ものかきもどき

現職の生活保護ケースワーカーです(県庁所在地の地方公務員) 2023年4月より約1年間…

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現職の生活保護ケースワーカーです(県庁所在地の地方公務員) 2023年4月より約1年間の産育休取得中。 WITHコロナ、AFTERコロナの福祉行政を生活保護を中心に考えます。 現場の常識は世間の非常識。よりよい生活保護行政にアップデートしたい!

最近の記事

今自分の関心ごと。 生活保護行政 子どもの発達とそれを学ぶ重要性 児童虐待、いじめ、政治 パレスチナ、ウクライナ 我が子のクリスマスプレゼントと年末年始 大なり小なり、、、

    • 最近気づいたんだが、私は現状がダメだ、よく無いと思った時に、大なり小なり何か行動しようとする人間みたいだ。継続性はなく、思いつきであることが多いんだけど。(だからブログも止まっているんだけど) でも、この自分の特性を生かす生き方をしたいなあ。って

      • 自己顕示欲について。 過去はお金の希少性が高かったからブランド品や高級車など、「お金」で顕示消費していた。今はその希少性は薄れ、自分はこんなことに時間を使ってるんだぞとアピールする、ソロキャンやハンドメイドなど、「時間」の顕示消費をしている。自己顕示欲、恐るべし…。

        • 社会的孤立からの陰謀論信者【自然派、反コロナ等…】、生活保護受給者にも育児中のママにもめっちゃおってわかりみ…。いきなり反証ではなくまずは理解を示すところから。

        今自分の関心ごと。 生活保護行政 子どもの発達とそれを学ぶ重要性 児童虐待、いじめ、政治 パレスチナ、ウクライナ 我が子のクリスマスプレゼントと年末年始 大なり小なり、、、

        • 最近気づいたんだが、私は現状がダメだ、よく無いと思った時に、大なり小なり何か行動しようとする人間みたいだ。継続性はなく、思いつきであることが多いんだけど。(だからブログも止まっているんだけど) でも、この自分の特性を生かす生き方をしたいなあ。って

        • 自己顕示欲について。 過去はお金の希少性が高かったからブランド品や高級車など、「お金」で顕示消費していた。今はその希少性は薄れ、自分はこんなことに時間を使ってるんだぞとアピールする、ソロキャンやハンドメイドなど、「時間」の顕示消費をしている。自己顕示欲、恐るべし…。

        • 社会的孤立からの陰謀論信者【自然派、反コロナ等…】、生活保護受給者にも育児中のママにもめっちゃおってわかりみ…。いきなり反証ではなくまずは理解を示すところから。

          生産性に最も寄与するのは「心理(モチベーションや精神力)」でも「行動(タスク、業務計画)」でもなく「認知」が1番重要。「認知」とは、今自分たちがどのフェーズにいて、どこに向かっているのか、ということ。1番に浮かんだ失敗例はマイナンバーカード。生活保護行政もまさに迷子状態。

          生産性に最も寄与するのは「心理(モチベーションや精神力)」でも「行動(タスク、業務計画)」でもなく「認知」が1番重要。「認知」とは、今自分たちがどのフェーズにいて、どこに向かっているのか、ということ。1番に浮かんだ失敗例はマイナンバーカード。生活保護行政もまさに迷子状態。

          防御反応が強すぎて、話が通じない人には損失回避バイアスを利用する。「これをしないことは逆にリスクですよ」これは就労支援に活用できるかも、なるほど…。

          防御反応が強すぎて、話が通じない人には損失回避バイアスを利用する。「これをしないことは逆にリスクですよ」これは就労支援に活用できるかも、なるほど…。

          ①生活保護業務の肥大化…「歩く生活保護手帳」がいないと回らない!?

          現役生活保護ケースワーカーのものかきもどきです(産休中)。 実は出産予定日を3日後に控えているのですが、なかなか陣痛が来ず…陣痛が来ない中で色々と歩き回っていると、より自分が(公務員として、ケースワーカーとして)どうしていくべきか、考えてしまいますね…。 前回の記事で、生活保護行政が抱える4つの問題点に名前をつけました。 今日はその内の①生活保護業務の肥大化について、もう少し思うところを詳しく書いてみたいと思います。 生活保護マニュアルの分厚さは食パン1欣分!?どんど

          ①生活保護業務の肥大化…「歩く生活保護手帳」がいないと回らない!?

          「何かに貢献したい」「何かに所属したい」「何かを発信したい」という思いが常にある自分にとって、産育休の期間はいつももやもやとする。仕事をしていれば、その思いはある程度満たされるのだが。インプットの期間として割り切るのか、この立場でできることを探すのか。noteは試行錯誤の一つ。

          「何かに貢献したい」「何かに所属したい」「何かを発信したい」という思いが常にある自分にとって、産育休の期間はいつももやもやとする。仕事をしていれば、その思いはある程度満たされるのだが。インプットの期間として割り切るのか、この立場でできることを探すのか。noteは試行錯誤の一つ。

          生活保護における「Think Globally,Act Locally」とは

          前回の記事で、「生活保護行政、このままではダメになるんじゃないか」というざっくりした問題提起をしました。 それぞれの私の疑問に名前と番号をつけて、これから思考を整理していきたいと思います。 ・ますます複雑化・膨大化する業務。社会保障関連の施策が日々変わる中でますます膨張する実施要領・関連通知。もはや使いこなすのは「生活保護ヲタク」しか無理。 ⇒①生活保護業務の肥大化 ・受給世帯の多様化。派遣・アフィリエイト・小額からの投資・進学/進路の多様化などに対応できず、そのたびに苦

          生活保護における「Think Globally,Act Locally」とは

          生活保護ケースワーカーをお休みしている間に考えたいこと

          約3年前に育休中に生活保護ケースワーカーとして考えていることを投稿してきましたが、またこのたび約1年間の産休・育休に入ることになりました。 復帰した3年間はある自治体でケースワーカーとして日々の業務に追われ、また年々入れ替わる新しくきた職員のフォローを忙しくする中で、漠然と抱いてきた思いがあります。 「生活保護行政、このままではダメになるんじゃないか」 ・ますます複雑化・膨大化する業務。社会保障関連の施策が日々変わる中でますます膨張する実施要領・関連通知。もはや使いこな

          生活保護ケースワーカーをお休みしている間に考えたいこと

          生活保護受給者にクーラー、Wifiは贅沢か?

          こんにちは。生活保護ケースワーカー(CW)のものかきもどきです。 娘(1歳10ヶ月)がいよいよ保育園に通い始めました。母べったりの内気な性格で数か月の大泣きバトルを覚悟していたのに、なんと5日で泣かずにバイバイできるように、、、子どもの適応力舐めてました。私も仕事頑張ろう。 前回の記事では、令和時代に現行の扶養照会という制度が合っていない!という私の考えを述べました。 今回の記事では、生活保護受給者にとって実質”贅沢品”とみなされ、購入が難しかったり、契約し続けられなか

          生活保護受給者にクーラー、Wifiは贅沢か?

          生活保護は令和時代に適応できるのか?その2~扶養照会について。

          こんにちは。生活保護ケースワーカー(CW)のものかきもどきです。 緊急事態宣言も解除となって、近々職場に復帰できることになりました!働き始めると子どもと寝落ち間違いなしでこのnoteが続けられるか少々不安です。。。ともかく、今日です。 前回の記事では、生活保護受給者が自動車を持てないことについて、時代の変化から見直す必要もあるのでは?と書きました。 今回の記事では、個人的にはもっとも形骸化しており令和らしくない(笑)と考えている扶養照会について、制度の説明とより良いあり

          生活保護は令和時代に適応できるのか?その2~扶養照会について。

          生活保護は令和時代に適応できるのか?~自動車保有の是非から考える。

          こんにちは。生活保護CW(ケースワーカー)のものかきもどきです。 急にムシムシ暑くなってきましたね。1歳の娘は、庭でジュース屋さんごっこという名の水遊びをしています。要するに絵の具を使った色水あそびですが、最後は全部の色が混ざって青汁のようになるのがお決まり。 さて、このnoteはコロナ危機をきっかけに生活保護をもう一度捉えなおそうという趣旨で書いています。 今回の記事では、↑で挙げた3つの論点の②番目。 昭和初期に大枠ができた生活保護制度が、令和の現代においても柔軟

          生活保護は令和時代に適応できるのか?~自動車保有の是非から考える。

          生活保護×オンラインを考える。その2

          こんにちは。生活保護ケースワーカー(CW)のものかきもどきです。 通算4つ目の記事です。やっと三日坊主の危険水域を脱します。書き終わるまで油断できませんが。。。 前回の記事では、オンライン化とは一見程遠く感じる生活保護行政の”紙ベース”記録の現状、文化・伝統とも呼べる徹底した対面主義について説明しました。 もちろん、時代は令和なので、生活保護行政にもちゃんとシステム化されているところはあります。今回の記事ではそれについて触れたのち、生活保護を受ける人にも、CWにも役立つ

          生活保護×オンラインを考える。その2

          生活保護×オンラインを考える。

          こんにちは。生活保護ケースワーカー(CW)のものかきもどきです。 通算3つ目の記事です。3日坊主という言葉がある訳ですから、この記事を書き上げても、まだ坊主の域は抜けない訳です。とかく、書きます。 前回の記事で、このnoteで考える、生活保護をめぐる私的論点を3つ挙げました。 さて、今回の記事では1つ目、 「対面、訪問、書類への記入・捺印を伝統としてきた生活保護行政にオンライン申請・処理が馴染むのか」 について、考えてみたいと思います。 とにかく”紙ベース”! 手

          生活保護×オンラインを考える。

          生活保護のこれからを考えてみる。

          こんにちは。生活保護ケースワーカーのものかきもどきです。 前回、初めての記事で簡単にCW(ケースワーカーのことをこのように略します)としての自分を紹介させて頂きました。 #自己紹介 がついていたからか、多くの方に「スキ」を押してもらって少しいい気になっています。が、大事なのは続けていくこと。この記事では、なぜ私がnoteを書こうと考えたのか、その理由をお話しします。 コロナ危機における生活保護の位置づけGWの最中も全国は緊急事態宣言下。それに伴い仕事を失った方、仕事が減

          生活保護のこれからを考えてみる。