【摂食障害】食べたい、止まらない食欲~過食編①~
拒食編はこちら⇩⇩
大好きな保健室の先生の言葉で
「このままではやばいんだ」
「とにかく食べよう」と思いました。
でも、約2年弱続けてきた過激なダイエットの影響は想像以上に大きくて
「食べたら太る」
少しだけ量を増やそうとしても、恐怖が出てきて、やめてしまう。
一口だけでもダメでした。
やっぱり前のままダイエットを続けていこうかと何度も思いました。
ただしばらく経ったある日、一切食べないと決めていた
「お菓子」
ご飯は無理でもお菓子なら食べられるんじゃないかという考えが浮かび、試しにそのルールを破ってみたんです。
「・・・こんなにも美味しかったんだ・・・」と涙が出そうになりました。
これからのわたしは
「好きなだけ食べてもいい」
むしろ
「食べないといけないんだ!」とまたスイッチが入りました。
(これが拒食から過食へと切り替わるきっかけでした)
気づいたら、無心でお菓子をむさぼるように食べていました。
寮では、定期的にお菓子が支給されていたのでストックが山ほどありました。
はっと我にかえると、急に罪悪感が襲ってきて
「こんなにも食べてしまった・・・」
と、その罪を消すかのごとく、水をがぶ飲みしていました。
水を飲めば全部が流れ出てくれると思ったのか、
その時の感情は、正直覚えていません。
おそらく1日に3〜4リットルくらいは飲んでいたと思います。
次の日もまた次の日も同じ事の繰り返しでした。
ご飯は食べずに、お菓子を山ほど食べる。
そして、水を飲んでリセットする。
あまり、人に悟られないように、ひっそりと隠れて食べることもありました。
当時のことを友人に聞いても、あまりピンときていないので、うまくやっていたんでしょう。
それでも体重はあまり変わりませんでした。
「お菓子をいっぱい食べても、ご飯を食べないようにしたら太らないんだ」
新たな価値観の誕生です。
※おそらくこの頃は、158センチで40〜42キロくらいでした。
この続きはまたの機会にします。
同じように苦しむ方に少しでも寄り添えたらと思い、綴っています。
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