○○するべき思考からの解放
私がこれから学んでみたいもののひとつに「アドラー心理学」があります。
アドラー心理学に興味を持つようになったのはベストセラー「嫌われる勇気」を読んでからですが、その後、アドラー関連の本は気になったら読んでいます。
こちらの本も「アドラーに学ぶ」に惹かれて読んでみました。
「アドラーに学ぶ70歳からの人生流儀」
この本を読んで、色んな点でとても勇気づけられましたが、中でも印象に残っている点をご紹介します。
それは、、、
「まぁいいか」の幅をじわじわ広げる
止まってばかりの赤信号の人生なんてつまらない
許容範囲「まぁ、いいか」とスルーする力が広がる年の重ね方が大切。
許容範囲を広げていくことは信号に当てはめて考えることができます。
信号が青ならばどんどん前へ進んでいけますが、赤は止まれ。
ささいなことにも引っかかってしまう赤信号の人生ではなく、青信号で前へ進んでいく方が楽しそうです。
自分の「べき、ねばならない」が自分を縛る
許容範囲を小さくしていると、いろいろなことにカリカリしてしまいます。
そもそも、私たちの心にあるべき、ねばならないという発想が、怒りを引き起こし自分自身を縛っていくのです。
私も、自分自身を振り返ってみて思いました。
今の時代女性でも働いているのが当たり前になっていて、私もそうあるべき
子どもには栄養バランスよく食べさせるべき
兄弟仲良くするべき
今はだいぶ考え方が変わってきていますが、以前はこんな風に「べき」で色んなことを考えて、自分に自信を持てなかったり、子育てに必要以上に悩んでいたりもしました。
しかし、○○べきって考えているのは、自分自身なんですよね。
誰かが私に働いてないからって文句言ったわけでもないし、
子どもの食事はもちろん栄養バランスよくとってくれたら最高ですが、そんなに簡単に食べてくれるものでもない。食事の場面で食べた食べないでキリキリするより、楽しい時間を過ごせる方が大切。大人になったら食べれるようになるものもたくさんあります。
兄弟仲良くの仲良くってそもそもどんな状態?ケンカしたから仲がわるいというわけでもありません。
まさに、自分自身の中になる、○○するべき思考が自分を苦しめていることに繋がっているのです。
でも裏を返せば、考え方次第で、ずっと楽になるということ。
○○するべきに縛られているかもと思ったら、「他の考え方はない?」「自分が違う立場だとどう思うだろう?」「はたまた、世界規模で考えるとどう?」「将来もずっとそう思う?」など、立場や場所や時間の視点を変えて考えてみると、「あ、そんなにとらわれなくても大丈夫!」と思えるかもしれないなと思いました。
人生、青信号を増やして、楽しく広げていけたらいいな✨と思います。
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