電車内清掃アルバイト 一人デビュー編


今回はサボりすぎて全然書いてなかったのでまとめて書こうと思います。

まず蝶野さんとはもうかなり仲良くなり、こないだは帰る時に

「次はいつ会えるんだ?」


と美少年を飼ってる社長みたいな事を言ってきた。
(すみませんこの例えは自分でもよく分かりません)


仕事中も仲良く話しながらやっている。


蝶:「おい、缶が落ちてるぞ、それフーッと吹いてみな、カンフーって言ってな」


僕:「ははっ!」


とか


蝶:「おっ!コガネムシだ!この形は見たことないな…新型コガネだ、新型コロナじゃなくて新型コガネ」


僕:「ははっ!」

とか


蝶:「座席の下を見る時はおじいちゃんみたいに腰を曲げながら歩くんだ、そうすると「あれ!おじいちゃんまだ勃起するの?」ってなるから」


僕:「はははっ!!!」


最後おもろいんかい



て感じで仲良くやっていたのだが、蝶野さんは喋り過ぎたと思ったのかこんな事を言ってきた。



蝶:「今日は外野がうるさくてごめんね」

僕:「いやいや全然外野じゃないですよ、うるさくないですしw」

蝶:「いや外野がうるさくて集中出来ないよな」

僕:「そんなことないですってw」

蝶:「外野何やってんだ!交代だ!お前内野いけ!内野一人増えちゃったよ!」

僕:「確かにちょっとうるさいかもしんないですねw」






そっから蝶野さんは黙った。





5分くらい黙った。






いや本当にうるさいって言った訳じゃなくて。。。








幽霊なんかより全然怖かった。



とか言っているが、その後蝶野さんから聞いた心霊話が普通に怖かった。


蝶:「俺が昔ここじゃないとこで働いてた時にその時は3人くらいで一気に電車の中を掃除していくスタイルだったのよ。そこで一度全部掃除して中を歩きながら戻ってたら、通路の真ん中に絶対になかった女性のヒールの靴があったのよ。綺麗に揃えてあって。あれは怖かった。後々きいたらその電車は事故車だったみたい」



その次の日僕は一人デビューすることなった。



いや怖すぎぃいぃいいいいいいいいいいい




そんな話を聞いた次の日、めちゃくちゃびびりながら一人で掃除を始めた。

ただマジで平気だった。

もう暗闇をライトで照らして座席が浮かび上がるあの不気味さとかにもすっかり慣れてしまっていたのである。


恐るべきは人の慣れだった。


ただ一回窓を閉めている時に

ブーーーン

と耳元で鳴った時は


「蜂だ!!!!」

と誰もいないのに大声を出してしまった。

よく見るとカナブンだったが、怖すぎる。


恐るべきは虫か?


今は電車の窓が全部空いているから夏の期間はセミとかいっぱい入ってきそう。。。


勘弁してくれぇぇええぇええぇええええ


その後は無事終わり、その日は三浦マイルドさんも一緒だったから終わってから少し話した。


すると衝撃の事実が…


マイルド:「家はどこなの?」


僕:「〇〇高校のすぐそばです。」


マイルド:「ああ!じゃあ近いね!僕は昔そこに中高6年間通ってたからよく分かるよ」

僕:「ぇえ!?僕もそこ通ってましたよ!」


まさかの中高の先輩だった。笑

まあ先輩と言っても20個くらい上だけど


マイルド:「ええ!じゃあ僕仲よかった杉本ってやつがいるんだけど"すぎ"はそこの学校で教師やってるよ」

僕:「ええ!俺6年間教わってたし一回担任になったこともありますよ!」

マイルド:「ええ!そりゃすごいな!」


マジで奇跡的だった。


杉本先生は英語の教師でmy  motherの事をマイマラーって言う事で有名で、「マイマラーイズビッグ」という一度も言ったことないモノマネをされていた先生だ。



そこから親近感が湧き、マイルドさんとも仲良くなった。



また何あったら報告します。


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