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文豪作品が意外にとっつきやすかったことーつぶやき読書日記

いわゆる「文豪」の作品も読みたいと思ったのが1,2か月前だったか。

そこから、まずは芥川龍之介の『羅生門』を読んだ。
未読だと思って選んだら、読んだことあったあったと思い出す。国語の教科書に載っていたのだと思う。おどろおどろしくて、臭気まで漂ってきそう。とても短いので、最初の一冊としてもよかった。NHKのウェブ記事で、動画付きで解説されているものを見つけ、理解の助けになった。

つぎに手をつけたのは、谷崎潤一郎の『細雪』。
純文学のオススメ10選としてウェブ記事で紹介されていた。とはいえ上中下巻まである長編をいきなり選ぶことはなかったのだけど、読みはじめたらとても読ませる小説だった。上流階級の家の姉妹たちが主人公で、姉妹のひとり「雪子」のお見合いがうまくいかないことについて、ゴシップ的とも思える話が展開していく。文豪の作品というと"なにやら高尚なことが書かれている"というイメージがあったので意外だった。今は上巻を読み終わって、中巻に入ったところ。ストーリーも続きが気になるし、描写も読ませるなあと感じる。

今日借りてきて、並行して読みはじめたのは、三島由紀夫の『命売ります』。
三島作品の初心者向けオススメ作品を検索して、図書館の在荷にあったのがこちらだった。ユーモラスな作品と紹介されていたけれど、これ設定としては村上春樹とかに出てきそうだなと思った。村上作品の短編に、私立探偵みたいな人が主人公の作品がいくつかありますよね。そんな感じだなと。こちらもストーリーの続きが気になる〜。純文学ってストーリーより芸術性重視って読んだことがあったけれど、その中でも色々幅がある、とも書いてあったなと思い出す。


Photo by yuki otaさん

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