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自作「ポメラ」用膝上テーブルへの道:②パーツ製作
材料は揃った。あとは手を動かす。
――だけじゃなかった。
前回の記事
接着試験
最初にやるべきはG17接着剤で100均ジョイントマットは接着できるかの確認です。有孔ボードの方は原材料が木材と紙なのでくっつくのが判りきってるので省略。
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不要なジョイント部を2つカッターで切り落とし、G17を塗り、15分放置します。
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接着剤を塗った面どうしをくっつけて圧迫します。小さいので指で十分です。
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見事にくっつきました。接着剤選びは誤っていなかったようです。
ボードのヤスリ掛け
前回、お節の蓋は縁が手首に食い込んで痛いと言いました。有孔ボードも同じく堅い板なので、削って丸めることにします。
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幸い、過去に色々と石磨きキットを買っていたので紙ヤスリが余っています。石磨きと同じ要領で、紙ヤスリを濡らしてからボードの角を丸めますが――
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――やってしまった………。
削るべきではない塗装面まで削ってしまいました。このままでも機能には問題ないでしょうが、見栄えが良くないのは使用するさいのテンションに関わるのでなんとかします。
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手始めに有孔ボードの塗装面全体に紙ヤスリを掛けて荒らしました。
マットの切り出しと穴開け
ここでいったんジョイントマット側の作業に移行します。
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ジョイント部はいらないので残りも全部カッターで切り落とします。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133224771/picture_pc_87af079bf3bef5a22af41d2a0b8a4128.png?width=800)
(この写真に注目)
断面をなるべく整え、有孔ボードを当てて同じ大きさになるようマットを切り出します。
実は切り出しにいちど失敗してやり直してます。
断面をスパッと綺麗にしようとしてやり直しを繰り返した結果、ボードよりサイズが小さくなったんですよね……。
2枚目はほんとギリギリだったので、ダイソーのジョイントマットが大きくて本当に助かりました。
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(クリップはむしろ邪魔だった)
切り出したマットと有孔ボードを重ねてマステで固定します。
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この状態でボードの全ての穴に丸錐を刺し、ムレ防止の穴の位置決めをします。
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参考元ではドライバーで穴を開けていましたが、それだと穴の形が美しくないので当noteで大活躍のスクリューポンチを使います。
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マットはかなり厚みがあるので上手くいくか心配でしたが、柔らかいので問題なく穴開けできました。スクリューポンチすごい。
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スクリューポンチは安いのもありますが、替え刃の種類が多い野中製作所に初期投資しておいて良かったです。今回は5mm径を使用しました。
滑り止め問題
前回、両面テープを使いたくないがために滑り止めをどうするか問題を先送りしました。
よく考えてみれば、ポメラ使用中はキーボードから両手が離れることはほぼありません。つまり手でポメラを支えているのですから、万が一の落下防止ができれば何でも良いわけです。
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――というわけで切り落としたジョイントマット連結部をボードに貼って支えにすることにしました。
ちなみに写真の位置はキーボードを打つとき邪魔になるので没にしました。
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支え用パーツの大きさを揃えるべく、ジョイント部を切っては失敗しまた切って、を繰り返しました。たくさんあったジョイント部、殆ど使い果たしてようやく満足のいくできに。
次回はボード側の処理に戻ります。
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