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【幸福学】幸せを追求した活動で幸福度は高められるのか?#研究報告書

本記事は、ランサーズ新しい働き方LAB「研究員制度」の活動の最終報告書として、私が行った「幸せを追求した活動で幸福度は高められるのか?」についてまとめたものです。

◆実験の目的と背景

わたしは、転勤族で実家は遠方3兄弟育児中でパーソナルコーチをしています。

2年前、コーチングに出会い、学びや活動をするなかで、「まず、自分が幸せになろう」という気持ちが大きくなっていました。

そして、今、幸福学とコーチングの関係にとても興味を持っています。

自ら幸せになることこそ、
家族や周りの人も幸せにできるのではないか??

実験を通して、自らも幸せになり、周りも幸せにを実現できるのか?

検証したいと思いました。

詳しくは、こちらの報告書をご覧ください✨


◆検証したいと思っていたこと

この実験を通して、検証したかったのは以下です。

✓幸福を追求したら、幸福度はあがるのか?
✓自分が幸福になると、周りにも幸福が広がるか?
✓コーチングは幸福度に影響するか?

◆研究活動の概要

研究活動は当初予定していたものとは、全く違うものになりました。

わたしの中の大きなキーワードである

自分を幸せから周りの幸せへ
幸福学×コーチング

はぶれてはいませんでしたが、活動内容は全く違ったものになりました。

<当初想定の活動概要>

●幸せ筋トレメニュー週ごとに1つ以上ずつ試す
●毎日、幸福度を1~10で数値化
●1週間ごとにPDCA表で成果を確認
●コーチングを継続で提供したクライアントさんにアンケート実施

<実際に行った活動概要>

●幸福学チームでのゆるゆるおしゃべり会を2回
●「8つのリソースワークショップ」あたLAB内 with きのこさん

●「自分にあるもの発掘ワークショップ」一般公開 with きのこさん

●哲学対話「しあわせとは?」参加(YouTubeで限定公開)
●幸福学チーム課題 ハピチャレに回答
●課題著書3冊読破
●幸福学コーチング提供(11名)


●幸福度診断3回
●幸福度診断のコーチングでの使用許可を(株)はぴテックさんにいただいた
●マインドバランスセッション受けた
●女性のメタバースコミュニティに参加

◆結論と根拠・気づき

<結論>

●幸福度を追求する活動をすることで、私自身は幸福度が上昇した
●幸福度を追求することで、「幸せ」に関する感度、アンテナは高まる
●コーチングは幸福度向上にセッション直後は一定の効果がある

<根拠>

幸福学チームの中の、「ハピネスチャレンジ」において、私の場合はテーマを考えることで、幸せについて思いを巡らす時間や自分を振り返る時間は幸せだと感じました。
幸福度診断の結果も当初受けたものと、中間で受けたものでは、数値が上がっていて数値的にも幸福度は高まったと言えます。

6月と9月に受けた幸福度診断

また、幸せについて、考えることで、日々の暮らしの中でもアンテナが高まりました。

幸福学に関する書籍を読む、ウェルビーイングのFacebookグループに入ったなどの行動をし、「心地よい暮らし」「幸せに生きる」などのキーワードに敏感になっているのを感じました。

コーチング×幸福学

セッション後アンケートは満足度が10段階で全て8~10でした。
アンケートの回答から、前向きになれた、気持ちが落ち着いた、ありのままでいられるかもしれない etc…のお声をいただきました。

●がんじがらめに固まっていた糸が解きほぐされたような感覚です。 周りと比べて何もできていないと落ち込んでいた気持ちが消えて、ひとつ外側から見ているような落ち着いた気持ちになれました。

●自分自身について満足している点とコンプレックスを抱えている部分が可視化されて、悪いところを直すのではなく、ここを伸ばすともっと幸せになれるということが明確になったのがよかったです。

●自分が思っているより、のんびりできるゆとりがあることで、やっと「ありのまま」でいられるのかもしれないと気づきました。

●どうしても、他者と比較したり、起きていないことを不安に感じてしまって、行動できないことが続いていたのですが、ももさんの問いかけの中で、「どんな場所だったら自分らしくいられるのか」に焦点を当てて考える時間を持てたことで、方法を変えたり、別のことを取り入れてみようかなという前向きな気持ちになれました。

「幸福度診断×コーチング」セッション後アンケートより抜粋

<気づき>

幸福を追求すると私の場合で言うと幸福度はUPしたと言えたが、これが全ての人に当てはまるわけではないとも感じています。

人は様々な事情を抱えていて、その人その人によって状況は違います。

幸せについて考えることが幸せにつながる人もいれば、逆にそれがつらいと感じる人もいらっしゃる。

今回、幸福学チームというチームの皆さんの発信やお声を見たり、聞いたりする中で、「幸せ」というもののあり方は、人それぞれオリジナルのものであること、追い求めるものではなくて、そこにあると気づくものなのだと、とても感じました。

◆研究に関する考察・これから

<考え方・価値観>


「幸せになる」と思っていたものが「幸せはそこにある」と考え方が変わりました。

なにか夢や目標を立てて、そこに向かっていくこと、それを達成したからイコール幸せではないのだな気づきました。

もちろん、達成した喜び、夢が叶った嬉しさで幸せは感じることはあるでしょう。しかし、夢が叶わないから不幸とは決して言えません。

叶っても叶わなくても、どちらでもいい。
その過程がすでに幸せ。いかに幸せと気づくかの気づき力が大切なのだと感じてます。

<具体的な成果・仕事・働き方への影響>

私にとっては大きいイベントを2つ開催させていただいたことで、その後の体験コーチングセッションに複数名お申込みいただきました。

また、noteでの発信を見た方から、幸福度診断コーチングへのお問合せもいただき、体験セッションから、継続コーチングへのクライアントさんにつながりました。

研究の一環で、私の興味で始めた、「幸福度診断×コーチング」に興味を持っていただける方がいらっしゃったことがとても嬉しく、この活動を通しての出会いに感謝の気持ちでいっぱいです。

◆全体振り返り

今回、この実験に参加できたことはとても幸運なことだったと感じています。魅力的な方々がたくさんいらっしゃって知り合えたことがとても嬉しかったです。ただ、活動しながら、もっと関われたらいいのに、なかなか時間が思うようにとれない!というジレンマも抱えていました。

幸福学でいう「つながり」の第1歩の出会いが出来ました。そこから、もっと色んな方と仲を深めていきたいな~というところで、6ヶ月が終わり…ちょっと寂しさもあります。

幸福についてはもちろん、色んな世界があることが知れました。
まさか、人生初の哲学対話でYoutube配信✨とか、定例会のクオリティの高さや大人の本気の遊びの素晴らしいエネルギーをこんなに感じることはなかったです。それが、私にとってとてもとても貴重な経験でした。

6ヶ月間本当にありがとうございました。

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