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推しの◯フレが恋人になりました

お疲れ様です、もんぬです。

あけましておめでとうございますですね!
こんなしょーもないことしか言わないアカウントをあたたかく見守ってくださる方々には本当に常々感謝しかないです。
今年も何卒よろしくお願いいたします。

ところで、TwitterやVoicyやInstagramで私の直近の恋愛模様をところどころ発信していたら、例の年下の推しくんとはどうなりましたかー?と気にしていただけて大変嬉しい限りで、今日は推しくんとのその後だけをガッツリ語ろうと思います。

ちなみに私が小出しにしていたツイートはこちら↓

リアルタイムなツイートを見ると改めて、ガッツリどっぷり沼ってたなとわかりますね。笑

かなりプライベートな話ながらしっかり書きたいので、途中から鍵をかける意味でも有料にさせていただいています。親しい人に飲みながら話した話以上の内容を書いているので、ビール一杯分の値段にしてみました。(ロジックぐだぐだ)
無料部分でも4,000文字はあるので、質の悪い恋愛エッセイだと思って少しでも楽しんでもらえたら幸いです。

ちなみに、1番力を入れて書いたのは「セフレと彼氏の違い」についてです。
することは何も変わらないのに、関係性の名前が変わるだけで二人の間にどのような違いが生まれるのか、私自身とても勉強になったというか、新鮮な体験だったので気になる方はぜひ。(おそらくあまり世に出回ってない内容だと思います。私も散々調べたので笑)


まずは夏の失恋から振り返らせてください。


短かすぎた同棲生活


7月。
初めての同棲をわずか4ヶ月も経たずに解消することになり、いよいよ私は「もう恋なんて」状態になっていた。

概算14人目の彼氏。
交際8ヶ月あたりで同棲の話が出、ラブラブなまま始まったはずの同棲生活だったが、徐々に彼が家に帰ってこない日が増え、最終月には同棲しているはずなのに彼の帰宅頻度は月2〜3回にまで減っていた。
さすがに寂しいよと伝えたところ、
「ごめん、もう君のことが好きかわからない」
そう言われてしまったので「それなら別れましょう、同棲も解消しましょう」と私から切り出した。

初めて結婚をリアルに考えられた人だった分、落ち込みっぷりも相当なもので、もう男女関係は懲り懲りだと思った。

しばらくは喪失感たっぷりの、しかし転職したてで感傷に浸るもままならない慌ただしい日々を過ごした。


8月。
私がフリーになったと知り、ありがたいことにたくさんの方が男性を紹介してくださった。得意のバチェラーデートも再開した。
忙しくても最小限の労力で「なかなか良い」以上の男性に出会えるのはこの2手くらいしか私は知らない。

(入会審査が優先されるリンクはこちらです↓ )

しかしまぁ情けないことに元彼のことを思いの外しっかり引きずっていた私は、どんな男性に会っても元彼と比べて悲しくなってしまい、話にならなかった。タイミングが早過ぎたのかも知れない。

デートの帰り道、毎回元彼に連絡してしまいそうになるのを必死に堪え、とにかく女友達を呼び出して酒を飲んだ。


超トンデモハイスペマン


そんな時、お仕事関係の方から紹介していただいたとんでもないハイスペックな方から告白していただき、あまりにもスペックが高すぎて興味本位でOKしてしまう。(今思えばめちゃくちゃ失礼)

恐らく、後にも先にもあの方以上にスペックが高い方と知り合うことも話すことすらないだろうと思しきトンデモハイスペマンだったが、女性に求めることもやはりレベルがハイすぎて、期待に応えられる自信が微塵もなかったためなんと3週間で私からお付き合いを棄権した。(今思えば以下略)


9月。
ハイスペマンとの交際後、一瞬恋活に活動的になりはしたものの、やはり恋活は時間もお金も労力もメンタルも酷使するものなのでどっと疲れてしまい、中旬には紹介や合コンのお誘いも全て断り、アプリの類も全て辞め、寂しさをつまみに酒を飲む日々が始まった。(その時の心情を綴ったnoteも置いておきます↓)


元彼の下心


10月。
同棲していた元彼から連絡がくる。
連絡が来たこと自体は嬉しかったが、用件は「仕事用のSNSを頑張りたいからコンサルしてくれ(彼は私が今SNS運用を生業の一部として生計を立てていることを知っている)」で、もちろん対価などの提示はなく、私の気持ちを搾取されているようで一気に萎えた。それでも未練や彼に頼られた嬉しさなどによって何時間もタダ働きしてしまった自分が心底情けない。

ある意味よかった。と今になって思う。
この失礼な事案がなかったら、私は今でも彼のことを引きずっていた可能性があるから。


飲めてヤれれば


ふと、そもそも彼氏って必要なんだっけ?と考えたら、私が今まで彼氏に求めていた要素(ご飯を一緒に食べたい、お酒を一緒に飲みたい、日常のしょうもないことを話したい、考える必要のないことを一緒に掘り下げたい、セックス、など)の中で、本当に「彼氏でなければ果たせない役割」などというものは存在せず、相手が女友達でも問題ないものばかりで、男性でなければならないのはセックスだけだった。

だったらセフレでいいじゃん。と考え、それ目的でアプリを再開した。

が、知り合いに見られる可能性のあるマッチングアプリで「セフレを探しています!」とはさすがに書けないので、創意工夫を凝らさざるを得なかった。
写真は全てお酒を持っているものにし、2枚目の写真は水着の写真に設定してボディの具合はこんなもんですとアピールをし、自己紹介文は好きなお酒と好きな飲み屋のことしか書かず、30という年齢にも関わらず「結婚に対する意思」の欄は「わからない」に設定。
いかにも「飲み友を探しています!!!」と言わんばかりの、多少アプリに慣れている男性からしたら「軽そう、ヤれそう」を瞬時に想起できるようなプロフィールに設計した。

ただ、こんな軽率なことをしておきながらお恥ずかしいことに、私にはセフレという存在がいたことがない。

私は何度も会うような人のことは普通に好きになってしまうので、グレーな関係を楽しむなんてことはできず、玉砕するか付き合うかの2択しかなかったからだと思われる。

奔放な女性に憧れていたものの、その実、セフレを作れるような器用なタイプではなかったのである。

そのため今回の酒好き設定のアプリ活動は、私史上初めてのセフレができるかもしれないチャレンジ行動だったわけだ。

しかし半日経過したところで、見覚えのある人が目に留まる。


8年前と2年前


少し違う話(違わないが)を挟ませてほしい。

8年前、私がまだ大学生だった頃、別の大学に通う中高時代からの親友が「私の所属しているサークルにあなたの元元元…元元彼と同姓同名の後輩がいるんだけど、その子の顔がきっとあなたの好みだと思うよ!」と写真を見せてくれた男性がいた。

さすがは我が親友、どう見てもタイプど真ん中だったため(法的にOKなのかわからないが)その後輩の写真を20枚ほどいただいて深く感謝を申し上げた。
芸能人含め、三次元の男性の顔で滅多に子宮が疼かない私にとって、彼は「世界で1番性的に好きな顔」だった。

ただその時は私にも彼にもパートナーがいたので、紹介しようかなどという話にはならなかった。

また、2年前にその親友が結婚式を挙げたのだが、サークル時代の同期との結婚だったため、その後輩くんも来ており、初めて生で御尊顔を拝むことができた。(親友を撮るフリをして後輩くんをめちゃくちゃ盗撮した)
ちなみに私は友人代表のスピーチという大役を任されており、上品そうな着物を着てしっかりその役は全うした。はず。



そして先々月


アプリで大量に押し寄せる男性からの「いいね!」を振り分ける作業をぼーっとしていたら、ある男性が目に留まった。

とにかくめっちゃタイプ。
でもなんか既視感があるような。

知り合いかな?と思い、じっくりプロフィールを読み、「え、もしかして????」と思ったが、私が記憶していた髪色・雰囲気とは少し違っていたし、そもそも照合できる個人情報がほとんどなかったので、まさかとは思いつつ念のため例の親友に連絡してみたところ

私「見て見て〜昔たくさん写真もらった推しくんに似てる人からいいねが来た!」
親友「え、待って、これ本人やで!?」

と、呆気なく本人確認が終了し、私にいいねしてくれた男性は私が8年前に写真を大量にもらった推しくんであることが判明した。

こんな偶然あるのか…と感動しながらも、いけるところまでいったろー!この好み過ぎる顔面の男とヤれたらそんな最高なことないじゃないか!とブルドーザーもんぬ氏、早速飲む約束を取り付け、その週の日曜の夜に会うことに。

30過ぎて大変お恥ずかしい限りだが、前日は緊張しすぎて珍しく全然眠れなかった。笑


会ってみたら、思いのほか背が高く(180センチ)、スタイルも良く、そして季節は冬。タートルネックのニットを着た男が大好物な私の目の前には、黒のタートルネックの上に好み過ぎる顔が乗っかった年下の男の子。
私にとってこの上ない極上の待ち合わせシチュだった。

そこからの記憶は正直あまりないが、和食系の居酒屋に入り、確か私は小1時間ほど芝居をし、彼と初めて会う女の役を演じた。途中、サークルの話に持っていき、少々無理やりだったがそこで正体に気づいたフリをした。
相手も「あー!あの結婚式で着物着てスピーチしてた人ね!」と気づいてくれた。

そこから一気に話は盛り上がり、二次会ということで彼の家にあがった。

初めましてなのにセックスすることになってしまうのか〜、ちょっと展開早いかな、でもこんなに顔が好きな男とセックスできる機会を逃すわけにはいかないぜ!ということで、のこのことついて行ったのである。



ひと月半に及ぶセフレ生活


その場では諸々あってセックスせずに私は帰宅したのだが、翌々日にまた会うことになる。
彼が「もんぬちゃん家に行ってみたい」と言い出したためである。
これは明らかに「どう考えても抱けたのに日曜に抱き損ねたから、そのリベンジ」だと思った。
実際そうだったと思う。
まぁ当然のようにセックスをし、この日から、彼は週3〜4という超高頻度で私の家に来始める。


かくして私は超好みの顔のセフレをゲットできたのであった。

会うたびにセックスし、たまに私の家で夕飯から一緒に食べたり、行ってらっしゃいやただいまおかえりを言い合ったり、一緒にYouTubeやアマプラなんかを観たり、次第に彼は自分の下着などの私物を私の家に置き始め、側から見たら普通の彼氏彼女のような雰囲気だったと思う。

そのせいか、元々セフレ探しのために始めたアプリ活動だったのに、時間を共有し内面を知るにつれて私の方は彼をすっかり(うっかり)好きになってしまっていた。

好きになった以上は、やはり私はセフレのような曖昧な関係性は得意ではない、というか気持ちが落ち着けないようで、1対1のコミットメントが在る彼氏彼女という関係性に進化させ安心したくなっていた。

そして、このひと月半の間に私は2回失敗する。

その1、「好き」と言ってしまった。


セフレに「好き」はご法度だなんて誰にでもわかるのに、レベルで言ったら小3レベルなのに、やってしまった。
彼の答えは「かわいい」だった。
アホの極み・もんぬ氏は「あなたは?」と聞いてしまう。
彼の答えは「かわいいと思ってるよ」だった。

オワタ\(^o^)/

こんなにわかりやすい敗北ってあるのだろうか…とズシンと落ち込みながらも、避けることなく同じ頻度で我が家に訪れる彼にありがたみさえ感じていた。

が、しかし。
またしばらく経ったある日。

失敗その2、「彼女にして」と言ってしまった。

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