Nakagawa Taro

中学校で英語を教える系の公務員をしています。 生きていて感じたことを呟きます。

Nakagawa Taro

中学校で英語を教える系の公務員をしています。 生きていて感じたことを呟きます。

最近の記事

「英語の学習は不要」に対して

興味深い動画を見つけた。  この動画を見た後ならば、英語を学ぶ理由を迷いなく答えられると思う。  外国語の授業を通して、外国への理解を深めることは、英語を教えなければいけないという意識が強くなりすぎると、その気持ちが薄れてしまいそうになる。  僕の友人が「英語の授業は世界平和のためにある」と言っていたのは、なぜ日本で英語の授業がおこなわれているかということの答えだったと気づいた。  レベルの高い人間は、どうしてこうもそこに辿り着くのだろうか。不思議でならない。  学

    • mixi

       大学の時に作ったmixiのアカウントに久しぶりにログインしてみることにした。無事にログインすることに成功し、そしてすぐに過去の日記を消去した。恥ずかしいもの笑。人に歴史あり、その歴史自体は消せないが、僕の大学時代のそれは文字に残すべきものではないのだ。ただの思い出としては残しておこう。  僕のかつての友人たちも、さすがに現在はほとんど使っていないようだ。  一応久しぶりに日記を書いてみた。  10年ぶりのmixiの日記。書く内容が大したことのないのは今も昔も変わらず。

      • 一生に一回

        一生に一回しかないものは、そう多くないのではないかと最近思う。 しかし、一生に一回の方がいいことや、一回もない方がいいことはたくさんあるなと頭に浮かんだ。 いくら楽しいことでも、一回の方がいいこともあるのは不思議だなと思う。 いつが最後になるかわからないと言う意味では、1度目で十分に楽しむべきだなと思った。

        • Just Do It.

           「している」という気持ちで物事に取り組むことと、「してあげている」という気持ちで物事に取り組むことには大きな違いがあると思う。良い悪いの話になるのだが、僕は「している」という気持ちで物事に取り組む方が、心の健康的に良いと思う。  「してあげている」という感覚は、他人を都合よく巻き込もうとしている言葉のように感じる。「〇〇してあげているのだから」「〇〇してあげているのに」など、自分の行為によって他人の行動・言動を思うように変えたい気持ちが見え隠れしてしまう。  「してあげ

        「英語の学習は不要」に対して

          「ゆる言語学ラジオ」で学ぶ日本語の奥深さ

           通勤では、主にラジオを聴いています。最近は「ゆる言語学ラジオ」(「ラジオ」と名がついてはいますが、きちんと映像もあります。もちろん音声のみ)を聴いています。最近聞き始めたのですが、これがめちゃくちゃ面白い。  最近、外国語学習における母語の重要さの話を聴いて、「そういえば日本語についてあんまり考えたことなかったな」とか、「学生時代一番苦手だったのは国語だったな」とかそんなことを考え、重要と言われてもあんまり面白さもわかんないしピンと来なかったことがありました。でも、日本語

          「ゆる言語学ラジオ」で学ぶ日本語の奥深さ

          1000万円の価値

          機嫌が悪い自分を殺そう。 ついでに、都合よく考えてしまう自分も殺してしまおう。 悲劇のヒロインぶった考えの自分もいらないな。 いろんなことを待てない、我慢のない自分も消してしまおう。 これまでこんな感じで何人も自分を殺してきたけど、友人によると人一人を消すには約1000万円かかるらしい。自分とはいえ4人消したら4000万か。それを0円でやってのけるのだから、僕は随分お金のかからない男だなと思う。 結果何が残るのだろう。

          1000万円の価値

          教科書作り

           基礎の復習ということで、1年生の教科書の文法を復習するのに、各unitをグループに振り分けてオリジナルの文章を考えています。生徒たちは「教科書を作り直す」という活動のつもりでやっています。文章を考えたら、確認ののち教科書のように映像化します。キャラクターは共有の人物を使い、キャラクターの特性についても事前にみんなで決定しました。    この活動のメリット・デメリットを現時点で挙げてみます。  メリット(だと思われること) ・英語を使う場面を意識することができる。 ・正確な

          教科書作り

          校歌

          小学校の卒業式に出席しました。 卒業生だけではなく、在校生もよく頑張った卒業式に見えました。中学校の卒業式は空気感を作る感じがしたけれど、小学校の方はそれに加えて式を1つのイベントとして子どもと大人の全員で作り上げている感じがしました。セリフもきちんと言えてたし、ピアノを弾いた先生は本当に大変だったと思います。皆さんお疲れ様でした。 国家斉唱の後は、校歌斉唱でした。初めて聞く校歌。当然歌えるはずのなかったので、歌詞のカードを見ながら児童たちの歌を聴いていました。歌詞の終わ

          慌てず急ぐ

          余裕を持って行動したいなと、慌てている人を見るといつも思います。その度に「慌てず急げ」と頭の中に浮かびます。それにしても慌てず急げとはどういうことなのでしょう。 慌てる… 不用意なために平静さを失い、まごまごする。 急ぐ … 早く仕上げよう、早く行き着こうとして、速さを増す。 2つの言葉の意味を見比べると、慌てず急げという言葉の意味がわかる気がしました。言い換えると「うろたえず、スピーディーに。」となるでしょうか。慌てるという言葉は少しネガティブな意味であるように感じま

          慌てず急ぐ

          評価の視点

           小学校の児童の英語スピーチを中学校の生徒と一緒に見ました。  まず5年生のスピーチを見ました。「あなたが先生なら、スピーチをした子に何と言いますか?」と投げかけてみると、「英語がもっとすらすら出てくるとよい」「えー、えーっとなどの言葉を減らせるとよい」「原稿から目を離せるとよい」などの言葉が返ってきました。  内容に関する部分ではなく、英語をどのように使用しているかや、スピーチとはどうあるべきか(いいスピーチとは)というところに視点があったのだとわかります。  スピー

          カレーピラフの略し方

          「今日の給食はカレーピラフ」と生徒の話し声が聞こえてきた。 カレーピラフなんて珍しいなと思った。 ふと、カレーピラフを略するならば何て言うのがいいのだろうかと考えた。 かれぴ。 ふふっとなった。 かれぴ大好き。 いい感じだ。 カレー感のないカレーピラフだなと思ったら、カレーピラフではなくコーンピラフだった。 どうやら生徒の献立の見間違いだったようだ。 かれぴ、出会えず。

          カレーピラフの略し方

          授業の時間は授業の時間

           先日小学校の英語のイベントの運営をすることになって、それに関しては意味がわからなかったのだけど、結局こなすことができたからよかった。  昨年までのイベントは、各学年の発表だったようだ。3・4年生が英語の歌、5年生が自己紹介、6年生が理想の冬休みの発表だったかな。とにかく、外国語に慣れ親しむことが目的の小学校の外国語の授業で、教室でコミュニケーションのために使ったり遊んだりする道具にすぎない英語を発表するのはどうかと思い、今年度はALTと一緒に、全体で活動できるような企画を

          授業の時間は授業の時間

          コンビニ店員のお婆さん

           通勤の時に寄れるコンビニは、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップとたくさんありますが、実際に寄るとなると、行きたくなるのは左車線のコンビニです。朝は車が多いので、右斜線だとコンビニに入るにも出るにも時間がかかってしまいます。  今朝は時間に余裕があったので、右斜線にあるファミリーマートに行きました。ホワイトデーということもあり、職場に少しお菓子も買っちゃったりして、朝ごはんにおにぎりとスムージーをカゴに入れ、レジに向かいました。  僕の担当のレジには

          コンビニ店員のお婆さん

          Nowhere man

           『ひとりぼっちのあいつ』と邦題がついたらしいが、この邦題はあたりかハズレか。  自分が所属していられる場所は、自分を必要としてくれている場所にしかないと思う。職場にいるのだって、結局は自分がその職をすることが必要だからだ。  人に所属することもある。その場合も、ある人を所属したいからといってその人を自分のものにすることはできず、自分が必要とされた時に自分がその人に所属することができるのだろう。  自分が所属している感覚が失われた時に人は孤独を感じるのかもしれない。

          別れ

          卒業は決められた別れでありますから、覚悟や準備ができます。 そうではない別れの日は、辛いよね。 遠くの星の出来事ではない。

          今日の授業:unit 1の復習

          2年生の授業で、1年生のunit 1内容の復習をしました。復習といっても、プリントを使った復習ではなく、1年生のunit 1で使われている文法項目を使って会話してみるというものでした。 I am~. / I like ~. / Are you ~? / Do you ~? / I can ~. / Can you ~? これらのことを全て使うとなると、なかなか不自然な会話になってしまったりしますが、どうしたらいいのか考えている様子があって、それはよかったかなと思います。た

          今日の授業:unit 1の復習