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