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ボンクラはみんな生きている

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主に少年時代のしょうもない考え、情けない話、エッチな妄想、本来なら蓋をして忘れておきたい話題など。
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2023年4月の記事一覧

演歌をめぐるアレソレ

 また、知ったような適当な話である。

 台湾の知り合いが「北酒場」や「浪花節だよ人生は」が好きなんだそうだ。日本が(相対的に)凄かった時代の曲というのもあるようなのだが、これらの曲は歌詞は完全に演歌なのにも関わらず、メロディーはポップスなのである。

 この事を感じさせるエピソードがある。
 別の会社に行った私の先輩の上司が、二次会のカラオケで若手がアン・ルイスで盛り上がるのをうらやましがり、「

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「大地の先住民」という需要

(整理上「ボンクラ」に含めますが、まあまあ真面目です)

 以前聞いた話だが、「キングコング 髑髏島の巨神」のロケが行われたベトナムで、映画に出たようなボートや住居を使った「観光」が行われているという。

 そこまで行かなくても、バリ島は西洋人にとって「よき先住民」の土地であるらしく、多くの観光客を集めている。

 以前、テレビ番組でどこかの原住民について放送していたが、放送では全く触れないものの

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オカルトは暗いのか明るいのか

(これは10年以上前に書いたものです)

 私はアメリカ人がうらやましい。アメリカにはタブロイド紙と呼ばれるモノが有る「ウィークリー・ワールド・ニューズ」だの「ナショナル・エンクワイアラー」だの「ザ・サン」だの、名前を挙げれば「ああ、あれか・・」という人の多い大衆紙である。「水槽で飼えるミニクジラ登場」、「空母ニミッツに円盤が着陸」、「日本のカニ料理店の看板、通行人を襲う」、「4歳で大人になってし

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懐かしきワイドショー

 いまもやっていると思うのだが、お昼前、あるいは2時、3時頃にいわゆる「ワイドショー」と呼ばれるモノが放送されていた。芸能人がどうしたとか、凶悪事件に関する勝手な憶測とか、奇人変人のレポート(エバとかがやらされていた)とか、そういう女性週刊誌的なクダラナイ情報が垂れ流されていたものである。

 私も小学生、中学生時代、時々こういった番組を見る事があった。もちろん進んでである。友達との約束をキャンセ

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カーゴ信仰とUFO

 南太平洋の島に奇妙な儀式があるという。
 地面に「滑走路」を整え、作り物の「飛行機」を着陸させ、「軍隊」に扮して行進する。
 その昔この島にはそうやってアメリカ軍が来ていた。祭りは再び「彼ら」が来る事を願って行われているのだと解釈された。

 カーゴ信仰(カーゴカルト)は妙な魅力を持っている。それは残酷ヤコペッティーズ的であり、「金曜スペシャル」的であり、カメラが捕らえる決定的瞬間であり、モンド

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