急に感染者減少させるには強いロックダウンが必要!:遅れればその分長期化する

昨年の春の緊急事態宣言時より、感染拡大しています。昨年の春で人と人との接触を8割減らして感染拡大抑制出来ました。今回はそれより悪い状態です。すでに医療崩壊しており、時間的猶予は全くありません。

急に感染者数を減少させるためには、最低8割出来れば9割人との接触を控える「強いロックダウン」を行わないと無理でしょう。

今の対策では、緊急事態宣言前と比べて、3〜4割程度は人と人の接触は減少したでしょうが、全く足りませんね。

私は11月下旬から「初めから強いロックダウンが必要」と言っています。過去の投稿を参照願います。私の推奨よりもう2ヶ月近く遅れています。

ゆるい規制から規制強化する場合、失敗した政策の期間もウイルスはどんどん増加して拡散してしまいます。対策が後手後手で感染拡大ペースから遅れてしまうのです。

「強いロックダウンは経済がダメになる」という政治家は短期的視野しかないからです。

経済的困窮者は政府が本気を出せば助かる可能性はありますが、感染で重症化して亡くなりそうな人は政策では助かりません。感染拡大させないしかないのです。経済のためと言いますが過去のスペイン風邪から10年間の経過的損失は感染拡大地域の方が多いのです。分科会の経済専門家も今は感染拡大抑制を優先しないと経済的にも悪くなるとおっしゃっています。

何をもとに政府は「ゆるい規制」にしているのか全くわかりませんね。

規制がゆるい→感染拡大継続→規制期間が延長もしくは強い規制→経済のダメージ増加と最終的には感染者死亡が増加する上、経済的損失も最大になることでしょう。

結局「短期的な経済を優先して、長期的には最悪の経済状態にしてしまう」可能性が高くなります。

「短期的な利益に目が眩み、大局を見失う」ことほど怖いものはありません。

自宅待機の感染者が治療を受けられずにどんどんお亡くなりになられています。

地獄ですね。私の過去の投稿を見てもらえればいろいろ提案しています。政府のお金(最後はみんなで税金で返しましょう)は相当かかるとは思いますが、政治家が「命を守る」というなら「守るべき」でしょう。

そうではない、哀れな国、日本ですね。

哀れな日本国民の皆様、ご愁傷様でございます。

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