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育児は呼吸に全集中❗️4

さて、第4回になりました。
第3回では姿勢の維持ができない子供が多いという問題点が浮き彫りになりました。ある中学の先生は体感で言うと支援学級に30%は入れないといけないぐらいだけど、教室がないから普通学級に入れている感じだと言っていた。
実際の数字は6−7%と言われている。

それほど椅子に座ってジッとするということができない子供が多いというのだ。
特に小学生になってくると親の思惑とは別に自我が大きくなり、学校での友達の割合が大きくなる。そうなるとゲームが多くなる。そうするといよいよ運動をしなくなるという負の連鎖があるように思う。

誤解がないように言っておくが、僕はゲームが大好きだ。
マリオシリーズとゼルダシリーズは心の友で、
ゲームクリエイターの宮本茂氏は心からリスペクトしている。

悪いのはゲームではなく、社会であり、使っているヒトです。
ゲームなどの道具はただそこにあるだけで、使う側の問題なのです。

ゲームがダメと言っているひとは包丁を使って人を傷つけたひとがいた時に、
ひとを傷つけられる包丁が良くないと言っているようなものだ。

ゲームは悪くない、ただそこに加減を知らないひとがいるだけだ。

実際小学生の運動能力は年々下がっているというデータもある。
小学生の運動能力は脳の発育とほぼ比例していると言っても過言ではない。
かなり深刻な問題だ。

体幹を鍛える運動を乳児期、幼児期、学童期ではしていかないといけない。

乳児期ならハイハイが一般的だ。
すぐに立ち上がる子供がいるが、それはそれとして、ハイハイはするべきだ。

椅子をくぐったり、テーブルの下をくぐったりする遊びを大いに入れて欲しい。
あとはバランスが不安定なところでバランスをとるような遊びも有効だ。

幼児期や学童期に関してして欲しい遊びは、

鉄棒、雲梯、木登り

などが有効だ。
ぶら下がるという要素と、空間の中でどのような体勢になっているかを判断しないといけない遊びだ。

これはすごく脳を使う。
ぶら下がると強制的に胸郭が広がる。
そういった状態を作るような遊びもいいのだ。

筋力がしっかりついてきたら逆立ちもいい運動になる。
肩入れをしっかりできれば胸郭は広がるし、バランスをとるのも非常に難しい。

こういったことをできるようになると運動能力が上がるし、
小学生以下の子供に関しては運動をするということは脳の発達にもいい。

そして、運動をするだけでなく胸郭を開く、つまり呼吸をしやすくすることによって、身体の中に空気がよく巡り、成長にもいいということだ。

運動だけしても呼吸環境が悪いと疲労が溜まりやすいし、
成長に必要な空気の巡りが悪いと運動しても成長度合いが下がってしまう。

しっかり動いてしっかり栄養を摂ってしっかり呼吸することが成長には大事だということだ。

現代に置いて栄養が足りないというのはネグレクトを受けていない限りほぼ有り得ない。

運動と呼吸

これが現代の健康に足りていないもののツートップだと考える。

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