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不登校次男への長男の態度に激怒した話【怒りの奥にある母の気持ち】

一昨日、わたしは長男にたいして怒り過ぎました。

コーチング子育てに活かそうとしてます
聞くことを活かしています

なんて言ってたくせにひどい有り様です。


kindleにも子育てのことを書きました。
嘘は書いてないです。

でも一昨日のわたしを見たら
自分のkindle本とむすびつかない怒りっぷり。

なんだか、ほんとにもう、ごめんなさいという感じ。

◆長男に激怒したこと


何に対して怒ったかと言うと

次男が話してくれた学校での悲しかったことに対して

長男が「それは嘘だ!!そんなわけない!!」

と全否定したこと。


具体的には

2年生次男が、幼稚園時代からの友達がいる1年生の教室に行こうとしたら、担任の先生に「なんで行くの!行っちゃだめでしょ!」ときつく叱られたという内容。


次男が話すたびに長男の全否定が続いたことに


「そんなこと言なわないで!嘘なんか言ってない、勝手に決めつけないで!なんで弟の否定ばかりするの!!」

とぶち切れるわたし。


長男の言葉は真っ向から否定しているわたしも

長男と同じことしているのに

次男を傷つけることが許せませんでした。


長男は続けます。


「そういうこと言って、また学校休むつもりだろ!学校休むために嘘をついている!」


わたしは、次男が嘘をついているとは思わない。

仮に嘘だとしても、
それを今言わないといけない状態にあるということ
嘘に対して責めるつもりは全くありません。


次男がそう感じたのは真実だし
他の人がとやかく言う権利はない!!

との思いがあふれ、長男をきつく叱ってしまったのです。


◆怒りの中にある想い


でも、あとから振り返ってみて、

わたしが必死に次男をかばうのは

もしかしたら、

次男に対して

これ以上「学校に行かない」と言わないでほしい

との思いがあるのだと気づきました。


「次男を見守る」
「意思を尊重する」
「学校には行けないこともあるのはしょうがないし、次男の思いを大事にする」

と頭では決めたし、そうするしかないと思っています。

自分の意見をもって
「行かない」ときっぱり自分で決める次男はすごいと思います。


でも、心の奥底ではやっぱり
「行ってほしい」という気持ちがぬぐい切れないのです
、きっと。

「この子はこのままでも大丈夫」
と信じ切れてなくて
不安なのです。

学校で学ぶ、お友達との関わり
集団生活、勉強……

それらをしないでいて、本当にこの子は大人になったときに大丈夫なのだろうか……

とっても心配です。

だから、長男の言葉に過剰に反応したのです。

◆もう一方の立場


わたしは長男の言葉に反応して怒ってしまいましたが、考えてみれば彼も苦しいのです。

次男が休むたびに次男の宿題を先生から渡されて、

友達に「弟休みすぎじゃね~?」と言われるのがイヤと言っていました。


「自分は大変だと思っても休んでこなかった」「ちょっと嫌なことがあってもがんばって学校に行ってるのになんで!」

という気持ちがあり、それはそう思うのはあるよね......と後から冷静に振り返れば長男が次男をことを責めたくなるのもわかります。

わたしは次男のことに時間や気持ちを割くことが多くなっています。

学校も毎日元気に登校して
勉強も親がうるさく言わなくてもがんばっていて
友達関係もおおむね良好

そんな長男に我慢させてしまっていることも多いのかもしれないです。

もっと、僕の話も聞いてよと思っているのかも。

次男ばかりかばうな!と思う気持ちは
起こってくるのも当然ですね。

長男くん、怒りすぎてごめん。

◆状況を変えるためには


次男に対する長男の態度にわたしが激怒するという状況。

わたしが、心の底から納得して変わらないと
また繰り返されるかもしれません。

次男をどうこうしよう
長男をどうこうしよう

じゃなくて、

きっとわたしが変わることが一番大事

こうあるべき
これが常識

はいったん捨てる

(わたしの場合→学校にはいくべき、行くのが当たり前という価値観)

何がこの子にとっていいのか
この子はどういう時にいきいきと輝くのか考える

それがとてもむずかしいのだけれど

そういうあり方でいきたいです。

◆本当はどうしたいかに気づき進んでいく

怒りすぎてしまったとき、

どうしてそこまで怒ってしまったのか自分の感情をひも解いてみると気づくことがあります。

怒りは自分も周りもエネルギーが持っていかれる。

どうにかしたいと思いました。

今回、長男に怒ってしまったけれど
わたしの怒りのもとは
次男への心配だったり、こうしてほしいという思いだったと気づきました。

そう気づいたからどうするかを考え決める。

どうするかを決めたとして、すぐにはその状態にならなかったとしても、やみくもに怒りをまきちらすよりはよっぽどいい。

どうしたいかの想いに一歩一歩近づいていければそれでいいです。

毎回繰り返してでてくる怒りのもとは

心配だったり、悲しみだったり、もどかしさだったり……

心の叫びです。

怒りをそのまま放置しないで、

何がその奥にはあるんだろう
本当はわたしはどう思っているのだろう

と考えると、その先にすすめそうな気がしました。

怒りをそのままにしないで、自分の気持ちをしっかり見つめてケアしよ~っていう気づきと、長男くん、ごめんねという懺悔の記事でした。

ここまでお読みいただきありがとうございました!!









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