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「ストレスをためがち」「不規則な生活になりがち」なあなたへ!
こんにちは!漢方養生指導士の、うみです。
今日は、「ストレスをためがち」「不規則な生活になりがち」なあなたへ、どうしたらそこから生まれる体の不調を改善できるのか、生活をする上で意識するべきことをご紹介します!
ストレスがたまっている、睡眠時間の確保ができていない、食生活が偏っている...という心当たりのある方、そして今から書く①~⑪の症状に心当たりのある方に、ずばり読んでいただきたいです。
■下のような自覚症状はありますか?
①緊張しやすい、緊張すると具合が悪くなる
②溜息をよくつく
③のどがつかえる
④ゲップが出やすい
⑤胸や脇がはる
⑥お腹がはりやすく、ガスがでると楽になる
⑦イライラして怒りっぽい
⑧便秘と下痢を繰り返す
⑨気分が不安定で抑うつ状態
⑩暴飲・暴食しがち
⑪月経前に胸が張りやすい
どうでしたか?最近の皆様に当てはまっていましたか?ちなみに、上の①~⑪のような自覚症状がある方は、漢方の考え方でいう「気滞(きたい)」の状態になっているかもしれません。
では、どのように改善したらいいのか、どのような生活を意識したらいいのかを一緒に見ていきましょう!
その前に、今お話ししました「気滞」という単語について簡単にご説明します。漢字のとおり、「気滞」とは「気」が「滞っている」状態のことを言います。漢方では「気」=「生命エネルギー」を指しますので、つまり「生命エネルギー」が滞ってる状態のことです。
ついでに、お伝えしますと、漢方の基本理論のひとつに「気血水」というものがあるのですが、これは私たちの体を構成する3つの成分を指します。(「気」=「生命エネルギー」、「血」=「血液とその働き」、「水」=「体内の血液以外の体液」) これらがバランスよく働いている状態を健康な状態であると捉えますが、どれかの成分が足りなくなってしまったり、滞ってしまったりすると「体の不調のサイン」として現れるのです。
さて本題に戻りますが、上記①~⑪のような自覚症状を感じたら、どのように過ごしていけばいいのでしょうか?
では、その過ごし方について、「ライフスタイル編」「食事編」「運動編」に分けてお話をさせていただきたいと思います。
1.ライフスタイル編
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最も大切なことは「ストレスをためない工夫」をすることです!私自身も仕事(特に人と人との間に入り調整役担わなければならないシチュエーション。笑)でストレスを感じる瞬間は沢山あります。皆さんも生活をしていれば仕事、家庭、学校でストレスを抱える瞬間は沢山あるかと思います。ストレスを避けることは難しいですが、「ストレスをためない」工夫を心がけてください。一例にはなりますが2つご紹介します。
①趣味、好きなことに集中をする。
⇒瞑想の時間を作る、お料理に没頭する、好きなYoutuberの動画をひたすら観る、ブログに自分の気持ちをがむしゃらに書くなど、なんでもやりたいことに集中してみてください。
②柑橘系・リラクゼーション系の香りに頼る。
⇒柑橘系の香りはリラックス効果がありストレスを緩和してくれます。柑橘系のルームスプレー、ピロースプレーをベッドにふりかけ寝るのもおすすめです。また、ローラータイプのアロマをポケットに忍ばせ、職場でストレスの溜まりそうな瞬間があればトイレの個室に行き、そのアロマローラーを首もと手首につけるだけでリラックスできます!(おすすめは、<ニールズヤード>のアロマパルス9ml)
2.食事編
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食事で意識するポイントは「食材の種類を多く、香りのよいものを取り入れる」ことです!具体的にどういうことなのか、お伝えしていきます。
①食べすぎ注意!少量ずつ、色んな種類のものを食べましょう。
⇒例えば、社員食堂で小鉢をいつもより少し種類を増やしてみるのもいいですし、自宅で残りものを少しずつお皿に盛りつけて食べてみるのもいいと思います。
②シソ、セロリ、ニラなどの香味野菜、ハーブ類を上手に利用!
⇒おすすめは、ミョウガのお味噌汁です。お味噌汁を作り完成間近に千切りにしたミョウガをお味噌汁の中に入れるだけ。ミョウガの風味にとても癒されます。また、私は、ハーブ類をお料理で使うのはハードルが高いので、ハーブティー(ティーバックの簡単なもの)をお風呂に入る前の ほっと一息タイム に飲んだりします。
3.運動編
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思いっきり体を伸ばす運動がストレス発散にはおすすめです!特にお風呂上りのストレッチは体も頭もすっきりします。他にもおすすめの運動をご紹介します。
①滞った「気」の流れをよくするために思いっきり体を動かす。
⇒「思いっきり」といっても学生時代の部活のような激しい運動はケガにもつながりかねないので、個人的には、山登りやハイキングがおすすめかなと思います。往復1時間~2時間程度のルートが、しっかり運動したと感じ、ほどよくぐったりして(笑)、頭もスッキリします。もう少し温かくなってきたらハイキングにもぜひ挑戦してみてください!
②ヨガ、瞑想、深呼吸などで心を落ち着かせる。
⇒呼吸にのせて、雑念を体外に吐き出してみてください。頭を空っぽにして、深く鼻から息を吸って指の先、足の先、頭の先にまで空気がいきわたるのを頭でイメージし、また深く口から息を吐きます。そうしているうちに気持ちがスッキリしてくるのです。これは私が通っているヨガの先生から教わりました。さらに、私のおすすめは、Youtubeで「夜(スペース)癒し」と検索すると、心が落ち着きそうな音楽が沢山ヒットしますのでそれを静かに流しながら夜のストレッチタイムを楽しむことです。
以上が、「ストレスをためがち」「不規則な生活をしがち」なあなたへご提案する、生活の中で意識することでした!体が出す小さな不調サインに気付けるように、日々自分の体に向き合いながら生活をしてみてくださいね!
では、またお会いしましょう!
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