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【ルーツ旅🌺休憩所⑬】不思議なおばの話

山形へのルーツ旅に出てくるおばは、普段、私の奈良の実家から車で1時間半ぐらいのところに住んでいます。母の妹で、すでに80歳近いのですが、私が子どもの頃とあまり変わらない外見で、いつもニコニコしています。

昔から、おばの家は、なぜかうちの家族の避難場所となっています。母、姉、私の3人がそれぞれ別の時期に家出をし、おばの家に居候をさせてもらっていたこともありました(その節は大変お世話になりました……💧)。

今日は、そんなおばについての少し不思議な話です。

▼三途の川はやっぱりあるんだなと

おばは元気そうな見た目に反し、内部障がいを抱えていて、何度か死にかけています。数年前には一度、心臓が止まったことがありました。そのときおばは、世間でよくいうあれ、そう、「三途の川を見た」というのです。いわゆる臨死体験ですね。

おばが病院のベッドに寝ていると、急に胸の苦しみが消えて、楽になりました。ふと気づくと、広々とした場所にいて、目の前に大きな川が流れています。

詳しい話は省きますが、そのときおばは誰かを見かけて、そちらに行こうとしたとき、弟(おじ)の大きな声が聞こえてきたそうです。

はっとして目がさめると、ベッドの足元に、大声でお祈りをするおじ(A教の神主)の姿がありました。おばの心臓はいったん止まったものの、再び動き出し、事なきを得たそうです。

数年前、私がおばからこの話を聞いて思ったのは、こういう話は至るところにあるけれど、きっとオカルトとか宗教的な何かというよりは、脳の不思議な働きなんだろうなということでした。だって、三途の川って仏教の教えだと思いますが、おばはA教(神道系の新興宗教<私は信仰していません)の信者だし。

一般的に、肉体が死にかけると、脳内麻薬(ドーパミンなど)が放出されて幸せな映像をみると言われているようですが、その際に見えるのはきっと、ユングのいう集合的無意識のようなもので、個々人であまり違いはなく(もちろん見えない人もいますが)、日本人の場合は三途の川ということなのかなという気がします。

ちなみに私は、死んだあとは天国も地獄もないと思っていますが、小さい頃からの体験で、輪廻転生はあると思っています。

▼人は身近な人の体験に感化される

おばの場合は、このほかにもいくつか不思議な話があって、それを聞くと、やはり世の中には合理的な説明がつかないことがあるんだなあと思います(私自身も体験しています)。

こういう不思議系の話は、全くの他人から聞くと眉唾ものですが、身近な人から聞くと、ああそうなんだと思うものではないでしょうか。最初から「そんなものあるわけがない」と決めつけるのではなく、「そんなこともあるのかもしれないね」と広い心で受け止めると、人生に対する向き合い方が柔軟になるような気がします。

つい先日、山形に旅をした際、おばから不思議な話(霊能力があるという友達の話)を聞いたので、ふと思い出して、とりとめもなく書いてみました。

今日は家族みんなが出払っていて、のんびりしています。さて、一人分の夕食を作って、録画でも見ようかな。

たまには、こんな日もいいものですね。

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