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歯並びと姿勢と子育てと

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歯並びと姿勢の関係について投稿しています。
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#育児

子どもの質問が無邪気に難しい

ある日5歳の子どもが不意に言った。 「不満の不(ふ)って何?」 僕は答える。 「否定の不(ふ)だね。〜ないとかいう意味かな。」 子どもは考えながら言った。 「じゃあ、信号がなかったら『不信号(ふしんごう)』? 車がなかったら『不車(ふくるま)』?」 僕も段々わからなくなってきた。 「そういう言葉はないなぁ。多分、形あるものの否定には使わないと思う。」 子どもは考える。 「だったら、死ぬだったら『不死なない』?生きるだったら『不生きる』?」 僕も内心もうわからんぞと思いながら答

あけましておめでとうございます🎉

あけましておめでとうございます🎉 本年もよろしくお願いいたします❗️決して万人受けするような内容でもないし、 個人的な価値観の話をガンガンに盛り込んでいるのに 読んでくれる方がいてくれるということは 非常にありがたいことだと思っています。 去年末に合気が一定の水準に達したので、 それを子育てに活かして、 強い身体の子供を育てるということをテーマに やっていきたいと思います。 日本人は元来もっと身体が強かったと思います。 第二次世界大戦に負けて、アメリカの文化を取り入れたあ

虐待と捉えられなくもない話

僕の個人的な価値観の話なのだが、子供には感性豊かな子供になって欲しいと思っている。そのためには夏は暑く、冬は寒いという感覚を身につけて欲しいと考えている。 近くの公園で人工芝が一部敷かれた公園がある。 そこでは多くの子供が靴や靴下を脱いで裸足で遊んでいた。 しかし、寒くなってきてみんな靴下で遊んだり靴を履いたまま遊んだりするようになった。しかし、僕の子供は無邪気にまだ裸足で遊んでいる。 本人が寒がっていないし、楽しそうにしているので僕はそれでいいと思っている。 なんなら

子供が僕を成人させてくれた

ひとになるとはどういうことなのだろうか? 20歳を超えたら成人だとか、15歳で元服で一人前とか、 色々な定義があると思う。 僕が明確に定義しているつもりではないが、子供を愛することができるというのもひととなる部分の構成要素なのかなとぼんやり思っていた。 理由は哺乳類である以上子供の面倒はみないといけないし、 ましてやヒトという動物は野生では考えられないぐらい未熟な状態で生まれてきます。それらを考えると子供が好きになるように遺伝子にプログラミングされているはずだと考えておか

仕事の目的はなんなのか?

先日、歯科医師の知人とその他数人と症例検討をしていて考えさせられるものがあった。 ある子供(就学前)が母親に連れられて、来院した。 主訴は『子供の歯並びが気になる』とのことだ。 正直歯並びだけ診るなら割とeasyなケースだという。 問題はそこではないというのだ。 はてさて、、、 この歯科医師は子供の矯正を進める時に咀嚼(モグモグ)や嚥下(ゴックン)の評価もしているそうだ。なかなかよく診るなぁと感心しながらその動画を見たら、そこにいた全員がゾッとした。 まず映し出された

3歳以下の子供の姿勢を正す方法

全く科学的根拠のないモノノフ理論です。 こういった科学的根拠のない話をするために本業の話はできないわけですが、そういったことも前置きしながらでも話ができるnoteがスキです。 しかもコメントを頂ける方や、そもそも読んでいただいているひとが、知性的なのか優しいのかいいひとなのかわかりませんが、ありがたいコメントばかりいただきます。僕ももっとぺこぱのような肯定的コメントをみなさんの投稿にコメントを残したいと思います。 さて、3歳以下の子供の姿勢を正す方法ですが、 それは 親

正しい姿勢を失った要因

現代人が正しい姿勢を失った要因は多々ある。そのうちの一つだと思ってもらいたい。 ある日のことだった。家族で買い物をしていた時のこと、とあるスポーツショップにケトルベルというトレーニング器具が置いていた。 サムネイル画像の真ん中のやつだ。 ケトルベルは非常にいいトレーニング器具で僕も注目している。 そこにあったのは16kgのケトルベル でケトルベルとしては結構重い方に分類されると思う。 ケトルベルを知っている人は気持ちがわかると思うのだが、 あると持ちたくなってしまうのだ

親の子育て👶子の親育て👦

我が家にはルールがある。 寝る時におやすみと言ってギュッとハグをすることだ。 別にこうしようと決めたわけではないが、いつの頃からかそうなって、 子供が3歳半になろうかという今もずっと続けている。 寝かしつけは父である僕の担当で、家にいるときは必ずと言っていいほど寝かしつけをするようにしている。 布団に入って横になるといつも僕は言うのだ。 「大好きよ❗️」 そう言ってもう一度ギュッとしている。 子供もギュッとしてくれて、いつも幸せな気持ちのまま寝かしつけをしている。

赤ちゃんの能力(脳力)が最強説

少し前にヒトという動物は波動を感じる生き物だという投稿をした。 生き物は無意識に波動を感じているこれについて自分の中で少し進展があった。 皆さんはこれを特殊な能力のように思っているかもしれない。 しかし、サムライが戦ばかりしていた時代や、 数千年前を生きていたヒトにとっては至極当たり前なことだったのではないかと思うのだ。 今でも野生の動物は殺気を感じている。 猟師はやる気満々で銃を構えてはいけない。 野生の動物はそれを感じてしまうのだ。 またぎには『木化け』という言葉が

育児は呼吸に全集中❗️5

さて、最終回の第5回になりました。 今回育児に関しては子供が生まれてからの話をしてきた。 しかし、姿勢の話は子供が子宮にいるところから始まっている。 子宮は筋肉でできた袋状の器官なので、張力がしっかり発生している場合、 丸くなる。 子供がいる子宮は丸い状態が普通であるのに、最近のお母さんでは楕円になっていることが多い。その理由は 運動不足だ❗️子宮の筋力が弱く子供の発育に対してい抵抗が弱い結果楕円になる。 これが起きるとどうなるかというと子供が生まれてから 反り返りが

育児は呼吸に全集中❗️2

さて、第2回は姿勢について投稿していこう。 大人になれば姿勢を正すと言えば、背筋をピンと伸ばして、 背骨のS字をきれいに出すような意識があるかもしれない。 乳児幼児ではそれは変わってくる。 背骨のS字があるのではなく作る過程にあるからだ。 常にヒトという動物においてどの段階にあるかは意識しないといけない。 よく朝食は食べるなとか、1日1食がいいとかいうひとがいるが、 これは大人の話だ。それもホワイトカラーの職業と言えるだろう。 子供はよく動きよく食べるのが正しい。 子

姿勢スイッチを押せば、歯並びは悪くならない! 〜呼吸に全集中〜

はじめに僕は医療従事者なのでいつもケガや病気のひとを見てきた。その時に疑問を抱く。 『そもそもならない方が良くないか?』 これはどんな価値観宗教観でもある程度のひとが思うことだと思う。何かダメになってから処置をするのではなく、何もないときに何もならないような処置を考えるべきではないのか?ということだ。これの結論は 『姿勢』 であった。これを突き詰めればヒトという動物があるべき形に育つように遺伝子にプログラミングされている。そのスイッチを正しいタイミングで正しい場所を押

育児や教育のなんたるか

ずっと子育てについて考えてきた。 親は子を守るものだ。 しかし、過干渉で何もさせなくすると失敗はないが、 自分で問題解決する能力の欠けた子供になってしまう。 子供のしたことに責任を持つのは親であるが、 子供になんでもさせてあげるのもまた 親の仕事であるように思うのだ。 ということで、勝手に自分の中で育児をする上での、 親の仕事を定義すると、 取り返しのつく範囲の失敗を安全に子供にさせることではないかと思うのだ。 取り返しのつかないというのは生き死にや、一生傷や、 犯罪な

子は親を選べない

先日ある矯正医から連絡があった。 「この症例を見て欲しい。」 何も言わずに症例写真だけ見せてもらった。 7歳ぐらいだと思われたのだが、写真で見てわかるほど筋肉がなく、 グニャグニャの身体をしている。 姿勢などヨボヨボのおじいちゃんのようだ。 実は3症例ほどあってこれは3症例目だった。 1症例目はああした方がいい、 2症例目はこうした方がいい。 3症例目はこれ、筋肉無さ過ぎないか? 矯正云々より筋トレした方がいいと思うけど。 みたいな状態だった。 よくよく話を聞くと、3