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わたしのいるところ


・ジュンパ・ラヒリ 著

・中嶋浩郎 訳

・新潮社クレスト・ブックス

イタリアに住む、45歳独身女性の日常を描いた物語。

著者の両親はベンガル人、出生国はイギリス、育った国はアメリカ、40歳を過ぎて夫と二人の子供と移住した都市はローマ。

「孤独はわたしそのもの。孤独に動かされてわたしは書いてきた」という、著者ジュンパ・ラヒリのイタリア語による初の長篇小説。

目次

歩道で
道で
仕事場で
トラットリアで
春に
広場で
待合室で
本屋で
自分のなかで
美術館で
精神分析医のところで
バルコニーで
プールで
道で
ネイル・サロンで
ホテルで
チケット売場で
日だまりで
わたしの家で
八月に
レジで
自分のなかで
夕食に
ヴァカンス中に
スーパーで
海で
バールで
お屋敷で
田舎で
ベッドで
電話で
日陰で
冬に
文房具店で
夜明けに
自分のなかで
彼の家で
バールで
目覚めに
母の家で
駅で
鏡に
墓地で
すぐ近くに
どこでもなく
電車の中で


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