【完結】推しが恋人になったその後
お疲れ様です、もんぬです。
スマートラウンドというスタートアップで時短社員をしながら、自分でも事業をやろうともがいている31歳の独身女性です。(キャリアについてはこちらのnoteへ↓)
ところで覚えていらっしゃいますでしょうか。2023年1月、クソデカ声で「推しと恋人になれましたぁああ!」と叫び散らかしていたアラサーのことを。(もちろん私です)
がしかし、その後のSNSの様子から「もんぬさん、なんとなくうまくいってなさそう…?」と察してくださっていた方、さすがです。(何人かご連絡いただいた)
ぴたりと全く自分のプライベートについて語らないモードになっていましたが、今日は推しくんとのその後だけをガッツリ語ろうと思います。
世界一オトコとして好みの人と付き合っても結婚に至らなかった理由、初めて結婚寸前までいったことで気づいた私の心の闇、半年かけて別れを決断した31歳の女の人生の一部始終です。
いつも以上にリアルですので、出来の悪い映画を見る前と同じ心構えで読んでもらえたら幸いです。
※相手のことを詳細に書くつもりはありません
付き合って半年の幸せ絶頂期
2022年の年末に付き合い始め、それはそれは幸せ絶頂の冬。毎日が楽しくて、仕事でミスっても落ち込んでも「ま、いっか今日も推し彼に会えるし」といった具合で、私は無敵だった。
付き合うことをかなり渋っていた彼だったが(前のnote参照)、2月には彼の口から「結婚」のワードが出始めるくらい、私たちはめちゃくちゃ順調だった。
人様には見せられないくらい、ラッブラブだった。(←恥ずかしいけど付き合いたてのカップルなんてそんなものだよね…?)
最初の不和は私のせい
2023年3月、私の生活が一変する出来事が起きる。
SHEとポーラ・オルビスホールディングスが、女性起業家輩出プロジェクト「NEXT FOUNDERS」を開催。
せっかくだしエントリーしてみよう〜くらいの軽い気持ちで応募したところ、書類審査を通過。
自分が長年なんとなく考えていた「私はただ、自分の見た目が嫌いでなくなりたいだけ、それなりに可愛くなりたいだけなのに、なんでこんなに時間もお金も労力もメンタルも消費しないといけないんだろう。なんでこんなに人生の本流を犠牲にしている感覚にならなきゃいけないんだろう」という"負"を解消するアイデアが事業として社会に認められる可能性を感じて嬉しかったし、自分にも「やりたいことを仕事にする人生」があるのかも…?と思ったらもう頭も手も足も止まらず、フルタイムで働きながら平日の朝と夜と休日は全てこのプロジェクトのために使う日々になった。
体調を崩したりメンタルやられたり、文字通り吐いたりしながらもなんとかファイナリストまで残れた。(これも本当に嬉しかった)
結果、受賞はできなかったものの、この事業案を実際に事業としてやってみたいと思うように。というより、自分の半生のリベンジのような仮説検証のような「私そのもの」な事業案なので、なかったことにして元の日常に戻ることができなかった。
このプログラム(3〜6月)の最中、彼はというとありがたいことに「もんぬちゃんは本当にすごいよ、絶対立派になる、応援してる」と完全応援スタンスで、自分も仕事があるのに私の家に住みこんでご飯を作ってくれたりした。情緒不安定な私を、物理的にも精神的にも支えてくれ、もう、もう本当に感謝しかない。
ちなみに、このプログラムの期間中に双方の親が東京に来るタイミングがあり、それぞれと食事をした。私の母は彼を大層気に入り、彼のご家族の私の印象もまずまずだったようだ。
そして彼から「ファイナルプレゼンが終わったら話したいことがある」と言われ、とんと察しの悪い私は「プロポーズだったりして!」くらいに思っていた。(アホである)
迎えたファイナルプレゼン後の週末。彼が切り出した内容は「もんぬちゃんが本当に子供を
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