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雨の祝日の初体験♪

曇り時々強い雨。

日曜日から木曜日ぐらいまで雨の予報……

あ、日本の梅雨とオソロイですね?

まるで11月のような暗めの空。
先の方は靄で真っ白。

日本や11月と異なるのは、
まだそれほど暑くも寒くもない気温だという点。
最高気温21度、最低気温16度。
雨空以外は過ごしやすい気候。

6月24日は、Festa di San Givanni Battista/(洗礼者)聖ヨハネの日で、ジェノヴァの守護聖人(他には、聖ロレンツォ、聖ジョルジョ、聖セバスティアーノ)のひとりのため、市内の多くの職場や学校は休日。


日本で言う、◯◯県民の日・市民の日に似ているだろうか。日本の場合は宗教的な意味合いはないけれど。

通常、この日には、チェントロ(中心地)の広場に屋台や露天が出て、音楽隊の演奏や宗教的パレード、打ち上げ花火などが行われるとのことだが、雨への警報も出ているため、屋台や露天は中止になったと、今朝、インターネットのニュース記事で知る。

雨の予報が微妙で、なかなか予約を取りにくかった美容院に先週行っておいてセーフ。
雨の日に美容院に行くと、せっかく綺麗にブローしてもらった髪型が湿気のせいでもたないから。
とはいえ、今回は前回や前々回に比べると、仕上がりにも、髪型の保ち具合にも、湿度の悪影響が見られて残念。。。まあ、せんかたなし。



キッチンの窓から見える絵画は、時としてTVの画面のような動画にもなることにあらためて気が付いた。

雨の合間に、わさわさたくさん鳥が飛んできたと思ったら、スタイリッシュなカササギの他にも黒い集団が……
クロウタドリにしてはずいぶん大きいのでは?と、よくよく見る。うん?くちばしは黄色くないぞ。

なになに、カ、カ、カ、カラスですか!?
え、ホントに???

スゴい、10羽ぐらいいるーーーっ!!!

だって、イタリアでカラスを見るのは、はじめてだよね?
どこから来たのかしら?

ああ、数日前のアーアーというカラスのような鳴き声は、「カラスような」ではなくて、本当のカラスだったのか!

謎がひとつ解けてスッキリ!

さらに、「カラスが見たい気がする」と記したら、早くも実現するところがすばらしい!

窓を開けて写真を撮りたいところだけれど、そうすると、逃げられるからなぁ……と思っていたら、やっぱりカラスは賢いというから、わたしの動きに反応して、集合写真を撮る前に一斉に飛び立ってしまった。

以前は、動物のドキュメンタリー番組などには、それほど興味を示す方ではなかった。
親にねだって映画館に観に連れていってもらった『子猫物語』は、観たいと思っていたのに、実際に観てみたら、期待していた感覚にはなれず、こういう系は好みと違うんだな、と思った。

が、時を経て、所が変わって、なぜか、イタリアに来てから、動物のドキュメンタリー番組を観ると、興味深く観入ってしまうことがよくある。
新しく知るその習性や特徴などもおもしろくて、つい会話で話題にしてみたりも。

それゆえに、イタリアで(おそらく)はじめて見たカラスの集団にすら歓喜してしまうことにも、納得。


「イタリアでは、カラスを見かけないよね」と言い合っていた人に、早速、カラス目撃報告しなくては!と思う次第。


カササギ



カラス?



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