日本発で世界に響くのは、"モノ"ではなく"コト(体験)"[ZenEating🌎クラス参加者の生の声]
「禅寺には行ったことがあっても、"Practice"(実践)の場に参加したことがなく、禅を"実践"することに興味があったから参加しました!」
今日のZen Eatingで参加者さんからいただいた言葉です。
食×禅の体験を世界に届ける舞台裏
世界中から面白いバックグラウンドを持った方々が、それぞれの想いを持って参加してくれている、私が主催する食べる瞑想のZenEating。
参加者さんとの素敵な会話を心の内に留めておくのはもったいないと思い、記録していくことにしました。
会話を書き留めるだけでも
日本人として、「モノ」ではなく「コト(体験)」を世界に届けるにあたってのヒント
に溢れていることに気が付きます。
平成生まれで、エジプト&インド帰国の私から見えている、これから世界に必要とされる日本の魅力は、文化と精神性。
日本の神秘性を現代人にも受け取りやすい形に編集し直すことで、Zen Eatingは世界の色々な地域の方から受け入れていただいていると感じています。
そんなZenEatingのクラスレポートを、累計参加が500名を超えた今頃ですが始めます!笑
初回は、顔出しもOKくださった、インドネシア出身で京都在住の20代男性です!
なぜZen Eatingに参加してくれたの?
・僕は家族や友人にいつも「Fast eater」食べるのが早い!と指摘されていて、自分でも自覚があった。
でもどう改善したらいいのかわからなくて、そんな時にこのZen Eatingを見つけて、食べ方について学べそうだと感じた!
・京都に住みながら禅寺には行ったことがあっても、"Practice"(実践)の場に参加したことがなく、禅を"実践"することに興味もあった。
受講後の感想
初めてオンラインでこういった体験型ワークショップに参加したのですが、こんなに楽しめると思っていませんでした!
ももは、この分野において知識も経験も豊富です。
新しい情報(考え方)を沢山得られましたし、何より良かったのはここで体験したことを日常に持ち帰れることです。皆さんオススメです!
原文:
This is my first online experience. Never thought I would enjoy an online experience this much! Momo is very knowledgeable and experienced person in this subject. I gained a lot of new information and most importantly I can bring back this experience into my life. Recommended!
私のワークショップは、Airbnbというオンライン体験プラットフォームで見つけてくれました!
プラットフォーム内に書いてくれた口コミです。
こちらは口頭でいただいたご感想。
「子供の頃は、ただ食事をすることに暇を感じることはなくて楽しかったけど、大人になるにつれ食事時間には人と会話するか、携帯を触りながらが習慣になってた。食事自体を楽しんでいなかったということに、今日改めて気が付いた」
多くの人が当てはまることではないでしょうか。
言われてみればそうだな、と思うと同時に、やはり英語脳の人は言語化が上手いなぁと今回も唸りました。
いただいた質問
「イスラム教は経典(コーラン)があって、本質も枝葉(実践の仕方)も変化しないという特徴があると思っているんだけど、禅はどうも違うような印象があります。どう捉えてますか?」
▼私の回答
たしかに、禅には
・聖書のようなすべての答えが一つにまとまっている経典はない
・日本は禅に限らず、昔から文字よりも口伝で教える文化が強かった
という特徴があると思う。
禅や日本の精神性は「柔軟に変わる」ことこそが、変わらない特徴かもしれない。
でも、禅で変わらないものがあるとすれば、gainからloseを教えるということかな。
足し算ではなく、引き算の仕方、考え方、ものの見方、生き方。
空(くう)という言葉や円相が表すように、中に何もない状態は大事にされてきたと思う。
円相の書き出しの点と終着点がくっついているのは、外側ではなく本来の自分に還っていくことを意味しているとも言われているそう。
私たちも、検索して何かを探す態度でなく、内側に還っていくことが禅から得られるヒントかもしれません。
▼学び&視点をツイストして少し解釈
面白い視点からの質問をいただき勉強になりました。
「空気に合わせる」という日本の特徴が、柔軟さ、言い換えれば一貫性のなさを印象付けているのかもしれません。
その不思議な感覚や民族性を知りたくて、聞いてくれた質問なのかなと思います。
キリスト教徒:24億人、世界総人口の約32%
イスラム教徒:19億人、世界人口の25%
この2つの宗教とユダヤ教とは一神教で、バイブルのような経典がある宗教です。
世界の50%以上が、一神教の宗教に属していると知っておくことは考え方の背景を想像するのに役立つと感じています。
禅の特徴をもっと外からの視点で学ぶとより面白い回答ができるだろうな~と感じたので、
禅に親しみがない人が作ったドキュメンタリーを観たり、外国人が書いた禅の本を読んだりするのは有効かもしれません。
これは禅×グローバル以外でも転用できる考え方で、
①相手がどういう視点、バックグラウンドからその質問をしているのか想像して
②その視点で描かれた本や映画から自分のコンテンツのユニークさや言葉選びのヒントをもらう
というステップになります。
参加者の方のバックグラウンド
・インドネシア出身で京都在住
・イスラム教徒
・英語ネイティブ/日本語日常会話程度
・大学1年生から大学院まで京都で6年間学生をして今年から社会人
・MICEのオーガナイザーとして、国際会議やイベントの実施をするお仕事
・日本のユニークなことわざを英語で発信する日本人も微笑んでしまう人気アカウントをやっている
彼もインスタにあげてくれました。
✔︎今この瞬間
✔︎感謝
✔︎マインドフル
と書いてます☺️
なんだかほっこりします。
瞑想やマインドフルネスへの親しみ度合いは?
・いわゆる"瞑想""マインドフルネス""禅"というものは体験したことがない
・イスラム教徒なので、毎日お祈りをしている。それが僕にとっての瞑想っても言えると思う
・禅のイメージは「バランス」(調和・均衡)
禅のイメージが必ずしも正しい理解でなくても、外国の方にかなりZENという単語は浸透しているイメージ。
ここからもう少し深めていけるといいな。
「仕事ではなく個人的興味があって」とZenEatingに参加してくれたのですが、終わりには
「国際カンファレンスのオーガナイザーの仕事をしていて、日本の要素がほしい時に呼ばせてもらいたい」
と言ってくださいました✨
嬉しいです!どこへでも行きます🌍
ZenEatingって何?
Zen Eatingのワークは、瞑想のような食事時間を過ごした後に対話をする、約1時間の体験。
食べながら瞑想を体験いただけるこのワークで、禅的な丁寧な時間を過ごしていただけます。日頃は無意識に行いがちな「食べる行為」を丁寧に行うことで、「身体の感覚を研ぎ澄ませることができた」と参加者のほとんどが感じるようです。
法人のご担当者様へ
リモートワークでのコミュニケーションで課題に感じていることはありませんか?
食べるという誰もが簡単にできる行為に、瞑想という心身が穏やかにゆるむ要素をかけ合わせたZenEating。
五感を使って食事をすることで身体の感覚が研ぎ澄ませて、脳がやわらかくなったり、思考と感性のバランスが整ったクリエイティブな状態を作れた、とご好評いただいています。
また、ZenEatingはチームビルディングとしてもご活用いただいています。
食べる瞑想をすることで、心が穏やかにオープンになることから、他者との関係性も良くなります。
結果的にチームの深い繋がりが、自然な形で実現したと複数の企業様からご好評いただいています。
◆ZenEatingを体験してみる
個人/法人/セミナー向けなど、開催しています。
ご要望が固まる前段階でもご相談くださいませ。
詳細はウェブサイト(日本語サイト)
次回イベントは2021年1/16(土)12:30~です。Zoomでお会いしましょう!
お申込みはこちら↓
◆音声を聞いてみる
▷日本語のみのアプリに音声提供しています。
▷英語表示に驚く方もいますが、日本語表示に切り替えて使ってください~!日本語音声も載せています!
◆SNS&お問い合わせ
-Instagram @zeneatingmomo
-Facebook @zeneatingmomo
-Twitter @zeneatingmomo
最新のイベント情報などはSNSでお知らせしています。フォローやシェア歓迎😊✨
◆英語ウェブサイト
英語でも開催しています。
プロフィール
食べる瞑想のZen Eating代表 にしむらももえ
禅に着想を得て、心の在り方を磨く食ワークを開発。Google米国本社やアクセンチュアからチームビルディング/健康増進プログラムとして採用された。
身体感覚を研ぎ澄ます食べ方を瞑想となぞらえ、コロナ禍に4ヶ月で30ヵ国、500名の心の安らぎに貢献。
幼少期のエジプト在住、30か国の旅行、山伏の祖父が住む山形が故郷、現在は東京在住と、文化のルツボを楽しんで生きる。
星野リゾートでのウェルネス担当の後、水道電気のない家に突撃ホームステイするなどの2年間のインド移住を経て、Cookpad勤務時にはデジタル市場で奮闘した。
ZenEatingの書籍執筆中、ドキュメンタリー制作が近年の夢。
いつもありがとうございます! 金額の多寡に関わらず、応援いただくお気持ちに背中を押していただけます。