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【保存版】半年で、月100万円稼ぐライターになるための具体的な方法。


今回は、コネなし&未経験や実績・経験が少ない中でライターとして稼ぐための具体的な道を、がっつりまとめてみました。

実際に、だめだめ会社員だった私が半年ちょっとで、週半分だけはたらき月収100万円を達成できた方法です。

他にも色々方法はあるでしょうが、サンプルの一つとして参考にしてもらえたら幸いです。


結論:小さな実績⇆大きな仕事の循環で、"上昇気流"を生み出す。

「仕事が取れない」「単価が上がらない」「業務量が多くて疲弊」。

この辺りが、副業・フリー転身等でライターがぶち当たる壁なんじゃないかと思います。私も最初、不安だった点でした。

で、多くの人(過去の私)がやってしまいがちなのが、「仕事をとる(実績を作る)」「単価を上げる」「条件のいい案件を取りに行く」というの漫然と全てやってしまおうとすること。
単発案件で。

でも、下記のように目的を明確に分けた方が、お金を稼いだり条件のいい仕事をもらうには手っ取り早いです。私は勝手に"上昇気流を生み出す法"と呼んでいます。

【A】
実績を作る。
→ 主に小さな案件(単発案件)を受ける。
・単価は重視しない。
・自分がやりたそうor得意そうな毛色の仕事をやる。

  ↑ 繰り返す ↓

【B】
単価を上げる/条件のいい案件を取りに行く。
→ 主に大きな仕事(月額・継続・プロジェクト)を受ける。
・小さな実績をもとに、取りに行く。
・単価を重視する。
・条件も重視する。(業務量に対する単価、時間や場所の自由等)
・自分がやりたいor得意な仕事をやる。


まず目的が明確なので、「単価低いな〜」とか「やりたいことじゃないんだよな〜」とか、モヤモヤして仕事をすることが無くなります。

で、【A】【B】を何回か繰り返すと、全ての実績が相互作用して、"上昇気流"の好循環を生み出してくれるようになります。単価は倍々ゲームで上がり、労働条件は自然とよくなっていく(労働時間が減る・リモート等希望の環境で仕事ができる)。

自分がやりたい/得意な毛色の仕事が見えてきたら、それを意識しながら仕事をとっていくことで、自然とそっちの方向の仕事にありつけるようになります。

それぞれについて詳しく書いていきます。


【A】-1:小さな実績を作る(概要編)。

自分が稼ぎたい額を稼ぐため/理想的な環境で働くため/やりたい仕事をするために、まずは小さな実績をいくつか作ってみてください。後々自分がきちんと実力をPRできさえすれば、2〜3個の実績でも十分です。

単価目安:不問。1本○円、文字単価○円。
実績作りの期間目安:1〜2ヶ月

〜小さな実績の作り方〜
【1】クラウドソーシングサイト(クラウドワークス等)
【2】スキル売買サイト(ココナラ等)
【3】異業種マッチングアプリ ←オススメ
【4】飛び込み?営業 ←オススメ

オススメは、【3】【4】です(私も3、4だけ使いました)。
理由は、【1】【2】はすでに実績のあるプレーヤーが有利な状況で、サイト内で信用を得て仕事を得るまでに時間がかかるからです。


【3】【4】の良い点は、社長や個人事業主の方、採用担当者と直接話ができる点です。ネット上だと信頼を得るのに実績やサイト内での評価が必要になります。が、対面で話ができれば、それだけで信頼ポイントを稼ぐことができます。

商談・営業に自信がなくても大丈夫。上手くニーズのある方とお会いできれば、仕事はもらえます。ライティングの仕事のいいところは、ニーズがそこら中にあることです。「めんどくさいライティングの仕事を外注したい企業」「独立したけど、正直手いっぱいで困ってる個人の方」は、表に出てないだけで結構いるものです。

なので商談・営業スキルを上達させるより「どこにニーズのある方がいるか」を考えることの方が重要です。その上で【3】【4】は私が考えついた中でベストな方法です。

それぞれについて詳しく説明していきます。


【A】-2:小さな実績を作る(方法編)

【3】異業種マッチングアプリ ←オススメ
異業種交流を目的に、様々な人と会えるアプリです。
プロフィールに「ライター」と書いておくと、ライターに会いたい人とマッチできます。交流会とかに参加してコツコツ人脈を作っていくよりずっと早く、ライターを求めている方にお会いできます。(私は『Yenta』を使っていました)。
【4】飛び込み?営業 ←オススメ
ライターを求めてる企業にアタックして、仕事をもらう方法です。
Indeedや求人ボックスなんかで、ライター募集の仕事を探してみましょう。業務委託・単発・副業・未経験OKなど自分にぴったりな案件があれば、そのまま応募するといいです。

〜上級編〜
"商談"とか"飛び込み?営業"と書いたのは、正社員募集/経験者採用等のところでも、業務委託や単発でお仕事をもらえないか交渉してみると、意外ともらえたりするから。社員として雇用するより圧倒的にコスパがいいし、リスクも少ないので、制度が整っていれば企業側としてもメリットが大きいのです。正社員で雇うよりは断然安いので、単価も高めでいただけたりします。(ただこの方法を使う場合は、実績か、ライティングの実力を証明できるものを携えていった方がいいです)。

※特にIT・ベンチャー系の企業等、副業・外注契約が盛んな会社は、検討してもらいやすいです。

結局、「交渉なんてできない」という迷いや、「迷惑がられるかも」という戸惑い、恥ずかしい、めんどくさい・・・という自分の気持ちにさえ打ち勝てれば、直接仕事をもらいに行く方が断然早いし、単価も上がりやすいです(小さな実績作りでは単価はあまり重視しませんが、いい単価でもらえるならもらった方がいいのは間違いありません)。アメリカ人や中国人になったつもりで、交渉しにいってみましょう。

私の肌感では、【3】で10人の人に会い、【4】で10社に声をかけてみれば、1つは仕事をもらえるんじゃないかと思います。

★勝率を上げるちょっとしたコツ
マッチングアプリのプロフィールの文章・写真、企業へのメール文面等にこだわってみましょう。「会ってみたい」「この人に会うとメリットがありそう」と思われる文章を、書いてみましょう。会う前の印象がいいと、会ってから話が下手だったり緊張してても、カバーできます。



こうして小さな実績を作った後は、【コネなし&未経験から、稼げるフリーライターを目指す人に伝えたいこと】の記事を参考に、ぜひポートフォリオを作ってみてください。小さな実績一つ一つを大切にして魅せることが、ステップ2で効きいてきます。


【B】-1:大きな仕事を受ける(概要編)。


さて、本noteアカウントではこれまで、「なるべく手っ取り早く」「無駄なく」稼いでいきたい人のための邪道的方法を紹介してきました。私自身要領がよくないタイプなので、そうしないと稼いでいくためのスタミナが持たなかったからです。


その点、小さな案件(単発案件)だけで単価を上げていくのは、結構時間がかかります。継続的に依頼をもらえるとも限りません。

そこでおすすめなのが、小さな実績を元に商談し、大きな仕事を受けていくこと。月額いくら、1プロジェクトいくら、とか大きな契約をもらっていくことです。

単価目安:月額・プロジェクトともに数十万円〜。

〜大きな仕事の受け方〜
【1】小さな実績を作った企業からもらう
【2】飛び込み?営業
【3】フリーランス向けエージェントからもらう ←オススメ
【4】成功報酬の仕事をもらう ←オススメ


【B】-2:大きな仕事を受ける(方法編)。

まずは【1】【2】から。

【1】小さな実績を作った企業からもらう。
『【A】小さな実績を作る』で実績を作った企業に、月額で継続的にまとまったお仕事をもらえないか、交渉してみる方法です。一回一緒に仕事しているので、これでもらえたらスムーズです。

スムーズですが、「単発」→「月額」の切り替えって意外と難易度が高かったりします。(向こうも仕事量が安定していないからこそ、「単発」で仕事を依頼してたりするわけだからです)。ので、小さな実績を作った企業からは引き続き単発でお仕事をもらえそうならもらって、忙しそうなタイミングで大きな契約の切り替えを交渉してみるのがいいかもしれません。
【2】飛び込み?営業
『【A】小さな実績を作る』の項目と同じです。『大きな仕事を受ける』のステップでは、正社員募集の企業に交渉してみるのもありです。「週2日程度の稼働」など契約内容に含めれば、正社員と似た働き方ができるので、企業にも納得してもらいやすいです。


で、この【2】契約の仕方を、エージェントが提案してくれるのが【3】になります。

【3】フリーランス向けエージェントからもらう ←オススメ
週1日稼働の案件から、週5日稼働の案件まで、多くの案件をエージェントが持っていて、紹介してくれます。最近では、会社員として働きながら副業の形でもOKな案件も増えています。やっぱり個人で大きな仕事を取るのって難しいので、どんどんエージェントを使ってみるといいと思います。無料で、とてもオススメです。

★案件を紹介してもらうコツ
エージェントを利用する場合、履歴書・職務経歴書・ポートフォリオ等をしっかり作り込んでおくことが大切です。エージェントの人が企業に紹介しやすいように、【A】で作った実績やこれまでの経歴等をアピールしましょう。


もう一つ、おすすめなのが【4】です。

【4】成功報酬の仕事をもらう ←オススメ
これは単発の仕事ではあるのですが、『ある目的を果たすプロジェクトの成果として、報酬をもらう方法』です。この方法がオススメなのは、プロジェクトが成果を上げた時に、それがそのまま自分の実績としてずっと使えることです。

ただ、成果を出さないとどうしようもないので、成果を出した際の単価や条件などは自分がテンションが上がる額で契約し、全力でやってみましょう。

時間に余裕がある時に、異業種交流アプリを使ったり、経営者交流会などに顔を出してみて、「成功報酬」で交渉できそうな仕事を普段から探しているといいと思います。

※私の場合【2】の飛び込み?営業で、【4】の成功報酬の仕事をもらえたことが、大幅な収入アップに繋がりました。キャリアが浅かった私が【3】のエージェントを通して高単価の契約を多くもらえたのも、成果報酬の実績があったからでした。

★成功報酬案件をもらうちょっとしたコツ
とにかく向こうの「課題」を聞くことです。で、「それを解決できるかもしれない」「ただ保証はできないから、成功報酬でやらせてほしい」「一度やらせてもらえませんか?」みたいな流れだと、「悪い話じゃない」と思ってもらいやすくなります。(いきなり「成功報酬なんですけど〜」って話をすると、怪しまれてしまったり、金額が高く見えてしまうため)。

実績が増えたら、自分の価格相場も上げていきましょう(1.5倍程度ずつくらい上げていくのがおすすめです)。


これを繰り返していきます。

大きな仕事がもらえるようになったら、食べていくには問題なくなってきます。

が、大きな仕事メインで受けつつ、小さな実績で可能性を広げていくことでさらに単価を上げたり、自分がやりたい毛色の仕事にグッと近づけます。

※私の場合、求人広告を書いた経験しかなかったのですが、1年足らずでずっとやりたかった旅行・デザインに関わるお仕事ができました。

あとは、ライティングに軸足をおきながら、コピーライティング、ディレクション、企画、編集などどんどん上流の仕事を受けていくと、労力が減っていきます。これも、小さな実績で仕事の領域を拡大することができます。

この業務領域の拡大の話はコピーライターとして有名なまよまよ先生の記事が、とっても分かりやすかったです(勝手ながらおすすめさせていただきます)。


・・・こうして文章にして書くと、ものすごい行動量が多く、しんどそうに見えるかもしれませんが、全くそんなことはありません。

上記の「コツ」の項目に書いたような「力を入れるポイント」さえ見誤らなければ、単価も上がっていくし、自分の好きなこと/得意なことが増えていくので、どんどんラクになっていきます。

沢山業務量をこなして地道に収入を上げていくより、ずっとラクです。

大丈夫。寝坊・ミス常習犯のダメダメ社員だった私も、無理なくやってこられました。

※特に最近は多くの企業が「リモートワーク」や「正社員雇用の見直し」をしているので、副業や業務委託契約の交渉も聞いてもらいやすいです。


終わりに。

ライターって好きな時に、好きな場所で働けることが多いし、自由が好きな人にとっては本当に素敵な仕事です。PC一つでどんどん仕事を作ることができます。

この内容が、フリーランス・副業ライターを目指す方、実際ライターとしてキャリアをスタートした方の、参考になりましたら幸いです。


P.S 個人として仕事をはじめた時に結局一番の壁になっていたのは、自分でした。「いかに、"会社員としてダメダメだった"という自分像に囚われずやっていけるか」「不安に押しつぶされず、いつも頭をクリアにできるか」「行動するモチベーションを保ち続けられるか」といったところです。

この辺りは会社員時代に現実逃避のために読みまくった沢山の成功哲学の本がとても役に立ちました(笑)。興味を持ってくださった方は、ぜひ私の電子書籍↓も読んでみてくださいね!

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