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記事一覧
spin-out『 月の世に 』
いぐのぐわ、 うにしけに
イビにの、 いっちょんのよいヨに
ザイのにグワのい、 ちきいるに。
よよいキに、 グワのいせ
らいよにらっちの いのいけに、 けのもニカ。
にこ、 らっちょい .
いにしぐも。
よよいキに、 のよいセの、
にいガに にっセい、 ヨヨいのに。
チがぴっちク、 およのきな。
ちき、 にっせい . ララめにた。
かやいきに、
かやいきに、
ミ、 のセ、
spin-out『 なにもかもを、わすれようとて 』
きみしぐわ、(ちょん) のよいけに
ラミろっちょい、 いぐにぐも。 けにしけり。
よい、なっちょい
いぎのぎな。
ガンガっチーな、 ザにらっちょいアエーな
いぐもにのい。
しぎアエのえなー、(ちょん) いうちきに。
うりしかっちょん、 ちたえにな。
な .
ダビじょにらっちゃい、 いうちこに。
せ、 ソラにけりてなうちきにのい。
めうしぐにーのい、 リミのいせ。
きみしぐわ
「鴉-silen-」
暗闇を
光の速さで
駆け抜ける
身を地に
叩きつけ
芽となり
地中深くに
知らせる方法を
見つけなければ
いけませんでした
貴方の背後にて
死んでも貴方は
振り向いてくれました
上空から
確認して
花となり雨が降り
地を見ると
土に白銀が
輝いていました
暗闇を
光の速さで
駆け抜けた
赤く光る目を
貴方は
毛嫌いしていると
思っていたのです
逃げません
追いません
ただ
暗闇が自由
「security -塔にて-」
俺と
同じ様な形をした人達から
この塔は見えているのか
見えていないのか
また俺の視界内で
俺とは似たが
違う黒い服の男性が
彼にて
見向きもしていないように
通りついで
額を
テーブルランプに叩き付け
息絶えた
彼は
視線を書類から外さず
俺は
俺に似たような彼達に
死体を視界から移動させ
此処に質問は
存在させない
彼に
残酷にも簡単な事を
考えさせない様に
書類を渡して
彼に視線は
「禁欲と禁断の果実」
俺はその頃
思考する生命力を失い
枯れていた。
空から視線を一時、落としていたが
降って置かれた契約書を手に
降ってきたゴミになった果実の
残りの実を嚙り捨てた。
中身は解っている事だ
歩き読みながら
果実の木の根と
地中深くにて、眠る恋人に
別れも告げずに
真新しい儘のコンソールテーブルで
つい、黒いペンを叩き取る様に
サインして
現在に向かった
ああ、何度か確認した
(ああ、確認した)