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思い込みの罠、失敗談から学ぶ

#思い込み #失敗 #リカバリー #リカバリーショット #意思の齟齬 #失敗学 #信頼 #絆

思い込みの罠 確認不足の失態

金曜日・・ハッピーフライデーですが
本日はちょっと失敗談を、

A君からベテランBさんへ
「このドキュメント修正どうする」
ベテランBさん
「私がやります」
A君
「じゃお願いします、出来たら各所へ確認まわします」

・・・・・・

ベテランBさん
「できました」
A君
「早いですね、じゃ各所へ確認まわします」

・・・・・

A君
<各所様、手順書にそって〇文章を追加し
 フォーマットを変更しました。
 その他変更事項あれば追記し
 各所で文書発行手続きをお願いします>

・・・・・

クレーマーCさん
「わけ、わからない・・どういう事」
A君
「いやだから〇文書追加してあるので・・・」
クレーマーCさん
「だから〇文書って、手順書と違うくない」
A君
「いやいや、だからここにあるはずですけど」

・・・・・
かみ合わない二人・・・
A君はクレーマーCさんの所で
文書を確認
そしたら・・・・〇文章が無い
確かに、ベテランBさんから・・・

◇そうです
 A君はベテランBさんの
 「できました」
 を信用し、確認を怠っていたのです。

・・・・・

A君
「申し訳ありません、すぐに直します」
クレーマーCさん
「手順書もわかり難いわよね
 見直した方がいいかもね」

A君
「クレーマーCさん、ありがとうございます。
 もっとわかりやすい言葉に変えて
 変更します」

・・・・・
A君はダッシュで自部署へ
そして
ベテランBさんへ、〇文書が入っていない旨
伝え、二人で文書をひらきます。

そうです、二人とも確認作業を行って
出来た気になっていたのです。
各所、10名以上に誤った情報を出し
余計な仕事を押し付けてしまいました。
ベテランBさん
「私が確認を怠りました」
A君
「ぼくも確認を怠った責任があるね」

リカバリーショット

私の持論ですが
「プロはリカバリー(リカバリーショット)が
 上手だからプロなんだ」

になぞらえて物事は進みます。

A君
「よし今から二人で直そう」
ベテランBさん
「私の責任なのに、申し訳ありません」
A君
「責任は僕にもありますから
 とにかくどれだけ早くリカバリーできるかです
 クレーマーCさんには感謝しないといけませんね
 そうでなければ、1週間このままでした。
 1日でリカバリーできた事は
 むしろラッキーでしょう」

事無くして、文章は修正されました。
あとで発覚しましたが
もう少し早く
クレーマーDさんが、文書フォーマットを扱う部署と
もめていたらしく
そっちの担当者も対応いただいたのがわかりました
会社というのは様々な人を巻き込み
様々な人の手をわずらわせながら進んでいるんだと
実感したのでした。

本日の教訓

・相手の話を素直に聞く
・話がかみ合わない時は、さらに深く探求する
・齟齬があったと思ったら、素直に謝罪する
・齟齬修正は迅速に行う
・誰も責めてはいけない
そこで一言
「小さな失敗、大きな信頼」

本日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
皆様に感謝いたします。
ハッピーフライデー!!!!!

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