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アベノマスクがフランスで揶揄されてる(4/22)

天気が悪いと家から出たくなくてゴミが溜まっていきます。ほとんど牛乳か水のペットボトルなんですけどね。

天気のせいにしてしまえばなんでも許される監禁生活です。

ニュース

さて、昨日フランスのニュースを見ていて驚いたことを。

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フランスではほぼ世界中のニュースがやっている気がするん。近隣諸国のことはもちろん、アジアやアフリカ、カナダやアメリカなどのことも見ることが出来ます。それはそれでとてもすごいことだなと思っています。

日本にいたら、自ら求めて行かないとなかなか見つけられないじょないですか、日本やアジア以外のニュースって。

しかし昨日のニュースで衝撃的だったのは、フランス人キャスターの口から「アベノマスク」という単語が聞こえたからなんです。

私の認識が間違っていたら申し訳ないのですが、アベノマスクってアベノミスクと同じように政策の名前の一つなんですか?私はてっきり安倍政権を揶揄したネットスラングだと思っていました。

淡々と「どんなに子供がいても、大家族でも各家庭に布製の小さなマスクが2枚配られる政策です」とフランス人キャスターさんが説明されるんですよ。これは、どういった感情で伝えられている情報なのかと少し複雑な気持ちが致しました。

このフランスのニュースを観ていて複雑な気持ちになったのは、昨日が初めてではありません。

以前も、日本で緊急事態宣言が発令される前の渋谷でインタビューを行なっているものがありました。そこでは、渋谷の若者たちにコロナについてどう思っているか聞くんですが、若者たちの答えはどの子も「自分はかからないと思っている」や「自粛モードに飽きた」といったものでした。

ちょうどその時はヨーロッパが感染者や死者数がピークの時だったので、そんなコロナの脅威を小馬鹿にしたインタビューが公開されていると知って本当にヒヤヒヤしたのを覚えています。

日本のメディアを叩くものや、偏った報道に対して怒る声もありますが他の国にも似たようなものがあったりするのでしょうか。そのインタビューを遠く離れた異国の人が見たら、それが日本の姿の全てだと思われてしまいかねないですよね。それが一番怖くなったことでした。

私の先輩がドイツに住んでいるのですが、ドイツでも日本の高齢者の方にインタビューしたものが放送されていたそうです。その方のインタビューでも「緊急事態宣言なんて急に言われても、何がダメでなぜそんなことをしなくてはならないかちゃんと説明してほしい」という声でした。

危機感の温度差を感じさせるものですよね。

これはどちらがどうといったものではないと思うのですが、正直そんな姿の日本を切り取られてヨーロッパで見られているというのはとても心の痛くなるものな気がしています。

改めて報道の怖さを感じさせられた瞬間でしたね。


では今日もありがとうございました。

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