徒然日記2021.4.25
母が生死の境にいるときに、水木しげる先生の言葉はとても響いている。多であったものが、一の世界にもどろうとしているとも言える。今まで私は本を読んで、その真理を見て行こうとしていたけれど、死は身近ではなかったので、どこかで他人事のような気がしていた。私の親友が、本ばかり読んでおらずにフィールドワークをしろ!と熱弁していたのが記憶に新しい。
母が旅立とうとしている時に、生と死の感覚は、より鋭敏になって、私の読書で得た智慧が光を放ってくる。水木しげる先生の死生観は、私の考えと絶妙に