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【酒場連載更新16回🍶と共に】歌と物語と私と文の話

ウェブマガジンTabistoryで連載中の酒場エッセイ、
noteとblogでのご案内が遅れてしまいすみません。
今月頭にアップされた第15回に続いて第16回も先日から公開されています。
(※この文の最後に貼りますね※)
既に読んで下さったり、ご反応なども本当にありがとうございます!
今回、謎に桑田佳祐の『祭りのあと』を引用しています。
特に桑田好きとかじゃない、むしろ最近は逆。
でも、そういや連載でも普段でも結構歌ネタを引用することが多いなー、と気がついて。
今日はそのあたりの話をしようかとなりました。
遅れた末に、完全に己の話だけなので、
いつも以上に御時間とお気持ちのお許し下さる方、よければ、よろしくお願いします。
 
ちあきなおみとか鶴田浩二とか。
世代ですらない。
桑田とか拓郎とか長渕とかキヨシローとかもよぉ書くけれど、
これも世代でもない。
ヴィジュアル系最高潮の世代です。
 
でも普段からつい言うてしまいます。
「それって、ひばりの曲みたいですよね」
「バタやんの唄にそれあった」
こないだもやらかした。
「西銀座ってフランク永井ですかね?」「はあ?」
(いや、有楽町で逢いましょう、もやけど、西銀座駅っていう歌があるねん。
 とかいう以前の話やねんけど。その時もう私の頭の中には銀座……じゃあロス・プリモスとか大津美子って言うた方がよかったんかな、という更に違う方向へ行っていたりもする)
 
最近自分でちょっと考えついた。
「昭和の話を例にしたら貯金箱に罰金100円入れよかな」
それすると一日だけでも相当貯まるな、と怖くなったから、やってません(笑)
 
10年以上かかわってきた懐メロ番組の影響です。
「こいつ歌に詳しいから」と先輩作家の紹介で入れて頂き、
これは誇張でもなんでもなく日本ラジオ界に名を刻むディレクター氏にも
「あんたはほんまに歌詳しい」とお褒めにあずかってきた。
ほとんど、旅芝居・大衆演劇の劇場で、舞踊ショーで、耳で覚えてきた結果です。
今では歌詞検索のスマホアプリなどもあります。が、私が観出した頃はなかったでした。
だから頭に残った舞踊と記憶した歌詞から題名を帰って検索したりしていました。
歌と衣裳と踊る内容や踊り方が「合うなあ」って思ったら自然と歌詞が頭に残った。
逆に、そうでないものは、例えどれだけ人気の役者だろうと、記憶に残らなかった。
そうして気付けば多くの歌が私の中に入りました。
 
これらの考え方や脳の動き方は、
たぶん、うんと若い頃に「歌と台詞」について教わっていたからだとも思ったりします。
歌とリズムと体。
名前出してええかな、あかんことないねんけどな、ああ皆が若かったあの頃、
今はこれも日本を代表する劇団となった(!)劇団で歌っている役者にそんなことを数年教わっていました。なんかピンと来て、縁を感じて、飛びこんだあの若い若い日のことです。
今はシャンソンの訳詞とかでも有名になっている、
Japaneseフレディ・マーキュリー先生には感謝しかない。
(しばらく観に行ってなくてすみません。メジャーになりすぎてびびる笑)
洋楽を教わったのもこの頃です。
ハードなロックとかが好きなのもこの影響。
なんてことのないその時代の歌謡曲(いい意味で俗っぽいその時代時代の唄)もここで共に学んでいたお姉さんたちの影響で知りました。
我が家はずっと歌謡曲も歌番組もドラマも漫画も禁止だったので。
そうして「言葉とリズムと体」「物語と体」みたいなこと?がなんとなくですが染みついたのかなあ。たぶん。
 
歌って物語だ、歌ってお芝居だ、って思っているのです。
曲と、その「ことば」に合った(逆に、メロディー先行で歌が後からつけられることも演歌とかだと多いけど)物語たち。
本も好き、だから歌も好き、
物語が、作品の中と作品を作った人表現する人、その二重三重の物語が、尊く、愛しい。
作品の〝中〟で出会う人たちと、作品を通して出会う人たち、
日々の生活の中ですれ違う人たち、縁ある人たち、皆、尊く、愛しい。
 
なにかをみるとき、そして、書くとき、
そんなこんなで、ふ、と、いろんな歌や物語が、頭の中を通ったり、だぶったり、も、するのかもしれません。
それがなんじゃいと言われたら「すいませーん」ですが、
よければ「いいよぉー」と流して下さい。(新喜劇のギャグ)
 
とにもかくにも、今回の酒場エッセイの連載は、
夏から秋、秋から冬の、桑田佳祐のあの歌、と、なぜかなりました。
いっとき、知り合いの社会人レスラー氏が入場曲に使っていたのもあるからかな。爆笑した。
 
過去の回を引用・紹介して下さったりした方にも感謝です。
〝お布団〟の回🌕🌙と、狐狸狐狸話🥚の回。なつかしい。ありがとうございます。
 
突然やが、
ボブ・フォッシーのブロードウェイミュージカル『シカゴ』、
来月東京で上演されるらしいですね。
更に、映画版『シカゴ』も、
公開20周年記念として来春フルオーケストラ生演奏バージョンでの上映されるらしい。
昨日偶然知った情報なのですが、一人でぎゃーぎゃー騒いでいました。
全曲脳内再生出来るくらい好きなんです。行きたい。
あの作品も、ある意味、〝狐狸狐狸話〟(アメリカver.ミュージカルver.)、ですね。



数日遅れた上に、関係ない話になってしまった。
酒場旅連載の諸々は、前回公開時に寄せた、これがわかりやすいかもです。 

いつも読んで下さり本当にありがとうございます。 これからも色々、どうぞよろしくお願いいたします。

旅は、いろんな旅は、つづきます。


以下は、ちょろっとですがいつもの自己紹介 。
と、苦手なりにもSNSあれこれ紹介、連載などなどの紹介!!も。
よろしければお付き合い下さい🍑✨
ご縁がつながったりしたらとても嬉しい。

大阪の物書き、中村桃子と申します。 
構成作家/ライター/コラム・エッセイ/大衆芸能(旅芝居(大衆演劇)やストリップ)や大衆文化を追っています。
普段はラジオ番組の構成や資料やCM書きや、各種文章やキャッチコピーやら雑文業やらやってます。
現在、lifeworkたる原稿企画2本を進め中です。
舞台、演劇、古典芸能好き、からの、下町・大衆文化好き。酒場好き。いや、劇場が好き。人間に興味が尽きません。

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現在、関東の出版社・旅と思索社様のウェブマガジン「tabistory」様にて女2人の酒場巡りを連載中。最新話、16回アップです🆕

(以下に第1~16回、まとまっています♫)

と、あたらしい連載「Home」。
皆の大事な場所についての文章、も、ぼちぼちと。こっちも更新せなあかんなー。

旅芝居・大衆演劇関係では、各種ライティング業。文、キャッチコピー、映像などの企画・構成、各種文、台本、役者絡みの代筆から、DVDパッケージのキャッチコピーや文。あ、小道具の文とかも(笑)やってました。担当していたDVD付マガジン『演劇の友』は休刊ですが、アーカイブがYouTubeちゃんねるで公開中(貴重映像ばかりです。私は今回のアップにはかかわってないけど)


あなたとご縁がありますように。今後ともどうぞよろしくお願いします。

皆、無理せず、どうぞどうぞ、元気でね。



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