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Subaramazing, 日本?

日本が世界で最もハイコンテクスト?


最もなのかは分からないけど、
日本は文化的に文脈依存度が高い、というのは間違いない。
「でも、世界で最も」って…


Hontrue desu ka?

(不満いっぱいのもんちゃんが長々と語ります。約10,000文字あります。でも一生懸命書いたのでよんでネ!!!)

最初に要点です

■ハイコンテクスト、ローコンテクストは、優劣ではないよ
■どんな文化、言語にも文脈依存度の高い瞬間があるよ
■日本が世界でもっともハイコンテクストな文化ではないと思うよ(今後、偉い学者を敵に回した人生を歩むことになる。一生偉い学者にはなれないだろう。)

この前の池田さんのnoteは、もちろん他言語と比べた時の日本語の素晴らしさを語っているのではなく、単に日本が「ハイコンテクスト文化だという事実とそれがマーケティング領域でネックとなりうるということ」を述べているだけであるということを改めて注意しておく必要がありまして。

ワタクシは、マーケティング領域においてそのようなフェノメノンが存在していることを、マーケターが理解する必要があることに、激しく同意します。

しかしながら、このnoteを読んだときに何となく、ハイコンテクスト文化はローコンテクスト文化よりも優れている感が漂っているのだ~と言われている気もしないでもない…。

その意味で、「他の国はローコンテクストなのか~」と読者側が捉えてしまうのは間違っていると思っている。しかも、「最も」と言い切るのは、ちょっとだけ危険だったなと思う。

従って、今回のエントリでは「日本が世界で最もハイコンテクストである」という主張だけ、そこだけを取り上げて、深堀ってゆかむとするなり。

SORE HA CHIGAWRONG

(ポーランド、ワルシャワにて。)
(まあ、ちがうよね。でもいいの)


よく、どの言語が簡単、難しいと言われたりしますが。

実は難しいのはアルファベットや単語や構文を覚える作業まで、
ということは、誰でもなんとなく感覚がわかると思う。

どの言語も目指すレベルが高くなる際には、同程度に難しいと言えるとワタクシは考えている。

日本語は構文と語彙がバカみたいに難しい(らしい)けど、
意外と、文化にさえ慣れれば言語に頼らずとも意思疎通ができたりするみたい。

日本語をある程度理解していたとしても、外国人に「日本独特の○○という感覚を説明するのは難しい」。確かにそのような場面はあります。しかし、それは相手がローコンテクストだから、ではない。

日本人同士でさえ、概念的で抽象度の高い会話は、同じカルチャーを共有していなければ理解が難しい。

逆に、アジアという文化さえ共有していれば、韓国人でも中国人でも日本人でも、モンゴル人でも、台湾人でも、フィリピン人でも、インド人でも(ちょっと遠いか)、「うんうん、それ何となくわかるよ」という場面が存在し、欧米文化を共有した人々には理解が難しい瞬間がある。

つまり、ハイコンテクスト文化というのは、カルチャー濃度が言語に反映された、コミュニティ(カルチャーを共有した集団)の中で醸成されるものであるということ。

それは国や言語で比較するものではない、とワタクシは考えるわけです。

「日本は島国で単一民族で地理的要因がこうでこうでこうだから、言語依存度の低い文化が形成された」 、このような理由で文脈依存性が高いというのは、マクロなもの見方だ。

でも、当然ながらムラとムラでは文化が違い、さらにイエとイエでの文化が違う。
同一言語を用いていても、ヒトとヒトの文化さえ違うこともある。

ちなみに私は文脈依存性の高い場面が苦手だ。ローコンテクストなコミュニケーションでないと、全く理解ができない。


ミクロな視点で見てみると反例が意外と出てくるということはよくあること、と思う。しかし、この反例はやっぱり、クオーテーションマーク付きのマイノリティとしてしか存在できないのが、世の常である。

マイノリティは時としてムシをされ、置いてけぼりにされる。
そしてたまに逆襲を開始する。
これが世の中に大打撃をもたらすことが、たま~にある。たま~に、だけど、大打撃。
そして歴史的。

話がずれたので戻すよ。


Chotto a minute

(電車のアナウンスに耳をすませよう。「この先電車が揺れますので手すりにつかまって下さい」、は、「線路変更をするからしっかりつかまっとけよ」と英語では語られる。この差は、何だと思いますか、考えてみてね。)

文脈依存性の差
は、A国がB国と比較されたときに発現する、というのはどうも適切ではない、今回文中で何度も言う。意図的だよ。

ハイコンテクストなのは、日本だけじゃない。
きっと、スワヒリ語を話す国の一つであるケニアの中でも、トライブによってカルチャーが違う。

日本のハイコンテクスト文化が特徴的だと思いがちな理由は、自分が日本人であり日本語を話すからなのだ。
日本で育って日本語を話す日本人として、相対的に外国人と比べた時の日本語・文化の理解度が高い、というだけなのだ。


例えば、青信号。
緑色なのに、「青」と表現するのは、「若葉が青い」と言い表されるときの
「青」であることから、われわれ日本人にとっては不自然ではない。

私は、アメリカに留学していたころ、
青信号は緑色だけど、表現するときには“blue light“っていうんだよね~
と友達に伝えると、
「はあ?意味わかんねー。」
と秒で返されたのがかなりショックだった。

日本では若さを表す青、若葉だけでなく他の植物も青いと表現されことがある。
野菜の青菜だって、緑色だけど、 a.k.a.青い菜っ葉 じゃないか!!!

異なる文化のそれぞれのコンテクストを深く相互理解し合うことは、やはり難しいのだ。
なぜなら、自分の文化・言語とは100%照合することができないから。


英語の動詞have。
物をhave
ペットをhave
食べ物をhave
過去の経験もhave
我々にとって、ペットをhaveならギリギリわかるが、食べ物を食べるときのhave
はちょっと違和感がある。

食べ物を食べるときは、「食べる」、はい、これ以上ありません、日本。
ハイかローかで行くと、この「食べる」はローでしょう。

一見、「haveはいろんなものを一緒くたにしてるんだから、ローコンテクストだろ!」と思っちゃうけど、日本でいう「青い」と相違はない。
我々には理解が追い付かない使い方をされているhaveは、ハイコンテクストではなかろうか?同意?


英語もよくよく考えれば、文脈依存性が高いのではないか。

よって、簡単に日本だけを詳細に考察することでハイコンテクストだと判断するのは、些か疑問である、と強調したい。

言語先行の文脈依存性ではないく、どの文化においても文脈依存が先行した上で、言語が発せられているではないか。

つまり、他言語における構文の使い方や単語の選び方が自分の言語と異なる時に、自分の言語を軸にして文脈依存度の差を見ることは、間違っているのだ。

その差に見えるものは、ただのカルチャーの違いである。


Doushite is this happen?

(いい素材がないのでテキトーに桃太郎)

例えば、
昔の「ヤバい」と今のそれは意味や使用シーンが異なっていたり、多様化している。

(笑)や括弧ナシの「笑」、「www」は捉えられ方も違う。

それぞれの差は皆さん、感覚的にわかるはず。

じゃ、なぜ異なるのか。
それは、使い手が生きてきたカルチャーが違うからである。ここに、言語の文脈的差異は人々の文化経験に依存していることが理解できないだろうか。

日本語の例ばかり出していても意味がないのだが、とりあえず上の「(笑)」に関する話を。

どこでもwを使われると古い感じがするし、ネット上の一定コミュニティが使いそうな言語だし、ちょっと引いちゃう、、、
と思ってしまう我々Z世代は、括弧ナシの 笑 がスタンダードである(経験則)。括弧アリの 笑も、括弧が全角(笑)か半角(笑)かで意味が異なる。しかも、半角スペース入りの( 笑 )もまた違う。
Z世代以降の日本人は、この(笑)の種類を巧みに使い分けている。

※ミレニアル世代の初期生の皆さんは、wを多用するが、一旦立ち止まってほしい。wと打つのは早くてラクかもしれないけれど。使用シーンがふさわしいかを都度考えることで、印象を損なうことはないでしょう。

もしかしたら人生の先輩方は、このような現象を理解するまでに時間がかかるかもしれない。でもこの理解の困難さは、生活文化が異なるから生じるものである。

何度も言うが、文化の数だけ文脈があって、あくまでも文脈先行の文脈依存なのであり、言語を先行要素としてそのハイコンテクスト性を測ることは若干不適切である。

文化的コミュニティ毎に文脈を捉えるための要素プライオリティが違うだけで、特にどの国がハイコンテクスト文化である、とは断言するべきではない、ということ。

どの言語、どのコミュニティにもローコンテクストおよびハイコンテクストな瞬間があるわけだから。


CHOTTO A MINUTE ( AGAIN )

(さて、こだわりの強いラーメン屋の親父の長い力説をへて、やっとやっとラーメンが出てきました。もうお腹いっぱい?そんなこと、言わない。)

まだ、このページ閉じないで。

ようやくここで、ローコンテクストだと言われている英語を救済するために、ラップの話をするよ。(ここからが長い。アナタは、ようやくのラーメンとのご対面なのに、さらなる解説をくらっている。)


けど、その前に日本におけるラップ事情と、その例を挙げたい。(ここが無駄に長い。ごめんなさい)

日本では1980年代いとうせいこう氏により紹介された、比較的新しいカルチャーである。
最近ではテレビ番組「フリースタイルダンジョン」が放送当時より話題になり日本国内のラップリテラシーを爆上げした。

ラップにおいて、コンテクストがローなのかハイなのか、は非常に分かりやすく、人間の真理を突いたり、時事ネタをいじったり、もっとライトな単なるディスり合いまで、その文脈幅がかなり広い。

ラップの三大要素は以下であるが、個人的にそれらをハイコンテクストな順で並べてみた。

押韻、リズム
頭韻、脚韻を踏みながら、仮に遠因的単語を並べても、内容が逸れないように間接的に文脈を構築する。しかもリズムは崩れないことが前提。

②語られる内容
時事ネタ、業界に関する事柄、ラッパーの人生などがよく語られる。直接的に文脈を構築。

パフォーマンス
ラッパーのキャラクターや声色によってオーディエンスは視覚的な影響を受ける。
物理的なものであり文脈依存度は低い。

これらを応用し、最高のバースを作り上げることがラッパーの腕の見せ所であるが、

個人的に、ハイコンテクストなラップというのは、①遠因連想型、あるいは②伏線回収型であると考えている。

①はバースの中である話題に関連した単語やフレーズ、発音などの要素をそれとなく置き、終盤で「ある話題」を直接提示することなく、オーディエンスがそれを単語などから想起できるラップ。一見関係のない単語による比喩なども一例。

②はバースの中で、ある単語・フレーズ、または発音を要素を並べて、ある話題をその前後で示し、ダイナミックで一貫性のある文脈を作り上げるラップ

全てが絶妙に組み合わされた至高のバースというのは、オーディエンスの脳にドーパミンダムの決壊をもたらす最高のドラッグである。

こんなこと書かれてもよくわからん、と言う方々のために、
例) フリースタイルダンジョンSeason1 Rec2-2 : CHICO CARLITO vs R指定
即興ラップバトルでの一節を紹介しよう。

部分抜粋だが、R指定さんによる最高にクールで知的なライミングをご堪能あれ。

「4連覇に高まってるぜ でもそのロン毛は絡まってるぜ空回ってるスキルは要らねぇ正解不正解そんなもんは知らねぇこいつを倒せば前人未到よく頑張った感動した前自民党総裁まるで小泉 こいつぶっ壊し出すぜ懲りずにトップに」

・高まってる、絡まってる、空回ってる
→それぞれの脚韻もさることながら、一番アツいのは、他のラッパー同士で繰り広げられた過去のラップバトルでの一節を用いるサンプリング(和歌でいう「本歌取り」)をしている点。

・要らねえ、知らねえ
・ 前人未到、前自民党
→かたい押韻。

・ 小泉
→小泉純一郎氏が元横綱の貴乃花親方が怪我を抱えつつ優勝を果たした際に祝辞で述べた「よく頑張った感動した」 や、「自民党をぶっ壊す!」発言を引用。

・ 小泉、懲りずに、トップに
→三選を果たした小泉元首相と、対戦ラッパーのCHICO CARLITOをぶっ壊してトップに立つ=勝つぞ、という意気込みをかけている。

・ おまけ:正解不正解に隠れている「政界(せいかい)」からの「前自民党総裁」
→Rさんの知的ラップの真骨頂。


この凄まじいラインを受けた後の、CHICO CARLITOさんの負傷バース

「これが前人未到知らないけどチャンピオンロードどうの俺がいる言ってる事 お前が小泉またも懲りずにどいつに言っても何を言っても俺がこの牙 尖ったまんまラップしてるぜまた気づかず 気づかずまずバースかます」

押韻が少なく、内容もしどろもどろで最後のほうは詰まってしまいます。


ここに、わけわからないくらいに華麗なるR指定さんのバースが披露される。

「詰まっちゃって立ち往生 俺ならマイクロフォンの末期症状でも気づけば後ろにチャンピオンロードまるでロードトラブル起こすか高橋三船のような関係ヒビが入るより日々ライムするぜ今見せるぜこのkick itまるで お前が出て来た事が危機 check it」

・立往生、末期症状、チャンピオンロード
→押韻関係にある。

・ チャンピオンロード
→チコカリさんのバースを踏まえている。

・ ロード トラブル、高橋ジョージ
→「チャンピオンロード」の「ロード」からTHE虎舞竜、そして高橋ジョージを持ってくる。

・ 高橋三船のような関係、ヒビが入る
→当時の時事ネタを違和感なくぶっこむ。

・ ヒビが入る、日々ライム
・ kick it、危機、check it
→わかりやすい押韻。

結果、

「勝者、R指定~~~~~~~!!!」
テーテーーーーン
ドゥワ~~~~~ン(銅鑼の音)

この回を視聴した時、私は震えた。美しいライミングに慄いた。
神がかり的ライミング。

以上、日本人による、日本カルチャーと社会文脈における日本語のラップでした。

やばい、超ハイコンテクスト~~~

って思うのは、私やあなたがR指定さんとおなじ日本語、一定のカルチャーを共有する、日本人だから、にすぎない。

(小休止に私のヒップホッパーな画像をどうぞ)
(これと一緒に“going to school feat. against for the cold” とやや押韻をかましドヤ顔投稿したことがある。)


ここからがHYUNDAI (やっと)

(ワタクシと学者との究極的に一方的な冷戦が始まります。)(ヒュンダイは韓国の自動車やさんだから、韓国のお写真です。)


(英語読みすると、ヒュンダイではなく、ハンダイ。本題(ホンダイ)とかけてみた 照)

日本だけがハイコンテクストではないと言うことを証明するために、
そして、アメリカもハイコンテクストな瞬間があるんだぞ!ということを証明すべく、アメリカンラップを用意したよ。


私の大好きな米国のラッパー、Hopsin先生a.k.a A Master of labyrinthine lyricism (非公式)の“All Your Fault(全部お前のせいだかんな)”という曲で紹介。

(※前提:Hopsin先生は、オーストラリア人元カノとの間に子どもができたが、生まれる前に元カノがオーストラリアに逃げてしまい、誕生後も息子にも会えずにドロドロに病んでいる。元カノをかなり恨んでいる。)

攻撃的な内容で言葉も全くもってよろしくないが、華麗なるライミングをご堪能あれ。
(筆者訳)

More money, more problems it is(金のこととなれば余計に面倒くせえ)Now I'm back to writing my lyrical novel again(俺はまた慰めの物語を書くしかねえ)I'm holding on grenadesand I'm trying to not pull a pin(手には手榴弾 爆発させちまわねえように握ってんだよな)I done contemplatedon downing a bottle of gin(ジンのボトルが逆さになるのを見つめてたんだよな)

・ writing my lyrical novel
→ 自分の苦しみは、フィクションのようだ、と誰も理解してくれない。

・ novel
→problemとかかっている
→ novel again が、うしろのnot pull a pin と bottole of a ginで押韻される。

・ holding on grenades and I'm trying to not pull a pin
→怒りでどうにかなりそうだけど、感情を押し殺していることの比喩。
→しかも手榴弾を投げるのは自分で、どうしたって自分が悪者になってしまう立場にいるということを暗示。

・ on grenades は contemplatedで脚韻。 

・ contemplated on downing a bottle of gin
→Bombay Sapphire Ginの1500ml ボトルはラベルが逆さまになる。
→酒を注ぐ際に、角度がつきほぼ逆さになるまで中身を消費している。
→つまり精神的不安定さから、酒を浴びるように飲んでいることを暗示。

'Cause maybe that'll calm my nerves and get my ass on track(それが俺を落ち着かせてくれる そして忘れさせてくれるからな)I'm on the f*ing edge, I snapped and I just can't go back(俺はマジで崖っぷちにいるんだ、ブチギレ、もう戻れねえ)I have no class, I'm cut from how my last hoe act(俺は負け犬だ アイツの振る舞にはあきれるよ)

・ get my ass on track
→asstracks はトイレのスラング。酔っ払いとトイレがお友達なのは全世界共通。
→先述のginにかかっている。
→ ass on trackはうしろの can’t go back、 have no class、 last hoe actで押韻。

・I'm on the edge
→①どうしようもなくイライラしている
→②後がない、なぜなら、Hopshinは、元カノと口論になった際に駆け付けた警察に「Hopshinから打たれた」と嘘をついた(他のHopshin楽曲で語られている)ため彼が一方的に悪いということになっているが、否定したところで無力でありどうしようもない、という文脈。(ついでに、直後のsnappedは、彼女を打ったことになっている、という暗喩だと思う。)

・ I have no class
→ 「まったくだめなやつ」という意味のスラング。ここでいうクラスはその通りに「階級、品格」という意味だが、「階級がない」のは「だめなやつ」だという解釈となる。

・cut で同じように物理的破壊の意味合いがある snapを回収


まだまだいくよ~!

She tried to ruin me, she damn near mademy cash flow crash(アイツは俺の人生を狂わせた アイツが俺のカネ全部持ってくとこだった)I fucking hate this b**, her name could **sit on a grave(アイツが憎い アイツの名は墓に刻まれるべきだ)Only reason she ain't dead is 'cause my kid on the way(でもそれは不可能 俺の息子を妊娠しているってだけで。)The b** is pregnant and she stripping, dodging minimum **wage(アイツは俺の少ない稼ぎを奪い、ずらかる妊婦)She donekick me down,locked me up and spit on my face(俺を蹴り倒し縛り上げ顔に唾を吐く)

・ near made と her name、
→そしてmade、name は hate と faceで押韻。

・cash flow cash
→実は、ass on trackとかかっている、かもしれない。

・ cashとcrash
・ sit on a grave とkid on the wayとspit on my face
→ それぞれ押韻関係にある。

・ Her name could sit on a grave
→やや直接的だが、比喩的表現。
それにしても憎みすぎ。

・ Kid on the way
→もうすぐ生まれてくる自分の息子について。
死ぬほど元カノが憎いけど、自分の血を分けた息子のことを考えると、
憎み切れない…という怯みを激しい言葉で隠そうとしている。

・ wage と grave、way、face
・ She done と down
→それぞれ押韻関係にある。


I bought a ring for this b** set it in stone(指輪を買ってやったが コイツはそれをただの石にしちまったんだ)My headache has grown, damn I should've left it alone(頭痛がひどくなるばかりだ くそ、こんなこと放っておけばよかったんだ)Now heaven is gone, so is my love and it won't return(天国なんかもうない。愛する人も。元にはもう戻れない)Welcome to hell bitch, I hope you burnbecause(地獄へようこそ お前が焼かれることを祈ってる だって)

*歌詞続く

・ set it in stone と left it alone、heaven is gone
→押韻関係にある。

・ set it in stone
→「(スケジュール等を)変えることが非常に難しい」というイディオム。
→婚約指輪のダイアをただの石にしたこと=意味がなかったことの比喩
→ 今のこのこじれた状況を変えることはできないということを表現。

・ stoneがheaven、alone、gone、return、burnで怒濤の押韻。
・ heavenをhellで伏線回収。


ク~~~~ッ noteで文字色変える機能あったら楽なのに…
複雑なライミングが得意なHopsin先生がmaster of labyrinthine lyricism (リリック迷宮の支配者)と呼ばれる所以がお分かりいただけると思う。

分かりやすく解説しようとしたら余計に分かりずらくなってしまったが、読者の皆様にはどうか努力をして、上のラップを理解していただきたい。


最もだなんて、Tondemo nothing

そう思います。

英語はダイレクトな表現だ=ローコンテクストと思われがちであるが、
語彙のダイレクトさと文脈のダイレクトさは同じ尺度で比較すべきではない、とワタクシは思うのだ。


英語にも複雑なイディオムがあるし、単語の使い方によっては日本語に落とし込むことが難しいものがたくさんある。極めつけはスラングである。なんでこの単語がそーなるの、とワケのわからないメタモルフォーゼを遂げている単語が数え切れないほどあるが、これを理解できないのはハイコンテクストであるからというよりも、母国日本の文化に浸かってきたから、にすぎない。


上の文章中の英語を日本語に、日本語を英語に、さらには多言語を当てはめても妥当な説明になることは、今回何度も繰り返している私の主張である。

KPOPが好きな人は、アイドが発言するコメントの日本語訳の中で特に
「~をたくさん愛してください」
「~を期待していてください」
が日本の感覚では若干の違和感を覚えた経験、はあるあるではなかろうか。

韓国留学経験のあるお友達に聞いたところ、
韓国語は非常に表現が豊かだと感じたそう。
上の例のように、日本語でぴったり訳すことが難しい場面にも度々出くわしたらしい。
しかもハングルの発音のおかげで、非常に耳障りがいい。
というわけもあってか、韓国のラップ界もかなり盛り上がりを見せていることは余談。

とりあえず言いたいことはお分かりいただけると思う。
まとめると、

■ハイコンテクスト、ローコンテクストは、優劣ではないよ
■どんな文化、言語にも文脈依存度の高い瞬間があるよ
■日本が世界でもっともハイコンテクストな文化ではないと思うよ(今後、偉い学者を敵に回した人生を歩むことになる。一生偉い学者にはなれないだろう。)


ということである。

長々と、張り切ってかいていたら朝を迎えてしまった。(午前5時)


アーア、ラッパーになりたい。

(故うちの祖母、家族で最もラッパーみがあった)

そして週3でやすみたい。

土日なんかnoteと家事するだけで一日終わってらーーー。
料理する時間なくなってきちゃったーーー。

でもやりたいことはしっかりやり亭、
羽生ゆずれない的精神。

とはいえ、

平日夜の時間のなさに泣いている、新社会人であった・・・。

#新社会人 #日本人 #日本語 #難しい #日本文化 #ラップ #フリースタイルダンジョン #R指定 #ラッパー #アメリカ #ヒップホップ #HIPHOP #下克上 #とは






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