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先生 -詩-

学校の先生になりたいと

大人を笑わせるような

本当に活発な子どもだった

ただそこに存在するだけで

息をするだけで

その価値を認められた


黄色の世界


いつからか あの目の輝きは

光を失って見えなくなった

だから もう自分は存在しないのだと思った


白黒の世界


今 学校にはいない

横には私を先生と呼ぶ 子どもたち

同じ気持ちの仲間と一緒に


あの時の夢


今 私は

黄色の世界にいるのかもしれない

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