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#061 優雅なアル・ヘイグのピアノ『鬼火』

#アル・ヘイグ#チャーリー・パーカー との共演歴もあり、立派なバッパーとみなされていますが、他のバッパーのような、「俺が俺が」の切迫感が少ないのが特徴ですよね。

とっても優雅なタッチで、ジャズ風のグルーブ感はあまり感じないのです。ウィキペディアの記事を読んで、そもそも、クラシック・ピアノをやっており、自称「 #チャーリー・パーカー の演奏スタイルに合わせた」と発言していることから(これもソース不明ですが)、ベースにクラシック音楽があるのは間違いないでしょう。

このアルバム『ジャズ・ウィル・オー・ザ・ウィスプ』(「鬼火」という意味)と『アル・ヘイグ・トリオ』は、1954年3月13日にすべて一発撮りされた、有名なセッションで、1枚分か印税が支払われず「ただ乗り」されたという面白いエピソードがあります。このセッションに参加した #ビル・クロウ (訳は #村上春樹 )の本に詳しく書かれています。

古い録音ですが、上記の本にも書かれているように、マイクセッティングをかなりこだわった様子があり、ピアノ・ベース・ドラムのバランスはとてもいいです。

アル・ヘイグのクラシカルなタッチは、アップテンポだとなんだか「当たり前」に聞こえてしまします。バラードに本領が発揮されているような気がしますね。「バーモントの月」本当に美しいです。

ポニーキャニオンの復刻は良くなかったです。ヴィーナスレコードからの復刻は満足できると思います。
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