「第4波ではない」と考えることが危険!

昨年末、感染者数が急増した時、「誰もが危険だ」と判断出来るところまで来てから対策を強化しても間に合わないのではないかという投稿をしました。

政府が緊急事態宣言をようやく出したのは、私の投稿から1ヶ月半も先のことでした。結果、「病院までたどり着けずお亡くなりになられた方々」まで出てしまいました。「変異株」も拡大してしまいました。

今回、大阪府で「重症者のコロナ対応病棟勤務」の医師が「第3波」より、今回の方が感染者数が増加する速度がずっと速いと言っていました。

「第3波」より速く急増しているのですから、前回より「速く」「より厳しい」規制が必要であると考えるのが普通でしょう。

「第4波がまだ来てない」と考えれば、対策は遅れます。「第3波」と同じか、より遅れれば、感染死亡者数(なかでも「病院までたどり着けずお亡くなりになられる方々」)が激増することでしょう。

「変異株」を考慮しないで「緊急事態宣言解除」を行ったり、「第4波に入っている」のに「まだ第4波ではない」と言ったり、あるものをないこととして処理する政策はもうやめてもらいたいです。「公文書」を書き換えたりするのも同じ思考なのでしょう。都合の悪いものは見ないという悪いしきたりをやめられないなら「与党失格」ですね。

「存在するもの」はどう考えても「存在している」のです。

「目をそらしても」「ウイルス感染症」は確実に第4の波を形成してきているのです。

政府は今度こそ、「速く」「強い規制」を出すことを「第3波」から学習出来ていることを祈っています。

首相が「第4波ではない」ではのぞみは薄そうですが・・・。

ご愁傷様です。

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