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【コンサル】ヌルい職場と楽しい職場は違う

今日は「教えないコンサル」なのに、いろんな話をしてしまった村上です。

@鷺沼発
マネーコンサルティングスラッシュオー
&資産バランスプロジェクト

さて、コンサルに入る段階で村上は、
社内のコミュニケーション頻度を聞くことがあります。
また、社内雰囲気を拝見することがあります。

というのも、何でも言える風土が
重要だと考えているからです。
・知らない物は知らない。
・助け合う
・チームで勝つ
そのためのコミュニケーションです。

最近では、「心理的安全性」という言葉
が用いられるようになり村上も説明が楽になりました(笑)

しかし、
「なんでも言ってよい」
を勘違いしてしまったり
助け合うなんてヌルい組織では?
というご意見も頂くことがあるので
少し深堀してみようかなぁと思っております。

では早速いってみましょー

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今の時代は社内コミュニケーションが重要

昨今は情報量が増えました。
それはそれは膨大に。
ニュースからSNS、雑誌、新聞と
2000年頃からは考えられない量です。

しかし、増えた情報の特徴は
・マクロ情報(世の中のブーム)
・ハウツー情報
ばかりです。

勿論ネットから収集できるマクロ情報は大事。
けれど、本来ライバルである他企業の情報も必要です。

その情報量は計り知れない・・・・

しかし、自分一人で扱える情報量には限りがあります。
では、マクロ情報はネットで収集するとして、
他企業の情報はどうやって収集したら良いのでしょう?

それは、営業員であり他業界と交流した人の話です。
それを聞くことで、
自社-他社-業界-顧客
の情報を一元管理できるようになります。

ミーティング

その為には、社内コミュニケーションを
せざる負えないのです。

実は、2000年当初はコミュニケーションを
取らなくても「優秀な社員」「実績のある会社」
になることはできました。

それは情報収集が新聞雑誌、TV程度だったため
外で営業していれば自然と他社情報は入ります。
一人で完結してしまったんですね!

正解がない時代

正解の消失は2000年でも始まっていました。
正解とは過去の成功を引き継げば
現在も成功できる方法です。

例えば、村上が従事した営業職。
ここでは、訪問件数が営業成績の全てを決めました。
朝9時になると、一斉に支店を
飛び出していくことが重要だったのです。

しかし、現在支店を飛び出しても
会えるのは戸建てに住んだお年寄りが
ほとんどではないでしょうか?

企業はセキュリティに阻まれて、
会いたい人の顔さえ見れないと思います。

また、自動車業界は作れば売れる世界でした。
つまり、早く作ればよかった。
そうすれば営業員たちが売ってきてくれたのです。

しかし、1990年を境に販売台数は落ち込んでいます。
お客さまの要求が変わってきているのですね。

変化

すると、現在ビジネスをしていく上で
正解がない
つまり、試行錯誤する必要がでてきたわけです!
そのため、最近は「挑戦」「テスト」「実験」
という言葉が世の中をにぎわせているのです。

特に最近は、リモートワークの推進等
生活習慣の変化も急激に起こっているので
さらに会社は「挑戦」「テスト」「実験」
を行う必要性に迫られています。

このように、挑戦をしていくには
どのような組織が必要となるでしょうか?

答えは単純で、
話し合うしかない。
協力するしかない。
です。

過去が通用しない以上、
話し合いの場では
職責や年齢、経歴は関係ありません。

管理職は話をまとめ、
チーム(会社・部署)にとって
ベターな施策を決定していくしかできません。

さぁ「思ったこと」を、
「感じたこと」を、
話してください。
そんな
コミュニケーション(土壌)=心理的安全性
が必要となっています。

楽しいコミュニケーションなんてヌルい職場?

「楽しい」と聞くと、昭和世代(私も含めて)
はヌルいこと言うなよ。
と思われるかもしれません。

しかし、楽しいの意味合いが違います。
楽しいとは、楽をするではなく
仕事が向上するから楽しいと感じる事
を指します。

ここで有名な著作から図をお借りします。

から、職場の4象限です。

職場の4象限

【ヌルい職場】
心理的安全性は高いが、仕事の基準が低い職場。
「まぁしょうがない」
「これくらいで良いか」
「みんなもやっているし」
が合言葉です。

結果、
・納期が守れない。
・目標が達成できない。
・仕事から得るものが無い。
・優秀な人は転職していく。

となります。
みんなが低いレベルで
安全性を確保していますから、
「仲は良い」と誤認しがちです。

気づいた人から、その職場を去っていくので
仲が良いのに人の入れ替わりがあったり
徐々に売上が下降していきます。

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【サムい職場】
心理的安全性も低く、仕事の基準が低い職場。
チームを良くしようと思っても、
その結果罰を受ける可能性があるので誰も
発言行動しません。

仕事の基準が低いから、
リスクを負う必要なないのですね!

成果を出すよりも失点を恐れるので、
言われた以上の仕事はしません。

比較的大きい組織がなりがちな印象です。
一時期の和民とかね・・・


【キツい職場】
心理的安全性は低いが、仕事の基準が高い職場。
雰囲気がわかる方は、不動産会社や金融機関を
イメージされるとわかるかも。
得てして、給料は悪くなかったりします。

村上はずっと、キツい職場勤務でした(笑)
「余計な事を考えるな」
「真似ろ」
が口癖ですね。
求められる基準が高い上に罰が厳しいです。
ですから、罰回避の為の行動を起こしやすくなります。

かんぽ生命とか・・・

仕事で潰れる

【学習する職場】
心理的安全性が高く、仕事の基準が高い職場。
何でも話せ、共有することができる。
だからこそ、全員の学習能力が上がる職場です。

ここに至るには、
・サポート
・意義-会社やプロジェクトなどの目標設定や行う意味が設定されている。
・みかえり-自分が成長することで、会社や自分への報酬、
が想像できる。道の途中でも、承認や励ましが得られる。
・適材適所
が必要となります。

飛躍する人

心理的安全性へ向けた村上の失敗

実はこの取り組みをする中で、
村上は失敗をしたことがあります。

それは・・・
モラルとマナー教育をしなかったことです。
「何を言っても良い組織」と
一定のモラルとマナーを身に着けた大人が
聞くことと、
モラルもしくはマナーに欠けた人が聞くのでは
行動が変わります。

モラル(道徳)とは、
生命を大切にする心や他人を思いやる心,
善悪の判断などの規範意識等の学習です。

何を言っても良い組織とは、
相手を尊敬する気持を失くして
良いわけではありません。
年上を敬う気持ちは大切です。
そこの再確認は、時として必要。

次にマナー。
会社独特のマナーは別として、
社会人が成長するために
知っておくことも必要です。

資料作成は完璧に出すのが良いですか?
50点で、早く出してほしいですか?

自分が責任者でないならば、
早く出した方がお互いに良い。
間違っていれば軌道修正できますからね。
そんなマナーも会社で一致しておいた方が良いです。

道徳もマナーも自分たちで書き出すのは大変です。
一旦通読して、必要なところだけでも
ピックアップしてみてください。

まとめ

今回は、コミュニケーションは
今の時代さらに重要になってきている。

そして、円滑なコミュニケーションには
心理的安全性が必要。

コミュニケーションが豊かでも、
ヌルい職場と学習する職場の違い。
そして、私の失敗談を含めて
モラルとマナーの統一の話を書きました。

良き情報収集、職場環境が図られますように!

【参考図書】

というわけで、またね(●´ω`●)

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