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Just Do It.

 「している」という気持ちで物事に取り組むことと、「してあげている」という気持ちで物事に取り組むことには大きな違いがあると思う。良い悪いの話になるのだが、僕は「している」という気持ちで物事に取り組む方が、心の健康的に良いと思う。

 「してあげている」という感覚は、他人を都合よく巻き込もうとしている言葉のように感じる。「〇〇してあげているのだから」「〇〇してあげているのに」など、自分の行為によって他人の行動・言動を思うように変えたい気持ちが見え隠れしてしまう。

 「してあげている」人に聞きたいのが、「誰がしてくれと頼みましたか?」である。仮に頼まれたことだとして、余計なものをつけずに「してあげた」で切った方がよっぽどマシだと思う。

 自分の行動で完結させて、他人には行動を求めない。他人に行動を求めてしまえば、それに対して良い悪いを考えてしまう。仮に自分の行動への反応として「良い」を選んでくれれば良いのだが、そうでない場合は相手のことを悪く思ってしまうだろう。

 僕はクイズが大好きだが、そんな僕でさえ、人間関係を作るために大事なコミュニケーションで良い悪いを当てるようなクイズをしてはいけないと思う。そもそも他人の行動なんて思うように操ることなんてできないのだから。


 だから「している」でいいのだ。自分がきちんとしているかどうかだけにこだわれば、自分の行動に対して、それがきちんと完了できるかどうかなど、そう言うことにこだわればいいと思う。

 もちろん、してくれた人にありがとうは忘れずに。

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